「あのTikTok曲なんだろう?」を解決!気になるBGMを簡単に見つける完全ガイド
TikTokをスクロールしていると、思わず指が止まってしまうような素敵な動画に出会うことがありますよね。その動画の魅力の大きな部分を占めているのが、バックグラウンドで流れる音楽、いわゆる「BGM」です。心地よいメロディー、印象的な歌詞、中毒性のあるリズム…。「この曲、なんていうんだろう?」「誰が歌っているんだろう?」そう思った経験は、きっとあなただけではないはずです。
TikTokは、短い動画に合わせて音楽が多様に使われるプラットフォームです。そのため、普段は耳にしないような洋楽、邦楽、K-POP、ボカロ、インストゥルメンタル、そしてTikTokから生まれたオリジナルソングまで、様々なジャンルの楽曲と出会うことができます。気になる曲を見つけたら、それをきっかけに新しいアーティストを知ったり、自分のプレイリストに追加したり、他の動画でも使ってみたりと、楽しみがさらに広がります。
しかし、「あの曲!」と思っても、動画に曲名が表示されていなかったり、知っている曲ではない場合、どうやって探せば良いのか迷ってしまうことも少なくありません。特に、短いループ音源だったり、セリフや効果音に紛れていたりすると、特定はさらに難しくなります。
この記事では、そんな「TikTokで流れるあの曲、なんだろう?」という疑問を解決するための、あらゆる方法を網羅してご紹介します。TikTokの公式機能から、便利な外部ツール、そして他の人の力を借りる方法まで、初心者の方でも安心して試せるように、各手順を非常に詳しく解説していきます。さあ、あなたもこの記事を読んで、気になるあのTikTok曲の正体を突き止め、あなたの音楽の世界をさらに広げてみましょう!
TikTokで流れる曲を探す方法の全体像
TikTokで流れる音楽を見つけ出す方法は、大きく分けて以下のカテゴリに分類できます。
- TikTokの公式機能を使う: アプリ内に搭載されている機能や、動画自体に表示されている情報を活用する方法です。最も手軽に試せる最初のステップと言えるでしょう。
- 外部の楽曲特定サービス・アプリを使う: スマートフォンのマイクを使って流れている音を認識させ、曲名を特定してくれる専門のツールを使う方法です。TikTokアプリから一度離れて別のアプリを起動する必要がありますが、非常に高い精度で多くの曲を特定できます。
- 人力で探す(コミュニティを活用): 自分一人では見つけられない場合、他のTikTokユーザーや音楽に詳しい人に助けを求める方法です。動画の一部を共有したり、具体的な情報を伝えたりして、人々の知恵を借りるソーシャルなアプローチです。
- 歌詞から検索する: 曲の中に歌声があり、歌詞の一部でも聞き取れる場合に有効な方法です。インターネット上の歌詞データベースや検索エンジンを活用します。
これらの方法は、それぞれ得意なことや使い方が異なります。一つの方法でうまくいかなくても、別の方法を試したり、複数の方法を組み合わせたりすることで、特定できる可能性が格段に高まります。まずは公式機能から試してみて、難しければ外部サービスや人力検索、歌詞検索に進む、という流れがおすすめです。
それでは、それぞれの方法について、具体的な手順と詳細を見ていきましょう。
方法1:TikTokの公式機能を使う
まずは、あなたが普段使っているTikTokアプリの中で完結する方法から試してみましょう。これは最も手軽で、追加のアプリなどをインストールする必要がないため、すぐに実践できます。
1-1. 動画に表示されている楽曲情報を見る
TikTokの動画には、多くの場合、使用されている楽曲の情報が表示されています。これを確認するのが最もシンプルで直接的な方法です。
楽曲情報が表示される場所
- 動画の下部: 動画のタイトルやキャプション、ハッシュタグが表示されているエリアのすぐ上に、小さな文字で使用されている楽曲のタイトルとアーティスト名が表示されることが多いです。
- 動画クリエイターのアカウント名の下: アカウント名のすぐ下に、楽曲名が表示されることもあります。
- ハッシュタグの上: 動画の種類によっては、楽曲情報がハッシュタグのさらに上に表示されることもあります。
これらの場所には、スピーカーや音符のアイコンと共に楽曲名が表示されていることが多いです。
楽曲情報をタップした時の挙動
表示されている楽曲情報をタップすると、通常はその楽曲に関する専用のページに遷移します。このページでは、以下のような情報を得ることができます。
- 楽曲の正式名称とアーティスト名: ここで正確な曲名とアーティスト名を確認できます。
- その楽曲が使われている他の動画: 同じ楽曲を使用して作られた他のTikTok動画一覧を見ることができます。これを見ることで、その楽曲がTikTokでどのように流行しているか、どのような動画に使われているかを知ることができます。
- アーティスト情報: アーティストのプロフィールや他の楽曲情報にアクセスできる場合があります。
- 楽曲をお気に入り登録する: 今後、自分が動画を作成する際にすぐに使えるように、楽曲を「お気に入り」や「セーブ」リストに追加できます。
見つけ方のコツ
- 注意して見る: 動画の内容に注目しがちですが、楽曲情報が表示されていないか、動画の下部やアカウント名の下などを意識して見てみましょう。
- 一時停止する: 動画が短い場合や、楽曲情報がすぐにスクロールされて消えてしまう場合は、動画を一時停止させてじっくり確認してみてください。
- 表示されない場合: 残念ながら、全ての動画で楽曲情報が表示されるわけではありません。特に、ユーザーが自分で録音したオリジナル音源、外部からインポートした個人的な音声、あるいは著作権上の理由などにより、情報が表示されないことがあります。また、動画の編集段階で元の音声とは別の音源を重ねている場合なども、正しく表示されないことがあります。この場合は、他の方法を試す必要があります。
この「動画の楽曲表示を見る」方法は、最も簡単かつ確実な方法の一つです。まずは気になる動画を見つけたら、この情報をチェックする習慣をつけましょう。
1-2. TikTokアプリ内のサウンド検索機能を使う
TikTokアプリには、現在聞いている音から楽曲を特定する「サウンド検索」機能が搭載されています。これは、先述した外部サービス「Shazam」や「SoundHound」のような機能をTikTokアプリ内で利用できるものです。
サウンド検索機能の場所と使い方
機能の場所はTikTokアプリのバージョンやOSによって若干異なる場合がありますが、一般的なアクセス方法は以下の通りです。
- 発見(Discover/虫眼鏡アイコン)タブを開く: アプリ下部のメニューバーにある虫眼鏡のアイコンをタップして、「発見」ページを開きます。
- 検索バーの横にあるアイコンを探す: 画面上部の検索バーの右端、または検索バーの近くに、音符や波形のようなアイコンが表示されていることがあります。これがサウンド検索機能への入り口です。
- アイコンをタップ: そのアイコンをタップすると、サウンド検索の画面が開きます。
- 「今流れている音楽を認識」などをタップ: サウンド検索画面に遷移したら、「今流れている音楽を認識」といったボタンが表示されているはずです。このボタンをタップすると、マイクが有効になり、周囲の音を聞き取り始めます。
- 音源に近づける: スマートフォンのマイク部分を、特定したい音が流れている場所(スマートフォンのスピーカーなど)に近づけてください。
- 結果を確認: 数秒待つと、認識された楽曲の情報(曲名、アーティスト名など)が表示されます。
サウンド検索機能の精度と成功させるコツ
- 精度: TikTokのサウンド検索機能は、Shazamなどと同様に、AIによる音声認識技術を利用しています。多くの有名な楽曲であれば高い精度で特定できます。しかし、BGMが非常に短かったり、他の音(セリフ、効果音、周囲の雑音など)が大きすぎたり、楽曲が非常にマイナーな場合は、うまく認識できないこともあります。
- 成功させるコツ:
- 静かな場所で試す: 周囲の雑音が入ると認識率が下がります。できるだけ静かな環境で試しましょう。
- 音源をクリアにする: 特定したいTikTok動画の音量を少し上げて、スマートフォンのスピーカーから明確な音が出るようにします。
- マイクを音源に近づける: スマートフォンのマイク(通常、本体の下部や上部にあります)を、TikTokの音が流れているスピーカーのすぐ近くに持っていきます。
- 楽曲が流れているタイミングで正確に: サウンド検索を開始するタイミングは、特定したい楽曲がはっきりと流れている瞬間を選びましょう。セリフや効果音でかき消されているタイミングでは認識が難しくなります。
このアプリ内サウンド検索は、TikTokを見ながらすぐに試せる点が魅力です。外部アプリを切り替える手間が省けるため、まずはこの機能を試してみるのも良いでしょう。
1-3. 動画のコメント欄を見る・コメントする
TikTokのコミュニティ機能である「コメント」も、楽曲特定の手がかりになることがあります。
コメント欄を見る
- 他のユーザーも同じ疑問を持っている: あなたが「この曲なんだろう?」と思った曲は、他の視聴者も気になっている可能性が高いです。動画のコメント欄を見てみると、「この曲名知りたい!」「BGM教えてください!」といった質問がすでに書き込まれていることがあります。
- 誰かが回答している可能性: もし質問があれば、親切な他のユーザーや、時には動画のクリエイター自身が楽曲名を教えてくれている場合があります。コメントを遡って確認してみましょう。
- コメント検索: コメントが多い動画の場合は、キーワードでコメントを検索できる機能があれば活用してみましょう。「曲名」「BGM」「音楽」「Song name」などのキーワードで検索すると、関連するコメントを効率的に見つけられます。
コメントする
コメント欄を見ても曲名が分からない場合は、自分でコメントを残して質問してみましょう。
- 具体的な質問を: ただ「曲名教えて」と言うだけでなく、「この動画の〇分〇秒あたりで流れている曲が気になります。曲名を教えていただけないでしょうか?」のように、具体的に質問する方が回答を得やすいです。
- 感謝の気持ちを添える: 回答してくれた人には、「ありがとうございます!」など感謝の気持ちを伝えましょう。
- デメリット: コメントは必ず返信があるとは限りません。また、返信が来るまでに時間がかかることもあります。他の多くのコメントに埋もれてしまい、見落とされる可能性もあります。
コメント欄を活用する方法は、他のユーザーとの交流を通じて情報を得るソーシャルな方法です。運が良ければすぐに情報が得られますし、他の人の疑問を見ることで、自分以外にもこの曲を探している人がいると知ることもできます。
1-4. 動画のキャプションやハッシュタグを見る
動画のクリエイターが、キャプション(動画の説明文)やハッシュタグに、使用した楽曲名やアーティスト名を記載している場合があります。
- キャプション: 動画のタイトルや説明文として表示される部分です。ここに「BGM: [曲名] – [アーティスト名]」のように明記されていることがあります。特に、自分で選んだ曲や、特定のアーティストの曲を使っていることを強調したいクリエイターは、ここに情報を記載しやすいです。
- ハッシュタグ: 「#曲名」「#BGM」「#使ってみた」など、楽曲に関連するハッシュタグが付けられている場合があります。ただし、「#良い曲」「#チル」「#エモい」など、曲の雰囲気を示すハッシュタグだけでは特定の直接的な手がかりにはなりにくいです。
キャプションやハッシュタグは、動画を開いてすぐに確認できる情報です。ここにも楽曲情報がないか、必ずチェックするようにしましょう。
方法2:外部の楽曲特定サービス・アプリを使う
TikTokの公式機能でうまく特定できなかった場合や、より高い精度で特定したい場合は、専門の楽曲特定サービスやアプリを活用するのが非常に有効です。これらのツールは、スマートフォンのマイクを通して流れている音を聞き取り、膨大な楽曲データベースと照合して曲名を特定します。
2-1. Shazamを使う
Shazamは、おそらく最も有名で広く使われている楽曲特定アプリです。非常に高い精度と素早い特定能力を持っています。
Shazamのサービス概要と特徴
- 高い精度: 音楽の「音紋」を解析して特定するため、多少の雑音があっても多くの楽曲を認識できます。
- 広範なデータベース: 世界中の膨大な楽曲データを保有しており、メジャーな曲からマイナーな曲まで幅広く対応しています。
- 素早い特定: 音楽が流れ始めてから数秒で特定できることが多いです。
- 履歴機能: 特定した曲の履歴がアプリ内に残るため、後で見返すことができます。
- Apple Music/Spotify連携: 特定した曲をApple MusicやSpotifyで再生したり、プレイリストに追加したりする連携機能があります。
Shazamの使い方(TikTokと組み合わせて)
Shazamはスマートフォンのマイクで周囲の音を聞き取るため、TikTokアプリで動画を再生しているスマートフォンとは「別のデバイス」を用意するか、スマートフォンの「バックグラウンド機能」を使う必要があります。
方法A:別のデバイスを使う(推奨)
- Shazamアプリをインストール: 別のスマートフォンやタブレットにShazamアプリをインストールします。
- TikTok動画を再生: 特定したい曲が流れているTikTok動画を、あなたのスマートフォンで再生します。音量は少し大きめにしておきましょう。
- Shazamを起動し、認識を開始: もう一つのデバイスでShazamアプリを起動し、大きな認識ボタン(Shazamのアイコン)をタップします。
- マイクを音源に近づける: Shazamを起動したデバイスのマイク部分を、TikTok動画を再生しているスマートフォンのスピーカーに近づけます。
- 特定されるのを待つ: Shazamが音を聞き取り、データベースと照合して曲名を特定します。特定されると、曲名、アーティスト名、アルバム情報などが表示されます。
方法B:同じデバイスのバックグラウンド機能を使う(iOSのコントロールセンター機能など)
iOSデバイス(iPhone, iPad)には、Shazamの機能をコントロールセンターに追加して、アプリを切り替えずにバックグラウンドで楽曲認識をさせる機能があります。
- Shazamアプリをインストール: あなたのiPhone/iPadにShazamアプリをインストールします。
- コントロールセンターにShazamを追加:
- 設定アプリを開きます。
- 「コントロールセンター」をタップします。
- 「コントロールを追加」のリストから「ミュージック認識」(Shazamのアイコン)を見つけて、緑色のプラスボタンをタップします。これでShazamがコントロールセンターに追加されます。
- TikTok動画を再生: 特定したい曲が流れているTikTok動画を再生します。
- コントロールセンターを開き、Shazamをタップ: 画面の右上隅(または下部)からスワイプしてコントロールセンターを開き、追加した「ミュージック認識」(Shazamのアイコン)をタップします。アイコンが光って認識が開始されたことを示します。
- TikTok動画を流し続ける: TikTok動画をそのまま流し続けます。Shazamがバックグラウンドで音を聞き取ります。
- 通知を確認: 特定が完了すると、画面上部に通知が表示されます。通知をタップすると、Shazamアプリで特定された楽曲情報を見ることができます。
Androidデバイスでも、一部の機種や設定で同様のバックグラウンド認識機能やウィジェット機能が利用できる場合があります。Shazamアプリの設定や、スマートフォンの設定を確認してみてください。
Shazamのメリット・デメリット
- メリット:
- 非常に高い特定精度
- 高速な認識
- 膨大な楽曲データベース
- 特定履歴が便利
- Apple Music/Spotify連携
- デメリット:
- 周囲の雑音に影響されることがある
- 非常に短いBGMや、セリフに完全に隠れてしまうような音源は認識が難しい場合がある
- 全く新しいオリジナル音源や、非常にマイナーな楽曲は特定できないことがある
- 別のデバイスを使う場合は、もう一台の端末が必要
Shazamは、TikTokで流れる多くの楽曲を特定するための非常に強力なツールです。特に、楽曲がクリアに流れている動画で威力を発揮します。
2-2. SoundHoundを使う
SoundHoundもShazamと同様の楽曲特定アプリですが、ユニークな機能も持っています。
SoundHoundのサービス概要と特徴
- 高い特定精度: Shazamに匹敵する高い精度で楽曲を特定できます。
- ハミング・鼻歌検索: SoundHoundの大きな特徴は、曲名が分からない場合でも、メロディーを鼻歌やハミングで歌って聞かせることで楽曲を特定できる機能です。歌詞を全く聞き取れない場合や、インストゥルメンタル曲で有効です。
- 歌詞表示: 特定した楽曲の歌詞をリアルタイムで表示する機能があります。
- アーティスト情報: アーティストの経歴やディスコグラフィーなど、詳細な情報を提供します。
SoundHoundの使い方(TikTokと組み合わせて)
基本的な使い方はShazamと同様で、別のデバイスを使うか、バックグラウンド機能(可能であれば)を活用します。
- SoundHoundアプリをインストール: アプリストアからSoundHoundアプリをインストールします。
- TikTok動画を再生: 特定したい曲が流れているTikTok動画を再生します。
- SoundHoundを起動し、認識を開始: SoundHoundアプリを起動し、中央のSoundHoundボタン(オレンジ色で波形のようなアイコン)をタップします。
- マイクを音源に近づける: SoundHoundを起動したデバイスのマイクを、TikTokの音が流れているスマートフォンのスピーカーに近づけます。
- 特定されるのを待つ: SoundHoundが音を聞き取り、特定します。
- ハミング・鼻歌検索を使う場合: もし音源がクリアでなく特定が難しい場合や、メロディーは覚えているが音源がない場合などは、SoundHoundボタンをタップした後、自分でメロディーを鼻歌やハミングで歌ってみてください。約10秒以上歌うのがコツです。
SoundHoundのメリット・デメリット
- メリット:
- 高い特定精度
- ハミング・鼻歌検索機能が便利
- 歌詞表示機能
- 詳細なアーティスト情報
- デメリット:
- Shazamと同様に、雑音や音源の状態に影響されることがある
- ハミング・鼻歌検索の精度は、歌い方や曲の複雑さによって変動する
ハミング・鼻歌検索機能は、TikTokで短いBGMや印象的なメロディーだけを耳にして、音源として手元にない場合に非常に役立ちます。メロディーさえ覚えていれば試す価値のある方法です。
2-3. Google アシスタント / Google 検索 (「鼻歌検索」機能)を使う
Googleのサービスにも、楽曲特定機能があります。特にGoogle アシスタントやGoogle検索アプリに搭載されている「鼻歌検索」機能は、SoundHoundと同様にハミングや鼻歌で検索できる点が魅力です。
Googleの楽曲特定機能の概要
- Google アシスタント: Androidデバイスではホームボタン長押しや「OK Google」で起動、iOSデバイスでもアプリをインストールして利用できます。「この曲なに?」と話しかけると、周囲の音から楽曲を特定しようとします(Shazam連携)。
- Google検索アプリ: Android/iOSのGoogle検索アプリや、PCのGoogle検索の機能として「鼻歌検索」機能が提供されています。
- 鼻歌検索: 特定のメロディーを10〜15秒ほど歌ったりハミングしたりすることで、似ている可能性のある楽曲リストを提示してくれます。
Googleの楽曲特定機能の使い方(TikTokと組み合わせて)
方法A:Google アシスタントを使う(周囲の音から特定)
- Google アシスタントを起動: スマートフォンに向かって「OK Google」と話しかけるか、ホームボタン/電源ボタン長押しなどでGoogle アシスタントを起動します。
- 「この曲なに?」と聞く: アシスタントが起動したら、「この曲なに?」または「流れている曲はなに?」と話しかけます。
- 音源を聞かせる: TikTok動画を再生し、アシスタントが音を聞き取れるようにします。
- 結果を確認: 特定されると、画面上に曲名とアーティスト名が表示されます。この機能はShazamと連携している場合が多いです。
方法B:Googleアプリの鼻歌検索を使う(ハミング・鼻歌から特定)
- Googleアプリを開く: Android/iOSのGoogle検索アプリを開きます。
- マイクアイコンをタップ: 検索バーの右側にあるマイクアイコンをタップします。
- 「曲を検索」または「鼻歌で検索」をタップ: 音声検索の画面が表示されたら、画面下部などに表示される「曲を検索」や「鼻歌で検索」といったボタンをタップします。
- メロディーを歌う/ハミングする: 指示に従って、特定したい曲のメロディーを10〜15秒ほど歌ったりハミングしたりします。TikTok動画を見ながらそのメロディーを耳コピして歌うのも良いでしょう。
- 結果を確認: Googleがデータベースと照合し、似ている可能性の高い楽曲リストを表示します。一致度が高い順に表示されるので、心当たりのある曲を試聴して確認します。
Googleの楽曲特定機能のメリット・デメリット
- メリット:
- 多くのデバイスで特別なアプリインストールなしに使える(アシスタント機能)
- 鼻歌・ハミング検索が可能で、音源がない場合やインストゥルメンタル曲に強い
- 比較的素早く試せる
- デメリット:
- 周囲の音からの特定精度はShazamほどではない場合がある(特に雑音が多い場合)
- 鼻歌検索はメロディーの一致度に基づくため、完璧な一致ではない候補も表示されることがある
- 非常にマイナーな楽曲や新しいオリジナル音源は特定が難しい
Googleの楽曲特定機能は、特にハミングや鼻歌で探したい場合に便利なオプションです。手持ちのデバイスで手軽に試せるのも利点です。
2-4. Siriを使う(iPhoneユーザー向け)
iPhoneユーザーであれば、音声アシスタントのSiriに話しかけることでも楽曲特定が可能です。Siriの楽曲特定機能は、内部的にShazamと連携しています。
Siriの楽曲特定機能の使い方
- Siriを起動: 「Hey Siri」と話しかけるか、サイドボタン/ホームボタンを長押ししてSiriを起動します。
- 「かかってる曲はなに?」と聞く: Siriが起動したら、「かかってる曲はなに?」「今流れている曲は?」などと質問します。
- 音源を聞かせる: Siriが音を聞き取り始めるので、TikTok動画を再生し、Siriが搭載されているデバイスのマイク部分を音源に近づけます。
- 結果を確認: 特定が完了すると、Siriが曲名とアーティスト名を音声で教えてくれると共に、画面上にも情報を表示します。Shazamアプリがインストールされていれば、Shazamアプリに履歴が残ります。
Siriを使うメリット・デメリット
- メリット:
- iPhoneユーザーなら追加のアプリ操作不要で手軽に使える
- Shazamの高い特定精度を利用できる
- デメリット:
- Siriが正確に音を聞き取る必要がある
- Shazamと同様の制約(雑音、音源の状態など)がある
Siriは、iPhoneをよく使う方にとって最も手軽な選択肢の一つです。TikTok動画を再生しているiPhoneとは別のiPhoneやiPadで試すのがスムーズです。
2-5. その他の類似サービス・アプリ
Shazam, SoundHound, Google, Siri以外にも、楽曲特定に使えるサービスはいくつか存在します。
- AHA Music – Music Identifier (Chrome拡張機能): これはスマートフォンのアプリではなく、PCのChromeブラウザ向けの拡張機能です。PCでTikTokのウェブサイトを見ている際に、ブラウザで再生されている音声を直接認識させることができます。PCでTikTokを見ることが多い方には便利なツールです。
- Musixmatch: 主に歌詞表示アプリとして知られていますが、周囲の音から楽曲を特定する機能も搭載しています。歌詞を重視する方には特に便利かもしれません。
これらのツールも、メインの選択肢でうまくいかなかった場合の代替手段として知っておくと良いでしょう。
方法3:人力で探す(コミュニティを活用)
技術的なツールで特定が難しい場合や、どうしても見つからない場合は、他の人の知識や経験を頼る「人力検索」が有効です。特にTikTokのコミュニティは活発なので、同じ興味を持つユーザーに助けを求めるのは効果的な手段です。
3-1. TikTokコミュニティに聞く
先述したコメント欄での質問に加えて、TikTokアプリ内でさらに積極的に情報を求める方法があります。
- 自分のアカウントで動画を投稿して聞く: 特定したい曲が流れているTikTok動画の一部をダウンロードするか、画面録画機能などで保存します。その保存した動画(またはその一部)を、自分のアカウントから「この曲名をご存知の方はいませんか?」といったキャプションを付けて投稿します。
- 投稿時の工夫:
- 動画をループ再生させるなどして、曲が聞き取りやすいように編集する。
- キャプションに「#曲名教えて」「#BGM探し」「#TikTokBGM」といったハッシュタグを付ける。
- 動画の内容とは関係なく、楽曲特定のための動画であることを明確にする。
- メリット: 自分のフォロワーだけでなく、ハッシュタグ検索などで動画を見た人からの情報が得られる可能性があります。
- デメリット: 動画を見てもらうための工夫が必要なこと、必ず回答が得られるとは限らないこと、動画が楽曲特定目的ではないと誤解される可能性があることなどが挙げられます。
- 投稿時の工夫:
- ライブ配信中に聞く: もしあなたがTikTokでライブ配信をする機会があれば、配信中に視聴者に直接質問してみるのも一つの方法です。ライブ視聴者は比較的リアルタイムで反応してくれる可能性が高いです。
3-2. 他のSNSで聞く
TikTokの枠を超えて、より幅広い層に情報を求めるために、他のSNSを活用することも考えられます。
- Twitter: TikTok動画のURLをツイートしたり、画面録画した動画の一部を添付して「このTikTokで流れている曲を探しています!誰か教えてください!」とツイートします。「#TikTokBGM」「#曲名探し」「#拡散希望」などのハッシュタグを付けて投稿すると、情報が拡散されやすくなります。音楽好きなフォロワーや、同じ曲を探している人が見つかる可能性があります。
- Instagram: TikTok動画のスクリーンレコードをリールやストーリーとして投稿し、楽曲特定を呼びかける方法です。フォロワーに直接協力を求めることができます。
- Redditや専門フォーラム(海外の場合): 特に海外で流行している楽曲の場合、Reddit(海外の巨大掲示板サイト)の「r/tipofmytongue」(知ってること教えて、という趣旨のコミュニティ)や「r/NameThatSong」(曲名を教えて、という趣旨のコミュニティ)といった音楽関連のコミュニティが非常に活発です。動画のリンクや、聞き取った歌詞、メロディーの説明などを投稿すると、音楽知識が豊富な世界中のユーザーから情報が得られる可能性があります(英語でのやり取りが必要になります)。
- 関連性の高いアカウントに聞く: TikTokで流行している曲を紹介しているアカウントや、音楽系のインフルエンサーなどに、動画のURLと共に「この曲探してます」と質問のリプライやDMを送ってみるのも、可能性は低いですが試せる方法の一つです。
他のSNSで聞く際のポイント
- 情報を正確に: どの動画のどの部分の曲なのか、動画のURLを添えるのが最も確実です。
- 具体的な情報: もし動画を共有できない場合は、聞き取れた歌詞の断片、曲調(明るい/暗い、速い/遅い、ロック/EDMなど)、歌声の特徴(男性/女性、ハスキー/クリアなど)、使われていた動画の雰囲気などを具体的に説明すると、他の人が推測しやすくなります。
- 礼儀正しく: 助けを求める際は、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
3-3. 楽曲検索に特化したオンラインコミュニティ/掲示板
インターネット上には、特定の楽曲を探すこと自体を目的とした掲示板やコミュニティサイトが存在する場合があります(日本語、海外問わず)。「楽曲 特定 掲示板」「BGM 探し フォーラム」といったキーワードで検索すると見つかることがあります。
このようなサイトでは、同じように曲を探している人たちが情報交換をしています。質問を投稿する際は、サイトのルールに従い、できるだけ詳細な情報(動画のURL、具体的なフレーズ、曲調、楽器構成など)を提供することが重要です。
人力での検索は、即効性はありませんが、ツールでは特定できないニッチな曲や、オリジナル音源の可能性のある曲を見つける手がかりになることがあります。気長に情報を待つ姿勢も大切です。
方法4:歌詞から検索する
もしTikTokで流れている曲に歌声があり、歌詞の一部でも聞き取れた場合は、その歌詞を手がかりに検索する方法が非常に有効です。
4-1. 歌詞を正確に聞き取る
まずは、耳を澄まして歌詞を聞き取ってみましょう。数回繰り返し動画を見たり、可能であれば動画をスロー再生できる機能を使ったりして、歌詞を正確に書き出してみてください。
- 言語に注意: 英語、日本語、韓国語など、どの言語の歌詞かを把握することも重要です。
- 聞き取れない場合:
- 繰り返し聞くことで、最初は聞き取れなかった単語がクリアになることがあります。
- 他のユーザーのコメントに歌詞の引用がないか確認してみましょう。
- 特定の音楽サイトやブログで、耳コピした歌詞が公開されている場合もあります。
- 自信がない部分は、カタカナで発音を書き出すだけでも手がかりになります。
数単語、あるいはフレーズだけでも正確に聞き取れれば、検索の精度が格段に上がります。
4-2. 歌詞検索サイトを利用する
聞き取った歌詞の一部を使って、インターネット上の歌詞検索サイトで検索してみましょう。
主要な歌詞検索サイト
- Genius: 洋楽を中心に、非常に広範な楽曲の歌詞と、その歌詞の解説(アノテーション)が豊富なサイトです。世界中のユーザーが歌詞を追加・編集しています。英語の曲を探す場合に特に役立ちます。
- Utaten: 日本語の楽曲を中心に、膨大な歌詞データベースを持つサイトです。一部の歌詞を入力して検索できます。
- J-Lyric.net: こちらも日本語楽曲の歌詞検索サイトとして広く利用されています。
- プチリリ: 音楽再生アプリと連携して、再生中の楽曲の歌詞を表示する機能が有名ですが、ウェブサイト上で歌詞検索も可能です。
- その他: 海外の「Lyrics」や「AZLyrics」など、多くの歌詞検索サイトがあります。複数のサイトで試してみるのがおすすめです。
歌詞検索サイトの使い方のヒント
- サイトを開く: 使いたい歌詞検索サイトのウェブサイトを開きます。
- 検索窓に歌詞を入力: サイト内にある検索窓に、聞き取った歌詞の一部を入力します。
- フレーズで検索: 単語だけでなく、いくつかの単語が連なった「フレーズ」で検索する方が、特定の楽曲に絞り込みやすくなります。
- 完璧でなくてもOK: 聞き取れた歌詞が完璧でなくても、正確な単語がいくつか含まれていれば、候補が表示される可能性があります。
- 複数のサイトで試す: あるサイトで見つからなくても、別のサイトでは見つかる場合があります。サイトによってデータベースの網羅範囲が異なるため、複数のサイトで試すのが良いでしょう。
- アーティスト名や曲調を組み合わせる: もし「女性ボーカル」「サビが印象的」といった情報や、推測できるアーティスト名などがあれば、歌詞と組み合わせて検索することで、さらに精度を高められます(例:「[聞き取った歌詞] 女性ボーカル」「[聞き取った歌詞] アーティスト名」)。
4-3. Google検索 / YouTube検索を使う
歌詞検索サイトだけでなく、一般的な検索エンジンであるGoogleや、動画検索サイトであるYouTubeでも、歌詞を手がかりに楽曲を探すことができます。
Google検索での歌詞検索
Googleの検索窓に、聞き取った歌詞のフレーズを「”…”」のようにダブルクォーテーションで囲んで入力すると、そのフレーズが完全に一致するページを検索できます。
- 例:
"二度とは戻れないこの瞬間"
- 例:
"We are young and wild and free"
さらに、TikTokに関連するキーワードを組み合わせて検索するのも有効です。
- 例:
"二度とは戻れないこの瞬間" TikTok BGM
- 例:
"We are young and wild and free" TikTok 流行り
歌詞の断片と一緒に「TikTok」「BGM」「流行り」「使ってみた」といったキーワードを入れることで、その歌詞が使われているTikTok関連の情報(動画、記事、まとめサイトなど)が見つかりやすくなります。
YouTube検索での歌詞検索
YouTubeの検索窓に聞き取った歌詞を入力すると、その歌詞が含まれる楽曲の公式ミュージックビデオや、歌詞付き動画、あるいはその曲が使われているTikTok動画のまとめなどが表示されることがあります。
- 例:
二度とは戻れないこの瞬間 歌詞
- 例:
We are young and wild and free lyrics
- 例:
[聞き取った歌詞] TikTok 曲
YouTubeは音楽コンテンツが非常に豊富なので、歌詞検索でもヒットする可能性が高いです。検索結果で表示された動画をいくつか視聴して、探している曲かどうか確認してみましょう。
歌詞からの検索は、歌声がある曲であれば非常に効果的です。特に耳に残るフレーズがあれば、特定できる可能性は高いと言えます。ただし、インストゥルメンタル曲や、歌詞が聞き取れないほど不明瞭な場合は、この方法は使えません。
特定を成功させるための追加のヒント
ここまで様々な楽曲特定の具体的な方法を紹介してきましたが、最後に、これらの方法を効果的に使うための追加のヒントや、特定が難しい場合の対処法についてご紹介します。
諦めないこと、複数の方法を組み合わせること
一つの方法でうまくいかなくても、すぐに諦めないことが重要です。例えば、Shazamで認識されなくても、歌詞の一部が聞き取れれば歌詞検索を試す価値があります。歌詞も不明なら、人力でコミュニティに助けを求めてみるという手もあります。
また、複数の方法を組み合わせることで、特定できる可能性は高まります。
- まずTikTokアプリ内の表示を確認 → なければアプリ内サウンド検索を試す → ダメならShazamやGoogleアシスタントで音を聞かせる → 歌詞が聞き取れそうなら歌詞検索 → それでもダメなら動画の一部を保存してSNSやコミュニティで質問する。
このように、段階的に様々な方法を試していくアプローチが効果的です。
正確な情報を提供すること(人力検索の場合)
人力で情報を求める際は、できるだけ正確で具体的な情報を提供することが、回答を得るための鍵となります。
- 動画のURL: 特定したい曲が使われているTikTok動画のURLを必ず伝えましょう。これが最も確実な情報源です。
- 具体的な時間帯: 動画のどの部分で問題の楽曲が流れているか(例: 0:05〜0:15 の部分)を正確に伝えましょう。
- 聞き取れた歌詞: わずかでも聞き取れた歌詞があれば、正確に書き出して伝えましょう。自信がない部分は正直に「〇〇と聞こえましたが自信がありません」と伝えても構いません。
- 曲調や雰囲気: 明るい、切ない、アップテンポ、落ち着いた、エモい、チルいなど、曲の雰囲気やジャンルを言葉で伝えましょう。
- 歌声の特徴: 男性ボーカルか女性ボーカルか、ソロかグループか、声の高さや特徴(ハスキー、クリア、子供の声など)を伝えましょう。
- 使用されている楽器: ピアノ、ギター、シンセサイザー、ドラムなど、聞き取れる楽器があれば伝えましょう。
情報が具体的であればあるほど、回答者は推測しやすくなり、正確な情報を提供してもらえる可能性が高まります。
TikTokの動画を保存・共有する
特定したいTikTok動画を、ダウンロード機能を使って保存したり、他のSNSで共有したりできるようにしておくと、後でじっくり調べたり、他の人に見せて質問したりする際に便利です。TikTokアプリのダウンロード機能は、クリエイターが許可していれば利用できます。許可されていない場合でも、スマートフォンの画面録画機能を使えば動画を保存できます。
オリジナル音源に注意
TikTokで流れる音源の中には、クリエイター自身が作成・録音した「オリジナル音源」があります。これは既存の楽曲ではないため、Shazamなどの楽曲データベースには登録されていません。
- オリジナル音源の見分け方: TikTok動画の下部に表示される楽曲情報が「オリジナルサウンド – [ユーザー名]」となっている場合、それはオリジナル音源である可能性が高いです。
- 特定方法: オリジナル音源の場合、楽曲特定ツールで特定することはできません。基本的には、その音源を作成したクリエイターに直接コメントやメッセージで問い合わせるしか方法がありません。ただし、返信があるかどうかはクリエイター次第です。
- オリジナル音源から生まれた楽曲: 時には、ユーザーが作ったオリジナル音源がTikTok内で非常に人気となり、それが正式な楽曲としてリリースされることもあります。もし非常に有名なオリジナル音源であれば、インターネット検索で情報が見つかる可能性もあります。
著作権フリー音源の可能性
特に企業のプロモーション動画や、プロのクリエイターが作成した動画では、著作権処理がされた「著作権フリー」のBGM素材が使われていることがあります。これらの音源は、ArtlistやEpidemic Soundといった特定のサービスで提供されており、一般的にShazamなどのデータベースには登録されていません。
- 特定方法: 著作権フリー音源の場合も、ツールでの特定は非常に困難です。もし動画のクリエイターに連絡が取れるのであれば、使用しているBGM素材について問い合わせるのが最も確実な方法です。そうでなければ、特定はほぼ不可能と考えて良いでしょう。
有名曲のアレンジ/カバーに注意
TikTokでは、既存の有名曲を別のアーティストがカバーしたり、全く違うアレンジで演奏したりした音源が使われることもあります。
- 特定時の問題: Shazamなどのツールは、しばしば原曲を特定します。しかし、あなたが気に入ったのはそのアレンジやカバーの方かもしれません。
- 対処法: 特定された曲名で検索し、複数のバージョン(オリジナル、ライブ、様々なカバーなど)がないか確認してみましょう。YouTubeなどで「[特定された曲名] cover TikTok」のように検索すると、TikTokで流行っているアレンジやカバーバージョンが見つかることがあります。また、特定の楽器(例: ピアノアレンジ)やジャンル(例: Lo-fi remix)と組み合わせて検索するのも有効です。
過去のTikTok流行曲リストを参照する
TikTokで特に人気のあるBGMは、非公式のまとめサイトやYouTubeのプレイリストなどで紹介されていることがあります。「TikTok 流行曲」「TikTok BGM まとめ」といったキーワードで検索して、最近TikTokでよく聞く曲のリストを参照してみましょう。探している曲が見つかる可能性があります。特に、過去に流行った曲であれば、このようなまとめサイトに掲載されていることが多いです。
よくある質問 (FAQ)
楽曲特定に関してよくある質問とその回答をまとめました。
Q: TikTokアプリ内のサウンド検索が見つかりません/使えません。
A: TikTokのバージョンによっては機能がない場合や、インターフェースが異なる場合があります。また、一部の地域やアカウントの種類によっては利用できない可能性もゼロではありません。もし見つからない場合は、ShazamやGoogleアシスタントなどの外部アプリ/機能を利用することをおすすめします。
Q: ShazamやSoundHoundで認識されません。
A: いくつかの理由が考えられます。
1. 周囲の雑音: 認識中に周囲の音が大きかったり、特定したい音源が小さすぎたりすると、正確に聞き取れません。できるだけ静かな環境で、音源をクリアにして試してみてください。
2. 音源が短い/不明瞭: BGMが数秒で終わる、セリフや効果音に埋もれているなど、楽曲として認識できる十分な長さや音質がない場合、特定が難しくなります。
3. データベースにない曲: 非常にマイナーなインディーズ曲、新しいオリジナル音源、古い曲、特定の国や地域でしか知られていない曲などは、データベースに登録されていない場合があります。
4. オリジナル音源/著作権フリー音源: これらは基本的にツールでは特定できません。
これらの場合は、歌詞検索や人力検索など、他の方法を試してみましょう。
Q: 歌詞が聞き取れません。
A: 言語が分からなかったり、音が不明瞭だったりする場合、歌詞の聞き取りは難しいです。
* 可能であれば動画を繰り返し見たり、スロー再生したりして、少しでも聞き取れる部分がないか根気強く聞いてみてください。
* 聞き取れた部分をカタカナでメモし、それを手がかりにGoogleなどで検索してみるのも一つの手です。
* 歌詞が全く聞き取れない、あるいはそもそもインストゥルメンタル曲の場合は、ShazamやSoundHound、Googleの鼻歌検索(メロディーを覚えている場合)や、人力検索(他の人に聞く)といった方法を試す必要があります。
Q: オリジナル音源の曲はどうやって特定するのですか?
A: オリジナル音源は既存の楽曲ではないため、ツールでの特定はできません。基本的に、その音源を作成したTikTokクリエイターに直接コメントやメッセージで問い合わせるしか方法がありません。もしその音源が非常に流行していて、他のユーザーが言及している場合は、その情報が特定の手がかりになることもあります。
Q: 短いBGMやループ音源で特定が難しいです。
A: TikTokでよく使われる、数秒の印象的なフレーズだけをループさせたような音源は、楽曲全体の一部であることが多いです。Shazamなどがその部分だけを認識してくれれば良いのですが、難しい場合もあります。
* 短いBGMの場合、その元になっている可能性がある「フルバージョンの曲」を探す必要があります。短いフレーズしか手がかりがないため、特定は難しくなりますが、強力な楽曲特定ツールを使ったり、人力で詳しい人に聞いたりするのが有効です。
* もしその短いBGMがTikTok内で非常に流行しているものであれば、「[聞き取れたフレーズ] TikTok BGM」「TikTok 流行り [曲調]」といったキーワードで検索すると、そのBGMがどの曲のどの部分かを紹介している情報が見つかることもあります。
Q: Googleの鼻歌検索でダメでした。
A: 鼻歌検索はメロディーの一致度で候補を出すため、完璧な一致ではない曲も表示されることがあります。また、歌い方やメロディーの覚え方によって精度が変動します。
* もう一度、より正確に、10〜15秒以上続けて歌ってみてください。
* 他の曲と間違えている可能性も考慮し、表示された候補曲をいくつか試聴してみましょう。
* 鼻歌検索でダメだった場合は、Shazamなどの周囲の音を聞き取るツールや、歌詞検索、人力検索などの別の方法を試すのが良いでしょう。
まとめ
TikTokで動画を見ている時に「この曲いいな!」と感じた時の、あのワクワクする気持ち。その曲名を知りたいという探求心は、あなたの音楽の世界をさらに広げる素晴らしいきっかけになります。
この記事では、TikTokの公式機能の活用から、Shazamなどの外部ツール、人力で他の人に助けを求める方法、そして歌詞を手がかりにする方法まで、様々なアプローチをご紹介しました。一つの方法で解決しなくても、諦めずに別の方法を試したり、複数の方法を組み合わせたりすることで、気になるあの曲を見つけられる可能性は格段に高まります。
もちろん、中には特定が非常に難しい曲(オリジナルの効果音や、非常にマイナーな音源など)もあるかもしれません。それでも、今回ご紹介した方法を一つずつ試していく過程自体が、新しい発見や、時には他のユーザーとの繋がりを生むことにも繋がるでしょう。
さあ、あなたもこの記事を参考に、TikTokで見つけた素敵な音楽の正体を突き止めてみましょう!そして、見つけたお気に入りの曲をあなたのプレイリストに加えたり、自分で動画を作ってみたりして、TikTokと音楽をもっと楽しんでください。あなたの音楽ライフが、TikTokを通じてさらに豊かになることを願っています!