Novel AIで画像生成!具体的な使い方を解説

Novel AIで画像生成!具体的な使い方を徹底解説

近年、AI技術の目覚ましい発展により、私たちの生活や仕事の様々な場面でAIが活用されるようになっています。中でも特に注目を集めているのが、「画像生成AI」です。テキストによる指示(プロンプト)を与えるだけで、AIが瞬時に様々なイラストや画像を生成してくれるというこの技術は、クリエイターはもちろん、一般のユーザーにも大きな衝撃と可能性をもたらしました。

画像生成AIの中でも、特にアニメやイラスト、ファンタジー系の高品質な画像を生成することに定化しているのが、「Novel AI Diffusion」です。その使いやすさと、クオリティの高いアウトプットから、多くのユーザーに支持されています。

この記事では、Novel AIを使ってみたいと考えている初心者の方から、さらに高品質な画像を生成するためのテクニックを知りたい方まで、Novel AIの画像生成機能について、登録方法から具体的な操作、プロンプトの書き方、各種設定の意味、そして応用テクニックまで、約5000語にわたる詳細な解説を行います。この記事を読めば、Novel AIを使いこなし、思い描いた通りの画像を生成するための知識が身につくはずです。

さあ、Novel AIの世界へ飛び込みましょう!


1. Novel AIとは? なぜ画像生成で人気なのか?

1.1 Novel AIの概要

Novel AIは、もともとAIによる文章生成(主に物語の執筆支援)を主目的として開発されたサービスです。しかし、2022年秋に「Novel AI Diffusion」という画像生成機能が追加されたことで、その知名度と利用者が飛躍的に増加しました。

Novel AI Diffusionは、Stable Diffusionというオープンソースの画像生成モデルをベースにしつつ、アニメやイラストの学習データを豊富に追加し、独自のチューニングを施すことで、アニメスタイルの高品質な画像を生成することに特化しています。これにより、アニメファンやイラストレーターを中心に絶大な人気を誇るようになりました。

1.2 Novel AIが画像生成で人気な理由

Novel AIが多くのユーザーに選ばれるのには、いくつかの理由があります。

  • アニメ・イラスト特化の高品質: 他の画像生成AIが写実的な画像や多様なスタイルを生成するのに対し、Novel AIは特にアニメやイラストレーションの分野で非常に高いクオリティを発揮します。キャラクターデザイン、背景、雰囲気など、日本のアニメやイラスト特有の表現を捉えるのが得意です。
  • 使いやすいUI: 初心者でも直感的に操作できる洗練されたユーザーインターフェースを備えています。プロンプト入力欄、設定項目が整理されており、スムーズに画像生成に進むことができます。
  • 強力なプロンプト解析能力: テキストによる指示(プロンプト)を比較的正確に解釈し、意図を反映した画像を生成する能力が高いと言われています。また、タグ形式でのプロンプト入力がしやすく、効率的に要素を盛り込むことができます。
  • Image to Image機能: 既存の画像を元に、その構図やスタイルを維持しつつ、Novel AI風の画像を生成する機能が強力です。ラフ画を清書したり、写真や他のイラストをアニメ風に変換したりと、表現の幅を広げます。
  • 継続的な改善: 開発チームによるモデルや機能のアップデートが頻繁に行われており、常に新しい機能や改善が追加されています。

これらの理由から、Novel AIはアニメ・イラスト系の画像生成AIとして、独自の地位を確立しています。


2. Novel AIの登録と料金プラン

Novel AIを利用するには、アカウント登録が必要です。また、画像生成機能は基本的に有料プランでの利用となります。

2.1 アカウント登録方法

  1. Novel AIの公式サイト(https://novelai.net/)にアクセスします。
  2. トップページまたはメニューから「Register」や「Sign Up」といった登録ボタンを探し、クリックします。
  3. メールアドレス、ユーザー名、パスワードなどの必要情報を入力します。
  4. 利用規約やプライバシーポリシーを確認し、同意します。
  5. 入力したメールアドレスに確認メールが送信されるので、メール内のリンクをクリックしてアカウントを有効化します。

これでNovel AIのアカウント登録は完了です。

2.2 料金プランの詳細

Novel AIには、いくつかの料金プランが用意されています。画像生成機能は、ほとんどのプランで利用できますが、生成できる画像枚数や利用できる機能、消費するポイント(Anlas)の量に差があります。

プラン名 月額料金 画像生成Anlas付与 特徴
Tablet 10ドル 1000 Anlas/月 最も基本的なプラン。画像生成を試したい方向け。機能制限あり。
Scroll 15ドル 1000 Anlas/月 + 無制限テキスト生成 テキスト生成が無制限になるプラン。画像生成はTabletと同等。
Opus 25ドル 1000 Anlas/月 + 無制限テキスト生成 + 追加機能 全ての機能が利用可能な最上位プラン。画像生成関連の優遇措置あり。
  • Anlasとは?
    AnlasはNovel AIサービス内で使用される仮想通貨(ポイント)です。画像生成、モデルの学習、その他のプレミアム機能の利用に消費されます。月額プランに加入すると毎月一定量のAnlasが付与されますが、追加でAnlasを購入することも可能です。
  • 画像生成とAnlas消費
    画像の生成時にはAnlasを消費します。消費量は、生成する画像のサイズ(解像度)、生成ステップ数、生成枚数などによって変動します。一般的に、高解像度、高ステップ数、複数枚同時生成は多くのAnlasを消費します。
  • 各プランの画像生成関連の差
    • Tablet / Scroll: 基本的な画像生成が可能ですが、一部の高機能(例えば、特定の解像度やステップ数など)に制限があったり、Anlas消費効率がOpusより悪かったりする場合があります。(※プラン詳細は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください)
    • Opus: 全ての画像生成機能にアクセスでき、Anlasの消費効率が良い傾向にあります。特にImage to Image機能などで高い強度を設定する場合などに有利な場合があります。

どのプランを選ぶべきか?

  • 画像生成を少し試してみたい、月に数十枚程度生成できれば十分:Tabletプラン。
  • 画像生成もしたいが、AIによるテキスト生成も本格的に利用したい:Scrollプラン。
  • 画像生成を本格的に行いたい、高画質・高機能を利用したい、Anlas消費を抑えたい:Opusプラン。

最初はTabletプランで試してみて、必要に応じてアップグレードするのが良いでしょう。Anlasは追加購入も可能なので、月額プランの付与分だけでは足りなくなった場合に利用できます。


3. Novel AI画像生成の基本操作

Novel AIの画像生成は、ブラウザ上で直感的に操作できます。ログイン後、左側のメニューから「Image Generation」を選択すると、画像生成画面が表示されます。

画像生成画面は、主に以下の要素で構成されています。

  • ① Prompt Input: プロンプト(生成したい画像の指示テキスト)を入力する欄。
  • ② Negative Prompt Input: 生成したくない要素を指示するネガティブプロンプト入力欄。
  • ③ Settings Panel: 画像サイズ、Sampler、Steps、Scaleなどの各種設定を行うパネル。
  • ④ Generate Button: 画像生成を開始するボタン。
  • ⑤ History / Upload: 過去の生成履歴や、Image to Imageで使用する画像をアップロードするエリア。
  • ⑥ Output Area: 生成された画像が表示されるエリア。

それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

3.1 プロンプト (Prompt) の基本

プロンプトは、AIに「こんな画像を作ってほしい!」と伝える最も重要な要素です。Novel AIでは、単語や短いフレーズ(タグ)をカンマ区切りで並べるのが一般的なスタイルです。

プロンプトの基本的な考え方

  • 具体的に: 漠然とした指示ではなく、具体的にどのようなキャラクター、服装、背景、雰囲気などを求めているかを記述します。
  • 簡潔に: 一つのプロンプトに詰め込みすぎず、要素ごとに区切って記述します。
  • 重要な要素から: AIはプロンプトの先頭に近い単語をより重視する傾向があります。最も表現したい要素はプロンプトの最初に記述すると良いでしょう。

プロンプトの書き方例:

1girl, blue eyes, long hair, white dress, flower field, sunny, sky
(一人の女の子、青い目、長い髪、白い服、花畑、晴れ、空)

このように、描写したい要素を単語や短いフレーズで区切りながら並べていきます。

3.2 ネガティブプロンプト (Negative Prompt)

ネガティブプロンプトは、「これは描かないでほしい」「この要素は避けてほしい」という指示を与えるためのものです。画像生成AIは、時に人間の意図しない要素(奇形、崩れた描画、不要なアイテムなど)を生成してしまうことがあります。これを防ぐためにネガティブプロンプトが非常に有効です。

ネガティブプロンプトの例:

lowres, bad anatomy, bad hands, missing fingers, extra fingers, fewer fingers, ugly, tiling, poorly drawn hands, poorly drawn face, out of frame, disfigured, deformed, blurry, grainy, signature, watermark, extra limbs, liquid body, text, username, artistname, (((ugly))), (((duplicate)))

このように、品質の低い状態や描画の破綻、不要な要素などを記述します。よく使われる定番のネガティブプロンプト集があるので、それをコピー&ペーストして利用するのが手軽です。

ネガティブプロンプトの重要性:

プロンプトで「かわいい女の子」と指示しても、何もネガティブプロンプトを指定しないと、顔や手が崩れたり、余分な手足が生えたりすることがあります。ネガティブプロンプトを適切に設定することで、これらの不自然な要素を減らし、全体の品質を向上させることができます。

3.3 画像サイズ (Image Size)

生成する画像の解像度(ピクセル数)を指定します。いくつかのプリセット(例: Portrait, Landscape, Square)やカスタムサイズを選択できます。

  • アスペクト比: 画像の縦横比です。キャラクターの立ち絵ならPortrait (縦長)、風景ならLandscape (横長)、アイコンなどならSquare (正方形) など、用途に合わせて選びます。
  • 解像度: ピクセル数が大きいほど、より詳細で高品質な画像になりますが、その分Anlasの消費量が増加します。また、あまりにも高解像度にしすぎると、不自然なパターンや繰り返しが生じる「タイリング」が発生することもあります。最初は標準的なサイズ(例: 832×1216, 1024×1024など)で試すのがおすすめです。

3.4 生成枚数 (Number of Images)

一度に生成する画像の枚数を指定します。複数枚生成すれば、その中から気に入ったものを選べますが、生成枚数に比例してAnlas消費量も増加します。

3.5 Sampler (サンプラー)

画像を生成する際に使用されるアルゴリズムです。いくつかの種類があり、それぞれ生成される画像の特徴や雰囲気に影響を与えることがあります。

  • Euler: 高速ですが、複雑なプロンプトでは不安定になることも。
  • Euler Ancestral (Euler a): Eulerにノイズを加えることで、同じSeed値でも毎回少し異なる画像が生成されます。表現の幅が広がります。
  • DPM++ 2S Ancestral: 比較的新しいサンプラーで、品質が高いと言われます。
  • DPM++ 2M: DPM++ 2S Ancestralと同様に高品質な結果が得られやすいサンプラーです。

どのサンプラーが良いかは、生成したい画像のスタイルや個人の好みによります。特にこだわりがなければ、デフォルト設定や「Euler a」「DPM++ 2M」あたりから試してみるのが一般的です。サンプラーによってSteps数の最適な範囲が異なることもあります。

3.6 Steps (生成ステップ数)

AIが画像を生成する際の計算回数を示します。ステップ数が多いほど、より時間をかけて詳細な描画が行われ、品質が向上する傾向がありますが、Anlasの消費量も増加します。

  • 少なすぎる場合 (例: 10-20): 画像がぼやけたり、細部が潰れたりすることがあります。生成は高速です。
  • 適切な場合 (例: 28-40): 多くのサンプラーで良好な結果が得られやすい範囲です。
  • 多すぎる場合 (例: 50以上): 極端に詳細になったり、逆に不自然なノイズや破綻が生じたりすることがあります。また、生成に時間がかかり、Anlas消費も大きくなります。

最適なステップ数はサンプラーやプロンプト、画像サイズによって変動しますが、まずは標準的な30~40程度から試してみるのがおすすめです。

3.7 Scale (CFG Scale – Classifier Free Guidance Scale)

プロンプトへの忠実度を調整するパラメータです。

  • Scaleが高い場合 (例: 10-15): プロンプトの指示に厳密に従おうとします。意図を反映しやすい反面、自由な発想が失われたり、プロンプトの解釈に失敗すると不自然な画像になったりすることがあります。
  • Scaleが低い場合 (例: 5-8): プロンプトの指示にあまり縛られず、AIがより自由に画像を生成します。予期せぬ面白い結果が得られることもありますが、プロンプトの意図が反映されにくい場合もあります。

こちらも最適な値はプロンプトやサンプラー、生成したい雰囲気によります。一般的には7~12程度の範囲で使われることが多いです。

3.8 Seed (シード値)

画像を生成する際に使用される乱数の種となる数値です。

  • Seed値を固定しない (デフォルト): 生成するたびに異なる乱数が使われ、毎回異なる画像が生成されます。
  • Seed値を固定する: 同じSeed値、同じプロンプト、同じ設定であれば、全く同じ画像が生成されます。

良い結果が得られた画像をベースに微調整したい場合(例: プロンプトや設定を少し変えてみても同じ構図やキャラクターを維持したい場合)に、その画像のSeed値を固定して再生成するのが非常に有効です。生成された画像の右下などに表示されるSeed値をコピーして入力欄に貼り付けます。


4. プロンプトの書き方:より高品質な画像を生成するために

Novel AIでの画像生成の鍵は、いかにAIに分かりやすく、そして詳細な指示を伝えるか、つまり「プロンプト力」にあります。ここでは、より理想に近い画像を生成するためのプロンプトの書き方を掘り下げて解説します。

4.1 基本的な考え方の再確認

  • 具体的に: 「女の子」だけでなく、「青い目のロングヘアの女の子」のように具体的に描写します。
  • 要素を分解: キャラクター、服装、背景、雰囲気、ポーズなど、要素ごとに区切って記述します。
  • 重要度: 最も表現したい要素はプロンプトの最初に配置します。

4.2 タグの利用

Novel AIでは、プロンプトを単語や短いフレーズ(タグ)の羅列として扱うのが一般的です。これらのタグを適切に組み合わせることで、詳細な指示を与えることができます。

代表的なタグの種類と例:

  • 品質向上タグ(マスタータグ): 生成される画像の全体的な品質を向上させるために、プロンプトの最初によく配置されるタグです。

    • masterpiece: 最高傑作級の品質を目指す
    • best quality: 最高の品質
    • extremely detailed CG: 非常に詳細なCG
    • illustration: イラスト風に
    • official art: 公式イラストのような雰囲気に
    • beautiful detailed eyes: 目の描写を美しく詳細に
    • detailed lighting: 詳細なライティング

    これらのタグを複数組み合わせることも多いです。例: masterpiece, best quality, extremely detailed CG, beautiful detailed eyes, detailed lighting, ...

  • キャラクターの外見:

    • 1girl, 1boy, group of people, solo (一人のみ)
    • blue eyes, red hair, long hair, short hair, twin tails, braid
    • smile, blush, tear
    • small breasts, large breasts (※年齢制限のある表現を含む場合は注意)
    • animal ears, tail
    • glasses, hair ornament
  • 服装:

    • white dress, school uniform, sailor uniform, kimono, swimsuit, maid outfit
    • socks, stockings, leggings
    • boots, sneakers
    • hat, ribbon, scarf
  • シーン・背景:

    • outdoor, indoor
    • flower field, forest, beach, city, school, room, cafe
    • day, night, sunrise, sunset
    • sunny, rainy, snowy
    • starry sky, cloudy sky
  • 雰囲気・スタイル:

    • anime style, manga style, realistic
    • fantasy, sci-fi, cyberpunk
    • cute, beautiful, cool, dark, mysterious
    • watercolor, oil painting, pixel art
  • アクション・ポーズ:

    • standing, sitting, running, jumping
    • holding hands, hugging, kissing
    • looking at viewer, profile, back shot
    • v sign, crossed arms
  • 構図・カメラワーク:

    • full body, upper body, close-up, face only
    • wide shot, dutch angle (斜めの構図)
    • from below (煽り), from above (俯瞰)
  • 感情・表情:

    • happy, sad, angry, surprised
    • smiling face, closed eyes
  • 小道具・アイテム:

    • book, umbrella, sword, gun
    • cat ears, dog tail
    • flower, leaf

これらのタグを組み合わせて、自分のイメージを具体的に表現していきます。カンマ区切りでどんどん追加していきましょう。

4.3 強調と重み付け

特定のタグをより強くAIに意識させたい場合、括弧や波括弧を使って強調することができます。逆に、少し弱めたい場合は角括弧を使います。

  • (tag): 標準的な強調。最もよく使われます。
  • ((tag)): さらに強い強調。
  • {{{tag}}}: 非常に強い強調。
  • [tag]: 弱めの強調。
  • [[tag]]: さらに弱い強調。

例: (blue eyes), long hair と書くよりも ((blue eyes)), long hair と書いた方が、青い目がより強調されやすくなります。ただし、強調しすぎると不自然になったり、他の要素が弱まったりすることもあるため、調整が必要です。

4.4 タグの順序

AIはプロンプトの先頭に近いタグをより重要視する傾向があります。そのため、最も表現したいキャラクターやメインとなる要素、そして品質向上タグはプロンプトの最初に配置するのがセオリーです。

例: masterpiece, best quality, 1girl, blue eyes, long hair, white dress, flower field, sunny, ... のように、品質→主要要素→詳細→背景・状況 の順で記述するのが一般的です。

4.5 NG表現・検閲について

Novel AIは利用規約に基づき、特定のコンテンツ(例: 過度に露骨な性的表現、暴力、ヘイトスピーチなど)の生成を制限しています。これらの表現を含むプロンプトは拒否されるか、意図しない結果になる可能性があります。利用規約をよく確認し、規約に違反するようなプロンプトは避ける必要があります。


5. ネガティブプロンプトの活用

高品質な画像を安定して生成するためには、ネガティブプロンプトの活用が不可欠です。ここでは、ネガティブプロンプトの重要性と、よく使われる表現について詳しく見ていきます。

5.1 なぜネガティブプロンプトが重要なのか

画像生成AIは、学習データに基づいて画像を生成しますが、人間の美的感覚や物理法則を完全に理解しているわけではありません。そのため、以下のような問題が発生しやすい傾向があります。

  • 手足の破綻: 指が多すぎる、少なすぎる、不自然な向きになっているなど。
  • 顔の崩壊: 目が二つ以上ある、顔が歪んでいる、表情がおかしいなど。
  • 低品質な描画: 全体がぼやけている、ディテールが潰れている、ノイズが多いなど。
  • 不要な要素の混入: 透かし(ウォーターマーク)、テキスト、作者の署名、不要な物体など。
  • タイリング: 同じパターンが繰り返される現象。
  • 構図の崩れ: フレームアウトしている、体の特定の部分だけが極端に大きすぎるなど。

ネガティブプロンプトは、これらの「描いてほしくない要素」をAIに明示的に伝えることで、生成画像の品質を大きく向上させることができます。

5.2 よく使われるネガティブプロンプト例

以下に、Novel AIでよく使われる代表的なネガティブプロンプトの例を挙げます。これらをコピー&ペーストして使うだけでも、かなりの効果が期待できます。

  • 品質・描画に関するもの:

    • lowres: 低解像度
    • bad anatomy: 解剖学的に間違っている(体の構造がおかしい)
    • bad hands: 手がおかしい(指の数など)
    • poorly drawn hands: 手の描画が下手
    • poorly drawn face: 顔の描画が下手
    • ugly: 醜い
    • disfigured: 損傷した、変形した
    • deformed: 変形した
    • blurry: ぼやけている
    • grainy: ノイズが多い、粒子が粗い
    • mutated hands: 突然変異のような手
    • malformed limbs: 形成異常の肢体
  • 不要な要素に関するもの:

    • tiling: タイリング(繰り返しのパターン)
    • out of frame: フレームアウトしている
    • extra limbs: 余分な手足
    • extra fingers, fewer fingers, missing fingers: 余分な指、少なすぎる指、失われた指
    • long body: 長すぎる胴体
    • signature, watermark, username, artist name: 署名、透かし、ユーザー名、アーティスト名(学習データに含まれる可能性があるため)
    • text: テキスト、文字
    • speech bubble: 吹き出し
  • 特定の状況を避けるもの:

    • nsfw: 性的描写(※規約で禁止されているため、このタグで生成されることはありませんが、誤ってプロンプトに入れてしまった場合などに)
    • loli, shota: 性的描写を伴う未成年表現(※規約で禁止されています)
    • gore, violence: ゴア表現、暴力

5.3 強調の活用(ネガティブプロンプトにも)

ネガティブプロンプトにおいても、括弧などを使って強調することで、その要素をより強く排除させることができます。

例: bad hands, missing fingers, (((extra fingers))) のように、特に発生しやすい「指が多すぎる」という問題を強く排除したい場合に有効です。

逆に、[blurry] のように弱く指定することで、完全に排除するのではなく、「少しぼかしが入るくらいなら許容する」といったニュアンスを出すこともできます。

5.4 自分だけのネガティブプロンプトリストを作る

様々なプロンプトや設定を試していると、「このプロンプトだと、いつも特定の不要な要素が出てしまうな」といった傾向に気づくことがあります。そのような場合は、その不要な要素をネガティブプロンプトに追加することで、生成画像の品質をさらに高めることができます。

例えば、特定の服装を指定すると、なぜかセットで不要なアクセサリーが付いてきてしまう場合、そのアクセサリー名をネガティブプロンプトに加えるといった対応が有効です。


6. Novel AIの追加機能

Novel AIには、基本的な画像生成機能以外にも、より高度な表現や効率的な作業を可能にする追加機能が搭載されています。

6.1 Image to Image (画像から画像)

既存の画像(自分で用意したラフ画、写真、他のイラストなど)を元にして、Novel AI風の画像を生成する機能です。元の画像の構図や色合い、要素を参考にしつつ、Novel AIのモデル特有の絵柄で新しい画像を生成できます。

使い方:

  1. 画像生成画面の右側にある「Upload」エリアに、元にしたい画像をドラッグ&ドロップまたはクリックしてアップロードします。
  2. アップロードした画像がプレビュー表示されます。
  3. Strength (強度) スライダーを調整します。
    • Strengthが低い (例: 0.1-0.4): 元の画像を強く反映し、微調整や絵柄変換のニュアンスが強くなります。構図や細部を維持したい場合に適しています。
    • Strengthが高い (例: 0.6-1.0): 元の画像の影響が弱まり、Novel AIのモデルがより自由に画像を生成します。元の画像はあくまで参考程度で、大胆な変化を加えたい場合に適しています。ただし、高くしすぎると元の画像の特徴が完全に失われることがあります。
  4. プロンプト、ネガティブプロンプト、その他の設定(サイズ、サンプラー、ステップ数など)を行います。プロンプトは、元画像をどのようにNovel AI風に変換したいか、追加したい要素などを記述します。
  5. 「Generate」ボタンをクリックして生成を開始します。

Image to Imageの活用例:

  • ラフ画を清書: 手描きのラフイラストをアップロードし、 Strengthを低めに設定して高品質なNovel AI風イラストに仕上げる。
  • 写真のアニメ化: 写真をアップロードし、Strengthを調整してアニメ風イラストに変換する。
  • 特定のポーズの再現: 特定のポーズの写真や画像をアップロードし、プロンプトでキャラクターや服装を指定することで、そのポーズでキャラクターを描かせる。
  • 既存イラストのスタイル変換: 他の絵柄のイラストをNovel AI風に変換する。
  • 構図のアイデア出し: 大まかな構図を描いた画像をアップロードし、それを元にバリエーションを生成する。

Strengthの調整がImage to Imageの鍵となります。色々試してみて、元画像とNovel AIの絵柄のバランスを調整しましょう。

6.2 Import Settings (設定のインポート)

他のユーザーが生成した画像の中には、その生成に使用されたプロンプトや設定情報(メタデータ)が含まれていることがあります。この情報を含んだ画像をNovel AIの画面にドラッグ&ドロップすることで、その画像の生成設定を自分のNovel AIにインポートすることができます。

これにより、他のユーザーが生成した素晴らしい画像を、全く同じ設定で自分で再現したり、その設定をベースに自分のプロンプトやアイデアを加えて画像を生成したりすることが可能になります。特に、プロンプトの書き方や設定の組み合わせ方を学びたい場合に非常に役立ちます。

使い方:

  1. メタデータを含む画像(例: Novel AIのDiscordサーバーや画像共有サイトなどで配布されているもの)をダウンロードします。
  2. Novel AIの画像生成画面に、ダウンロードした画像をドラッグ&ドロップします。
  3. 画像に含まれる設定情報が自動的に読み込まれ、プロンプト、ネガティブプロンプト、サイズ、サンプラー、ステップ数、スケール、Seed値などが画面に反映されます。
  4. 必要に応じてプロンプトや設定を編集し、画像を生成します。

注意点: 全ての画像にメタデータが含まれているわけではありません。また、メタデータが含まれていても、特定の機能(例: 特殊なモデルやプラグイン)に依存している場合は、完全に同じ結果を再現できないこともあります。

6.3 History (履歴)

過去に生成した画像の履歴を確認できる機能です。画像生成画面の右側に表示されます。

  • 過去に生成した画像を一覧で確認できます。
  • 気に入った画像のサムネイルをクリックすると、その画像を生成した際の詳細な設定(プロンプト、ネガティブプロンプト、サイズ、サンプラー、ステップ数、スケール、Seed値など)が表示されます。
  • 表示された設定をワンクリックで現在の設定にコピーすることができます。これにより、過去の良かった設定を簡単に呼び出して再利用したり、微調整して再生成したりできます。

試行錯誤を繰り返す中で、過去の成功例の設定をすぐに参照できるため、非常に便利な機能です。

6.4 Upscale (高解像度化)

生成した画像を、より高解像度にする機能です。Novel AIで生成される初期画像は、設定可能なサイズの上限があるため、より大きなサイズや高精細な画像が必要な場合にこの機能を利用します。

  • 履歴画面などで生成した画像を選択した際、「Upscale」またはそれに類するボタンが表示されます。
  • Upscaleを実行すると、元の画像を元に、AIが細部を補完しつつ解像度を向上させた新しい画像を生成します。
  • Upscaleには別途Anlasを消費します。消費量は元の画像のサイズやUpscaleの倍率によって変動します。

注意点: Upscaleは元の画像を単に拡大するのではなく、AIが画像を再構成しながら高解像度化します。そのため、元の画像にはなかったディテールが追加されたり、逆に元の画像の細部が少し変化したりすることがあります。


7. Novel AIでの画像生成のコツ・テクニック

Novel AIをさらに使いこなし、より意図に近い、あるいは期待を超える画像を生成するためのコツやテクニックを紹介します。

7.1 試行錯誤の重要性

AIによる画像生成は、魔法のように一発で完璧な画像が出てくるわけではありません。特に複雑な指示や、細部までこだわった画像を生成したい場合は、何度もプロンプトや設定を調整し、試行錯誤を繰り返すことが非常に重要です。

  • 最初は低解像度・低ステップ数でAnlas消費を抑えつつ、大まかなイメージに近いかを確認します。
  • イメージに近い画像が得られたら、その画像のSeed値を固定し、プロンプトや設定を少しずつ調整して、理想の画像に近づけていきます。
  • 気に入った画像の設定をHistoryから呼び出して、それをベースに新しい画像を生成してみるのも良い方法です。

7.2 Anlasの効率的な使い方

Anlasは貴重なリソースです。無駄なく使うための工夫をしましょう。

  • 前述のように、最初は低設定で試す。
  • 複数枚同時生成はAnlas消費が大きいので、イメージが固まるまでは1枚ずつ生成する。
  • むやみに高解像度や高ステップ数に設定しない。多くのケースで、標準的な設定でも十分高品質な画像が得られます。
  • Anlasの消費量は設定値(サイズ、ステップ数など)によって大きく変動します。設定を変更するたびに消費Anlasの目安を確認しましょう。

7.3 プロンプト調整の具体例

  • 要素の追加/削除: 「花畑」に「蝶」を追加したい→プロンプトに , butterfly を加える。「メガネ」が不要→ネガティブプロンプトに glasses を加える。
  • 強調の調整: 「青い目」をより鮮やかにしたい→ (blue eyes)((blue eyes)) に変更する。
  • 順序の変更: 「白い服」よりも「赤いリボン」を強調したい→ white dress, red ribbonred ribbon, white dress に変更する。
  • 抽象的な表現と具体的な表現の組み合わせ: 例: beautiful girl, in a dreamlike atmosphere, with glowing light effects, on a floating island, detailed plants, crystal clear water のように、雰囲気を示すタグと具体的な描写タグを組み合わせる。

7.4 Seed値の活用

Seed値は画像の「設計図」のようなものです。

  • 気に入った構図やキャラクターが得られたら、そのSeed値を控えておきましょう。
  • そのSeed値で、プロンプトや設定を少し変えて再生成することで、同じ基本構図でバリエーションを作成できます(例: 服の色を変える、表情を変える、背景を変えるなど)。
  • ランダムなSeed値で大量に生成し、良いSeed値が見つかったらそこから深掘りしていく、という使い方もできます。

7.5 Image to Imageの応用テクニック

  • 絵柄のブレンド: 異なる絵柄の画像をアップロードし、Strengthを調整することで、それぞれの絵柄の特徴をブレンドしたような画像を生成できることがあります。
  • テクスチャの追加: 模様や質感が特徴的な画像をアップロードし、それを元にキャラクターの服や背景にそのテクスチャを反映させる。
  • マスク機能(将来的な可能性): 一部の高度な画像生成ツールにある機能ですが、将来的にはNovel AIでも、画像の一部だけを指定してImage to Imageを適用するような機能が追加されるかもしれません(現時点では全体に適用)。

7.6 ネガティブプロンプトの調整

  • 一般的な問題への対策: 上記の「よく使われるネガティブプロンプト例」は、多くの画像生成AIに共通する問題をカバーしています。まずはこれらを基本として設定しておきましょう。
  • 特定のプロンプトによる問題への対策: 特定のプロンプトの組み合わせで繰り返し発生する不要な要素(例: 「剣」を指定すると「盾」もセットで出てくる、特定の背景を指定すると不自然な建物が描かれるなど)があれば、その要素をネガティブプロンプトに追加します。
  • 過剰なネガティブプロンプトに注意: ネガティブプロンプトを大量に追加したり、特定のタグを強く強調しすぎたりすると、AIが何を生成すれば良いか混乱し、逆に不自然な画像になったり、プロンプトの意図が反映されにくくなったりすることがあります。必要最低限のネガティブプロンプトから始め、問題が発生したら追加していくのが良いでしょう。

8. Novel AI画像生成の注意点・倫理

画像生成AIは非常に便利なツールですが、利用にあたってはいくつかの注意点や倫理的な側面を理解しておく必要があります。

8.1 著作権について

  • 学習データの問題: 画像生成AIは、インターネット上の大量の画像データから学習しています。この学習データには、著作権で保護された画像(イラスト、写真など)が含まれている可能性が高いです。このため、AIが生成した画像が、学習元の特定の画像に酷似してしまう、あるいは特定のイラストレーターの絵柄に非常に近くなってしまうといった問題が指摘されています。
  • 生成画像の著作権: 生成された画像そのものの著作権が誰に帰属するかは、法的にまだ完全に確立されていない状況です。サービス提供者(Novel AI)、ユーザー、AI、原著作権者など、様々な立場からの主張があります。Novel AIの利用規約を確認し、生成画像の利用に関する規定を理解しておくことが重要です。多くのサービスでは、生成画像の著作権はユーザーに帰属する、またはユーザーが自由に使用できるとしていますが、法的な不確実性があることは認識しておくべきです。
  • 特定のアーティストの絵柄を模倣すること: プロンプトで特定のアーティスト名や作品名を指定して、その絵柄を模倣した画像を生成することは、倫理的に問題があると考えられています。また、Novel AIの利用規約でも、第三者の知的財産権を侵害するような利用は禁止されています。オリジナリティを尊重し、特定のアーティストの絵柄を意図的に完全に再現しようとする行為は避けるべきです。

8.2 利用規約の確認

Novel AIを利用する際は、必ず最新の利用規約を確認してください。禁止されているコンテンツ(性的描写、暴力、ヘイトスピーチなど)の生成や、生成画像の商用利用に関する規定、著作権に関する規定などが記載されています。規約違反はアカウント停止などの措置につながる可能性があります。

8.3 R-18 / グロ表現などの規制

Novel AIは、未成年を扱った性的表現や、過度に露骨な性的表現、グロテスクな暴力表現などの生成を規制しています。これらの表現を含むプロンプトは拒否されるか、意図しないマイルドな表現に変換されることがあります。規制の詳細は利用規約や公式のアナウンスを確認してください。

8.4 生成物の取り扱い(公開、商用利用など)

  • 公開: 生成した画像をインターネット上に公開する場合、それがAIによって生成されたものであることを明記することが推奨されます。また、他のユーザーの不快感を与えないか、倫理的に問題ないかなどを考慮することが重要です。
  • 商用利用: Novel AIの利用規約では、有料プランで生成した画像は商用利用が可能であるとされています。ただし、前述の著作権問題や、特定のアーティストの絵柄に酷似していないかなど、法的なリスクがないかを慎重に判断する必要があります。また、生成画像にモデル(実在の人物)や特定のブランドのロゴなどが含まれている場合、それらの権利を侵害する可能性も考慮する必要があります。不安な場合は、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

8.5 公序良俗に反する利用の禁止

差別的な表現、ヘイトスピーチ、誹謗中傷など、公序良俗に反する画像の生成は絶対に避けるべきです。AIはあくまでツールであり、その利用方法には人間の倫理観が問われます。


9. 困ったときのQ&A / トラブルシューティング

Novel AIを利用している際に遭遇する可能性のある問題とその解決策、あるいは情報源について説明します。

9.1 画像が崩れる、思った通りにならない

これは画像生成AIで最もよくある問題です。

  • 原因:
    • プロンプトが不明確、またはAIがうまく解釈できていない。
    • ネガティブプロンプトが不足している。
    • 設定(サイズ、ステップ数、スケールなど)が適切でない。
    • AIの学習データにない、あるいは少ない要素を指定している。
    • 特定の要素同士の組み合わせが苦手。
  • 対策:
    • プロンプトの見直し: より具体的に、要素ごとに分解し、重要度の高いものから記述する。必要に応じて強調記号を使う。
    • ネガティブプロンプトの強化: 定番のネガティブプロンプトを追加・見直す。特に手足や顔の崩壊を防ぐタグを強化する。
    • 設定の調整: ステップ数を増やす(ただし増やしすぎない)、Scaleを調整する。サンプラーを変えてみる。
    • Seed値の活用: 複数枚生成してみて、比較的良い結果が出たSeed値を固定し、そこから微調整を行う。
    • Image to Imageの活用: 自分で描いたラフ画や、イメージに近い既存の画像を元に生成してみる。
    • プロンプトのシンプル化: あまりに複雑なプロンプトはAIを混乱させることもあります。一度要素を減らしてシンプルにし、基本的な形が生成できるか確認する。
    • 他のユーザーのプロンプトを参考にする: うまく生成できているユーザーのプロンプトや設定(メタデータ)を参考に、自分のプロンプトを改善する。

9.2 Anlasがすぐに減る

画像生成の設定によってAnlas消費量は大きく変わります。

  • 原因: 高解像度、高ステップ数、複数枚同時生成、Image to Imageの高強度などが主な原因です。
  • 対策:
    • Anlas消費量の確認: 生成ボタンを押す前に表示されるAnlas消費量の目安を確認し、設定値が消費量にどのように影響するかを理解する。
    • 低設定での試行錯誤: イメージが固まるまでは、低解像度・低ステップ数で生成を行い、Anlas消費を抑える。
    • 必要最低限の生成枚数: バリエーションが必要なければ1枚ずつ生成する。
    • プランの見直し: Anlas消費が激しく、毎月付与されるAnlasでは足りない場合は、追加購入するか、よりAnlas付与が多い(あるいは消費効率が良い)上位プランへのアップグレードを検討する。

9.3 エラーが出る、サービスにアクセスできない

  • 原因:
    • サーバーの混雑やメンテナンス。
    • インターネット接続の問題。
    • ブラウザのキャッシュやCookieの問題。
    • Novel AI側の不具合。
  • 対策:
    • 公式アナウンスを確認: Novel AIの公式サイトや公式Discordサーバー、公式SNSなどで、メンテナンス情報や不具合に関するアナウンスがないか確認する。
    • インターネット接続を確認: 自分のインターネット接続が正常か確認する。
    • ブラウザの再起動/キャッシュクリア: 使用しているブラウザを再起動したり、キャッシュやCookieをクリアしてみる。
    • 別のブラウザで試す: 別のブラウザでアクセスできるか試してみる。
    • 時間を置いて再度試す: サーバー側の問題であれば、時間が解決してくれることが多いです。

9.4 公式ヘルプやコミュニティの活用

Novel AIには公式のヘルプドキュメントやFAQ、そして活発なユーザーコミュニティ(特にDiscord)があります。

  • 公式ヘルプ: 各機能の使い方やAnlasに関する詳細な情報などが記載されています。
  • 公式Discord: 他のユーザーと情報交換したり、困ったことを質問したりできます。多くのユーザーが生成した画像を共有しており、プロンプトや設定の参考になります。困ったときに質問すれば、他のユーザーが助けてくれることもあります。

これらのリソースを積極的に活用することで、多くの問題を解決し、より楽しくNovel AIを利用することができます。


10. まとめ

Novel AI Diffusionは、アニメやイラストに特化した高品質な画像を生成できる、非常に強力で魅力的なツールです。この記事では、Novel AIを始めるための登録方法から、画像生成の基本的な操作、プロンプトやネガティブプロンプトの書き方、各種設定の意味、Image to Imageなどの応用機能、そして利用上の注意点まで、幅広く詳細に解説しました。

AIによる画像生成は、もはや一部の専門家だけのものではなく、誰もが創造性を発揮できる時代が来ています。Novel AIを使うことで、あなたの頭の中に描いていたキャラクターや風景を、実際に目に見える形にすることができます。

もちろん、理想通りの画像を生成するためには、プロンプトの工夫や設定の調整といった試行錯誤が必要です。AIの特性を理解し、上手に指示を出す「プロンプト力」を磨くことが、高品質な画像生成への近道です。

この記事が、あなたがNovel AIの世界に飛び込み、素晴らしい画像を生成するための助けとなれば幸いです。さあ、Novel AIであなたの創造力を解き放ち、無限の可能性を秘めた画像生成を楽しんでください!

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