【入門】Gloriousとは?特徴や人気デバイスを徹底解説・紹介

はい、承知いたしました。PCゲーミングデバイスブランド「Glorious」についての入門者向け解説記事を、約5000語の詳細な説明を含めて執筆します。


【入門】Gloriousとは?PCゲーマー御用達ブランドの特徴、人気デバイス、選び方を徹底解説・紹介

導入:PCゲーマー界で注目される「Glorious」とは?

PCゲームの世界に足を踏み入れると、様々な周辺機器、特にマウスやキーボードといった入力デバイスの重要性を肌で感じることになります。より快適に、より正確にゲームをプレイするために、多くのゲーマーが自分に合ったデバイスを探し求めています。そんなゲーミングデバイス市場において、近年特に大きな注目を集めているブランドの一つが「Glorious」(グロリアス)です。

「Glorious」という名前を聞いたことがあるでしょうか? もしかしたら、ゲーム実況者やプロゲーマーのデスク周りで、特徴的なハニカム構造のマウスや、高級感のあるメカニカルキーボードを目にしたことがあるかもしれません。彼らが愛用しているデバイスの中に、Gloriousの製品があることは珍しくありません。

しかし、「Gloriousってどんなブランドなの?」「他のメーカーと何が違うの?」「人気製品はどれ?」「たくさん種類があって選び方が分からない…」と感じている入門者の方も多いのではないでしょうか。

この記事は、まさにそんなあなたのためのものです。Gloriousがどのようなブランドなのか、その哲学や特徴から始まり、ゲーマーに愛される人気デバイスのラインナップ、そして自分にぴったりのGlorious製品を見つけるための選び方まで、約5000語にわたって徹底的に、そして分かりやすく解説・紹介していきます。

この記事を読めば、Gloriousの魅力の全てを理解し、あなたのゲーミング環境をさらに「Glorious」(輝かしい、栄光ある)なものにするための第一歩を踏み出せるはずです。さあ、Gloriousの世界を一緒に探検していきましょう!

Gloriousとは? ブランドの歴史と哲学

Glorious PC Gaming Raceは、テキサス州ダラスを拠点とするPCゲーミングハードウェア企業です。その創業は比較的新しく、2014年に設立されました。後発ながらも、短期間で世界のゲーミングコミュニティから熱狂的な支持を得るに至った背景には、彼らのユニークなブランド哲学とコミュニティへの深い配慮があります。

創業背景:コミュニティ主導のデバイス開発

Gloriousの創業は、既存のゲーミングデバイスに不満を持つゲーマーたちの声から始まりました。当時の市場には、プロ向けの超高価なモデルか、入門者向けの性能が限定的なモデルかの二極化が見られ、多くのゲーマーが求める「高性能かつ手頃な価格」の製品が不足していました。また、特定の機能を求めるニッチな需要(例えば、極端に軽いマウスや、カスタマイズ性の高いキーボードなど)に応える製品も少なかったのです。

Gloriousの創業者は、これらのギャップを埋めるべく、そして何よりも「ゲーマー自身の声」を製品開発に反映させることを目指しました。彼らはRedditのようなオンラインコミュニティで積極的にゲーマーと交流し、「どんなデバイスが欲しいか?」「今のデバイスのどんな点が不満か?」といった生のフィードバックを収集しました。

このコミュニティ主導のアプローチこそが、Gloriousの最大の強みであり、他の多くのブランドとの決定的な違いです。彼らは単に製品を開発・販売するだけでなく、ゲーマーと共に製品を創り上げていく姿勢を貫いています。初期の製品開発段階からコミュニティにアイデアを募り、試作品のフィードバックを反映させるというスタイルは、現在に至るまで続いています。

ブランド名の由来とロゴの意味:Goatへのこだわり

ブランド名「Glorious PC Gaming Race」は、「栄光あるPCゲーミング種族」といった意味合いです。PCゲーミングという文化そのものへの敬意と情熱が込められています。そして、彼らのロゴには、特徴的なヤギ(Goat)のシルエットが使われています。

このヤギは、スラングで「G.O.A.T. = Greatest Of All Time(史上最高)」を意味することから来ています。Gloriousは、自分たちの製品が史上最高であると主張するのではなく、ゲーマー一人ひとりが「史上最高」のゲーミング体験を追求するためのツールを提供する、という強い意志をこのロゴに込めているのです。ユーザーがGoatになるためのサポートをする、それがGloriousの存在意義なのです。

「Glorious体験」の提供

Gloriousは、単に高性能なデバイスを提供するだけでなく、製品を使う体験そのもの、そしてブランドとの関わり方を含めた全体を「Glorious体験」と呼んでいます。これには、以下のような要素が含まれます。

  • 期待を超える性能: 価格以上のパフォーマンスを提供すること。
  • 高いカスタマイズ性: ユーザーが自分好みにデバイスをパーソナライズできる自由度。
  • 質の高いビルドクオリティ: 長く愛用できる堅牢性と耐久性。
  • 美しいデザイン: デスク周りを彩る洗練された外観。
  • 手厚いサポート: 困ったときに頼れるカスタマーサービス。
  • コミュニティとのつながり: ブランドを通じて他のゲーマーと交流できる機会。

これらの要素を通じて、Gloriousは単なるデバイスメーカーではなく、ゲーミング文化の一翼を担う存在として、世界中のゲーマーからリスペクトを集めているのです。

Gloriousの製品哲学・特徴:なぜゲーマーはGloriousを選ぶのか?

Gloriousがこれほどまでにゲーマーから支持されるようになったのには、いくつかの明確な理由があります。彼らの製品に共通する哲学や特徴を見ていきましょう。

  1. 高性能とコストパフォーマンスの絶妙なバランス

Gloriousの製品は、ハイエンドなゲーミングデバイスに求められる最新のセンサーやスイッチ、高品質な素材などを採用しながらも、価格帯は競合他社のフラッグシップモデルと比較して抑えられている傾向があります。これは、中間業者を極力減らしたり、マーケティングコストを効率化したりといった企業努力に加え、ユーザーにとって本当に必要な機能に焦点を当てることで実現されています。

特に、マウスにおける超軽量化や最新世代センサーの搭載、キーボードにおけるホットスワップ機能や高品質な筐体素材の採用などは、かつては非常に高価なカスタムモデルでしか実現できなかったレベルの性能や機能を、より多くのゲーマーが手に取りやすい価格で提供しています。まさに「価格破壊」と評されることもあり、特にゲーミングデバイスに初めてこだわる入門者にとっては、高性能な製品を手に入れるハードルを大きく下げてくれます。

  1. モジュラー性・カスタマイズ性の追求

Gloriousの製品の大きな特徴の一つが、その高いカスタマイズ性です。これは、ユーザーが自分の好みやニーズに合わせてデバイスを自由に変化させられるという思想に基づいています。

  • キーボードのホットスワップ対応: Gloriousのメカニカルキーボードの多くは、キースイッチをはんだ付けなしで交換できる「ホットスワップ」に対応しています。これにより、打鍵感や打鍵音を後から自由に変更したり、特定のキーだけ異なるスイッチにしたりすることが可能です。これは、キーボード沼(カスタムキーボードの世界)への入り口としても非常に人気の機能です。
  • マウスの交換可能なパーツ: Gloriousマウスのケーブルは、しなやかなAscended Cableが採用されており、さらに交換も容易です。また、マウスソール(スケート)も、様々な素材や厚みのものが別売されており、滑走感をカスタマイズできます。製品によっては、マウスのハニカムシェルを交換してカラーリングを変えるといったことも可能です。
  • 統合ソフトウェア「Glorious Core」: マウスのDPI設定、ポーリングレート、ボタン割り当て、キーボードのキーバインド、マクロ、RGBライティングなど、Glorious製品の様々な設定を一つのソフトウェアで集中管理できます。これにより、デバイスの持つポテンシャルを最大限に引き出し、自分だけの使いやすい設定を構築できます。

これらのカスタマイズ性は、単に見た目を変えるだけでなく、ゲームジャンルやプレイスタイルに合わせてデバイスの性能や使い勝手を最適化するために非常に有効です。

  1. コミュニティからのフィードバックを重視した製品開発

先述の通り、Gloriousはコミュニティの声を非常に大切にしています。新製品の開発に際しても、Redditなどでユーザーの意見や要望を積極的に募集し、それを製品設計に反映させています。

例えば、Gloriousを一躍有名にした軽量マウス「Model O」は、当時の市場に軽量で高性能なマウスが少なかったこと、特にFinalmouseなどのニッチなメーカーの製品に需要があったことから、「より多くの人が手に取れる価格で、高性能な軽量マウスを提供してほしい」というコミュニティの強い要望に応える形で開発されました。ハニカム構造の採用も、軽量化とデザイン性を両立させるためのコミュニティとの議論の結果です。

このように、ユーザーの「欲しい!」という声から製品が生まれるサイクルは、Gloriousが常にゲーマーのリアルなニーズに応え続けている証拠であり、ユーザーがブランドに対して強い愛着を持つ理由の一つとなっています。

  1. 洗練されたデザイン性

Gloriousの製品は、その機能性だけでなく、デザイン性の高さも評価されています。特に、彼らのアイコンともいえるハニカム構造は、軽量化に貢献するだけでなく、メカニカルでモダンな美しいデザインとしてゲーマーに受け入れられています。

また、RGBライティングの実装も非常に巧みです。派手すぎず、かといって地味でもない、製品の形状や特徴を際立たせるようなライティングが施されています。さらに、ブラック、ホワイト、ピンクなど豊富なカラーバリエーションを展開しており、ゲーマーは自分のデスク環境や好みに合わせてカラーコーディネートを楽しむことができます。ミニマルでありながらも個性的なデザインは、ストリーマーのデスク周りを華やかに彩るアイテムとしても人気です。

  1. 品質と耐久性へのこだわり

Gloriousは、高品質な部品の採用にも力を入れています。オムロン製やKailh製の高耐久スイッチ(クリック回数数千万回~数億回)や、PixArt製の高性能センサーなど、ゲーミングデバイスの核となる部分には信頼性の高い部品を使用しています。

また、ケーブルのしなやかさやマウスソールの滑りやすさ、キーボードの筐体の剛性など、細部にわたるビルドクオリティにも配慮が見られます。これは、デバイスがゲームプレイにおいて重要な役割を果たすからこそ、長期間安心して使い続けられる品質が求められる、というゲーマー視点に立ったものと言えるでしょう。製品保証についても、多くの製品で標準的な保証期間が設けられています。

これらの特徴が組み合わさることで、Gloriousは単なるPC周辺機器メーカーではなく、「ゲーマーの熱意に応え、最高のゲーミング体験を共に創り上げるパートナー」として、多くのゲーマーに選ばれているのです。

Gloriousの人気デバイスカテゴリ徹底解説

ここからは、Gloriousが展開する主要なデバイスカテゴリと、それぞれの代表的な人気製品を詳しく見ていきましょう。

1. ゲーミングマウス

Gloriousのマウスは、特にその「軽量性」で大きなインパクトを与えました。ハニカム構造を採用することで、驚くほど軽いマウスを比較的安価に提供し、ゲーマーの間で軽量マウスブームを巻き起こす火付け役となりました。

人気シリーズ解説:

  • Model O / O- / O 2 / O 2 Pro シリーズ:

    • 特徴: Gloriousのアイコン的存在。左右対称の形状(アンビデクストラスデザイン)で、多くの握り方に対応しやすい万能型。最大の特徴は、ハニカムシェルによる圧倒的な軽量性(Model O 有線モデルで約67g)。高性能なPixArtセンサー、信頼性の高いスイッチ、非常にしなやかなAscended Cable(有線モデル)、滑りの良いG-Skates(PTFEソール)を採用しています。RGBライティングも搭載。
    • サイズ展開:
      • Model O (標準サイズ): 一般的な手のサイズ向け。
      • Model O- (マイナスサイズ): Model Oよりも一回り小さいサイズ。手が小さめの方や、フィンガーグリップ・クローグリップでマウスを大きく動かす方に適しています。
    • 有線モデル vs 無線モデル (Wireless):
      • 有線モデルは最も安価で、ケーブルのしなやかさにより抵抗感は少ないです。
      • 無線モデルは、わずかに重量は増えますが(Model O Wirelessで約69g)、ケーブルレスの圧倒的な自由度が得られます。低遅延のワイヤレス技術を採用しており、有線と遜色ないパフォーマンスを発揮します。
    • Model O 2 / O 2 Pro での進化:
      • 軽量化: Model O 2 Wirelessは、ハニカム構造を維持しつつ、さらに軽量化(約59g!)を実現しました。内部構造の見直しや、より薄いシェル素材の採用などが貢献しています。
      • 新型センサー: Glorious BAMF 2.0センサー(PixArtとの共同開発)を搭載し、最大解像度(DPI)やトラッキング速度が向上しています。
      • バッテリー持ち改善: 無線モデルのバッテリー持続時間が大幅に向上しました。
      • デザイン変更: Model O 2シリーズは、Model Oにあった側面の「GLORIOUS」ロゴがなくなり、よりミニマルなデザインになりました。また、シェルのハニカムパターンも若干変更されています。
      • Model O 2 Pro: さらなる高性能モデルとして、最大4000Hzのポーリングレートに対応(別売の4Kドングルが必要)。より応答性の高いゲームプレイが可能です。
    • 向いている人: 左右対称マウスを好む人、とにかく軽いマウスが欲しい人、FPSなどで素早いマウス操作を行う人、様々なグリップスタイルを試したい人。
    • 向いていない人: 重いマウスが好みの人、ハニカム構造の穴が気になる人(通気性は良いですが)、エルゴノミック形状が良い人。
  • Model D / D- / D 2 / D 2 Pro シリーズ:

    • 特徴: Model Oシリーズのエルゴノミック(右手用)バージョン。右手にフィットする形状で、特にパームグリップやクローグリップとの相性が良いです。Model Oと同様にハニカムシェルによる軽量性(Model D 有線モデルで約68g)、高性能センサー、高品質スイッチ、Ascended Cable、G-Skatesを採用しています。
    • サイズ展開:
      • Model D (標準サイズ): 一般的な手のサイズ向け。
      • Model D- (マイナスサイズ): Model Dよりも一回り小さいサイズ。手が小さめの方や、エルゴノミック形状でより繊細な操作をしたい方におすすめです。
    • 有線モデル vs 無線モデル (Wireless): Model Oシリーズと同様に、有線と無線モデルが選択可能です。Model D Wirelessも軽量(約69g)。
    • Model D 2 / D 2 Pro での進化: Model O 2シリーズと同様の進化(軽量化、新型センサー、バッテリー持ち改善など)を遂げています。Model D 2 Wirelessも約58gと非常に軽量になりました。
    • 向いている人: 右手用のエルゴノミック形状が好みの人、特にパームグリップやクローグリップでマウスを持つ人、Model Oシリーズの軽量性は好きだが、左右対称よりも手に馴染む形状が良いと感じる人。
    • 向いていない人: 左利きの人、左右対称マウスが好みの人、ハニカム構造の穴が気になる人。
  • Model I / I 2 シリーズ:

    • 特徴: Eligo(エルゴノミック形状)、Intensity(カスタマイズ性)、Innovation(革新性)をコンセプトにした多ボタンマウス。Model Dと同じく右手用のエルゴノミック形状ですが、側面にMMOやMOBAなどで役立つ複数のボタン(サムボタン)を搭載しています。最大の特徴は、側面のボタンが磁石で着脱可能なこと。使わないボタンを取り外したり、付属のブランクパーツに交換したりすることで、誤入力を防ぎ、自分のプレイスタイルに最適なボタン配置に調整できます。また、親指を置くレスト部分があるのも特徴です。軽量性も維持しており(Model I 有線モデルで約69g)、ハニカム構造は側面の一部に採用されています。
    • 有線モデル vs 無線モデル (Wireless): Model I 2 Wirelessが登場しており、軽量化、新型センサー、バッテリー持ち改善といった進化を遂げています(約75g)。
    • 向いている人: FPSだけでなく、MMO、MOBA、RTSなど、ゲーム内で様々なスキルやアイテムを素早く使用したい人。エルゴノミック形状が好みの人。側面の多ボタンを自分好みにカスタマイズしたい人。
    • 向いていない人: 左右対称マウスが好みの人。多ボタンを必要としない人。

マウスの選び方ガイド:

Gloriousマウスを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

  1. 形状(左右対称 vs エルゴノミック):
    • 左右対称 (Model O/O 2): どちらの手でも使えますが、特に左右対称を好む方、フィンガーグリップやクローグリップなど、マウスを指先で操作するスタイルの方に適しています。マウスを素早く細かく動かすのに向いています。
    • エルゴノミック (Model D/D 2, Model I/I 2): 右手に自然にフィットする形状で、長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。特にパームグリップでマウス全体を手のひらで覆うスタイルの方に馴染みやすいです。安定したエイムをしたい方に適しています。
  2. サイズ(標準 vs マイナス):
    • ご自身の手のサイズと、普段のマウスの持ち方(グリップスタイル)に合わせて選びましょう。一般的に、手が大きめの方やパームグリップの方は標準サイズ、手が小さめの方や、マウスを指先でつまむように持つフィンガー・クローグリップの方はマイナスサイズが推奨されます。マウスを持つ手の人差し指の付け根から中指の先までの長さや、手のひらの幅を測ってみると参考になります。
  3. 有線 vs 無線:
    • 有線: 価格が安く、遅延の心配は皆無です。GloriousのAscended Cableは非常にしなやかなので、ケーブルの引きずり感は少ないですが、それでもケーブルがあること自体が気になる人もいます。最も低価格で最高のパフォーマンスを得たいなら選択肢になります。
    • 無線: ケーブルレスによる圧倒的な自由度が得られます。デスク周りがスッキリします。Gloriousの無線技術は低遅延で高性能ですが、有線よりは若干高価になり、定期的な充電が必要になります。価格や充電の手間を気にしないなら、ゲーム体験の快適さは向上します。
  4. 重視するポイント:
    • 軽さ最優先: Model O 2 Wireless (59g)、Model D 2 Wireless (58g) あたりが最軽量クラスです。
    • 多ボタンが必要: Model I/I 2 シリーズが選択肢になります。
    • とにかくコストを抑えたい: 有線モデルや、旧世代(Model O/D/I初代)のセール品などを検討するのも良いでしょう。
    • 最新技術を試したい: Model O 2 Pro/D 2 Proの4Kポーリングレート対応モデルなどが選択肢になります(対応ゲームやPCスペックも考慮が必要です)。

実際に店舗でマウスを握ってみるのが理想ですが、難しい場合はレビュー動画や比較サイトなどを参考に、自分の手やグリップスタイルに合った形状・サイズを慎重に選びましょう。Gloriousのマウスは、種類が多くて迷うかもしれませんが、それぞれのモデルに明確なコンセプトがあるので、ご自身のプレイスタイルに照らし合わせて考えると選びやすくなります。

2. ゲーミングキーボード

Gloriousのキーボードは、特に「カスタムキーボード入門」の分野で絶大な人気を誇っています。その理由は、高品質なベアボーンキット(スイッチやキーキャップが付属しない本体のみの製品)を手頃な価格で提供し、ユーザーが自由にキースイッチやキーキャップを交換して自分だけのキーボードを組み上げられるようにした点にあります。もちろん、完成品モデルもラインナップされています。

人気シリーズ解説:

  • GMMK (Glorious Modular Mechanical Keyboard) PRO:

    • 特徴: Gloriousのキーボード製品の中で、最もカスタム性に優れ、高品質なビルドのハイエンドモデルです。75%配列(テンキーがなく、Fキーや独立した方向キー、ファンクションキー列があるコンパクトな配列)を採用しています。
      • ガスケットマウント: キーボード内部のプレートが、筐体に直接固定されず、ガスケットと呼ばれるクッション材を挟んで取り付けられています。これにより、打鍵時の衝撃を吸収し、より柔らかく、心地よいタイピングフィールと、響きのある独特の打鍵音(通称「ポコポコ」「コトコト」など)を実現しています。この構造は、一般的に高価なカスタムキーボードで採用される方式です。
      • アルミ削り出し筐体: 非常にしっかりとした重量感と高級感があります。デスクに置いたときの安定感も抜群です。
      • ホットスワップ対応: 3ピンおよび5ピンのCherry MX互換メカニカルスイッチであれば、はんだ付けなしで自由に交換できます。これにより、様々なスイッチの打鍵感を試したり、気分や用途に合わせてスイッチを変えたりすることが容易です。
      • ロータリーノブ: プログラム可能なノブが搭載されており、デフォルトでは音量調整に使われますが、拡大・縮小、スクロール、ブラシサイズの変更など、様々な機能を割り当てて作業効率を高めることができます。
      • RGBライティング: 各キーごとのRGBライティングに加え、キーボード側面にもRGBストリップが搭載されており、非常に鮮やかに光ります。
      • QMK/VIA対応 (ファームウェア): より高度なカスタマイズを求めるユーザー向けに、オープンソースのキーボードファームウェアであるQMKや、そのGUIツールであるVIAに対応しています。これにより、キーマップを自由に書き換えたり、複雑なマクロを組んだりすることが可能です(初期ファームウェアはGlorious Coreで設定可能)。
    • ベアボーンキット: GMMK PROは基本的にベアボーンキットとして販売されます。つまり、キーボード本体とスタビライザー(スペースバーなどの長いキーのぐらつきを防ぐ部品)は付属しますが、キースイッチとキーキャップは自分で別途購入して取り付ける必要があります。これがカスタムキーボードの醍醐味であり、自分だけの理想の打鍵感と見た目を持つキーボードをゼロから作り上げる楽しさがあります。
    • 向いている人: 打鍵感や打鍵音にこだわりたい人、カスタムキーボードの世界に入ってみたい人、高品質でコンパクトなキーボードを求める人、自分好みのスイッチやキーキャップを選んで組み立てるのが好きな人。
    • 向いていない人: 完成品が欲しい人、組み立てやカスタマイズに興味がない人、フルサイズやテンキーレスといった一般的な配列が良い人、とにかく安価なキーボードを探している人。
  • GMMK 2:

    • 特徴: GMMK PROの成功を受けて登場した、より手軽にホットスワップキーボードを楽しめるシリーズです。GMMK PROのようなハイエンドなビルドではありませんが、普段使いやゲーミングにおいて十分な性能とカスタマイズ性を提供します。
      • ホットスワップ対応: GMMK PROと同様に、3ピン/5ピンのCherry MX互換スイッチに対応しています。
      • 豊富なサイズ展開: GMMK PROの75%配列に加え、フルサイズ (100%)テンキーレス (TKL – 87%)コンパクトな65%配列といった様々なサイズがラインナップされています。自分のデスク環境や用途に合わせて最適なサイズを選べます。
      • 筐体素材: アルミプレートを搭載したプラスチック筐体と、より剛性感のあるフルアルミ筐体モデルがあります(サイズやモデルによる)。
      • RGBライティング: 各キーRGBに加え、キーボード側面にもライトバーが搭載されています。
      • 完成品 or ベアボーン: GMMK 2シリーズは、スイッチとキーキャップが取り付けられた「完成品」モデルと、スイッチとキーキャップを別途購入する必要がある「ベアボーン」モデルの両方が用意されています。これにより、手軽に始めたい人から、カスタムを楽しみたい人まで、幅広いニーズに対応しています。完成品モデルに付属するスイッチはGloriousオリジナルスイッチ(Fox/Lynxなど)です。
    • 向いている人: ホットスワップ機能を試してみたいが、GMMK PROほど本格的なカスタムは考えていない人。様々なサイズの中から自分に合ったものを選びたい人。完成品としてすぐに使いたいが、後からスイッチ交換もできる柔軟性が欲しい人。
    • 向いていない人: GMMK PROのような最高品質の打鍵感(ガスケットマウントなど)を求める人。
  • GMMK Numpad:

    • 特徴: GMMKシリーズのデザインコンセプトを踏襲した、独立型のテンキーパッドです。ホットスワップ対応で、好きなキースイッチを取り付けられます。プログラム可能なロータリーノブと、側面のRGBライティングを搭載しています。
    • 用途: テンキーレス(TKL)や60%などのコンパクトなキーボードを使っている人が、必要な時にだけテンキーを使いたい場合に便利です。マクロパッドとしても活用できます。
    • 向いている人: テンキーレス以上のコンパクトキーボードユーザーで、時々テンキーが必要になる人。マクロパッドとしてカスタマイズしたい人。

キースイッチについて:

Gloriousは、自社製のオリジナルキースイッチも展開しています。これらはGMMK 2などの完成品モデルに搭載されたり、単体で販売されたりしています。

  • Glorious Fox: リニアタイプのスイッチ。滑らかで抵抗感が少なく、静かな打鍵音が特徴。ゲームプレイに集中したい人や、素早い連打をしたい人向け。
  • Glorious Lynx: タクタイルタイプのスイッチ。わずかに抵抗感があり、キーが入力されたことが指先に伝わる感触(タクタイルバンプ)があるのが特徴。タイプミスを減らしたい人や、心地よいタイピングフィールを求める人向け。
  • Glorious Panda: Holy Pandaというカスタムスイッチにインスパイアされた、非常に特徴的なタクタイルスイッチ。他のタクタイルスイッチとは一線を画す、しっかりとしたタクタイルバンプと独特の打鍵音が特徴。タクタイルスイッチの愛好家や、個性的な打鍵感を求める人向け。

これらのスイッチ以外にも、Cherry MX、Gateron、Kailhなど、様々なメーカーのMX互換スイッチをGMMKシリーズに取り付けて楽しむことができます。スイッチの素材、スプリングの重さ、潤滑(ルブ)の有無などで打鍵感は大きく変わるため、自分好みのスイッチを探す旅も、Gloriousキーボードの楽しみの一つです。

キーキャップについて:

キーキャップはキーボードの見た目と打鍵音、そして指先の感触に大きな影響を与えます。Gloriousも純正の高品質なキーキャップセットを販売しています。

  • Glorious GPBT Keycaps: PBT素材を使用しており、耐久性が高く、指紋がつきにくいのが特徴です。多くのカラーバリエーションがあり、カスタマイズの幅が広がります。昇華印刷やダブルショット(二色成形)といった印字方式のものがあり、文字が消えにくい加工がされています。
  • Glorious Aura V2 Keycaps: 半透明または二色成形のABS素材で、RGBライティングを透過させやすいのが特徴です。ライティングを重視する人におすすめです。

Gloriousのキーボードは標準的なMX互換ステムを採用しているため、市場に流通している非常に多くのサードパーティ製キーキャップセットを取り付けて楽しむことも可能です。

キーボードの選び方ガイド:

Gloriousキーボードを選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。

  1. サイズ(配列):
    • フルサイズ (100%): テンキーを含めた一般的な配列。Excel作業などテンキーを頻繁に使う人向け。
    • テンキーレス (TKL): テンキーがない分コンパクト。マウスを大きく動かすスペースを確保したいゲーマーに人気。
    • 75%: Fキー列や独立キー(Del, Home, Endなど)があるが、ファンクションキー列と数字キー列の間隔が狭く、全体の横幅がTKLよりさらに短い。コンパクトさと機能性のバランスが良い。GMMK PROはこのサイズです。
    • 65%: Fキー列がなく、一部の独立キーも省略されているが、方向キーは独立している。さらに省スペース。
    • どのサイズが良いかは、デスクスペース、ゲーム以外の用途、そして個人の好みによって異なります。
  2. ホットスワップの有無:
    • ホットスワップ対応 (GMMKシリーズ): スイッチ交換が容易。様々な打鍵感を試したい、将来的にスイッチを変える可能性がある人向け。
    • 非対応: スイッチは固定されている。完成品の打鍵感で満足できる人向け。
  3. ベアボーン vs 完成品:
    • ベアボーン (GMMK PRO): 本体のみ。スイッチとキーキャップを自分で選んで購入し、組み立てる必要がある。本格的なカスタムを楽しみたい人向け。
    • 完成品 (GMMK 2など一部): スイッチとキーキャップが取り付けられた状態で届く。すぐに使いたい人向け。後からスイッチ交換も可能なので、入門にも最適です。
  4. 打鍵感・打鍵音へのこだわり度:
    • こだわりが強い: GMMK PRO (ガスケットマウント、アルミ筐体) がおすすめ。様々なスイッチやキーキャップを試して、自分だけの理想の打鍵感を追求できます。
    • こだわりはそこそこ: GMMK 2の完成品やベアボーンで、好きなスイッチを数種類試してみるのがおすすめです。
  5. 予算:
    • 一般的に、ベアボーンキットは本体価格が安くても、スイッチやキーキャップを別途購入する必要があるため、トータルの費用は完成品と大差ないか、カスタム度合いによっては高くなります。GMMK PROはGMMK 2よりも本体価格が高価です。

キーボードはマウス以上に個人の好みが分かれるデバイスです。配列、打鍵感、打鍵音、デザインなど、様々な要素があります。最初は完成品モデルから始めて、ホットスワップ機能を使っていくつかのスイッチを試してみるのが、カスタムキーボード沼への良い入門となるかもしれません。

3. マウスパッド

ゲーミングマウスの性能を最大限に引き出すためには、適切なマウスパッドが不可欠です。Gloriousは、マウスパッドも豊富なラインナップで展開しており、特にその素材やサイズバリエーションで人気があります。

人気シリーズ解説:

  • Glorious Elements Mousepad シリーズ:

    • 特徴: これまでの布製マウスパッドとは一線を画す、特殊な表面素材を採用したシリーズです。「Elements」の名前の通り、自然界の要素(氷、空気、火)をモチーフにした3種類の素材感で展開されています。
      • ICE (氷): ガラスに近い、非常に硬質で滑らかな表面。マウスが圧倒的に滑走します。素早いフリックエイムや、マウスの初動の軽さを重視する人向け。ただし、表面が硬く摩耗しやすいという特性もあります。
      • AIR (空気): プラスチックのような硬質表面。ICEほどではありませんが、非常に滑らかで抵抗が少ないです。高速なマウス操作に適しています。耐久性はICEより高い傾向があります。
      • FIRE (火): 特殊なコーティングが施された布製に近いハイブリッド表面。布製のようなコントロール性能を残しつつ、一般的な布製よりも滑りが良いバランス型です。多くのゲームジャンルやプレイスタイルに対応しやすい万能タイプと言えます。
    • 向いている人: 標準的な布製マウスパッドでは物足りない人。マウスの滑走感を極めたい人。ゲームジャンルやプレイスタイルに合わせて、マウスパッドの素材から選びたい人。
    • 向いていない人: 表面が硬いマウスパッドに抵抗がある人。コントロール性能を最重視する人(その場合は後述の布製がおすすめ)。
  • Glorious Desk Pad (布製):

    • 特徴: Gloriousの定番布製マウスパッドです。マイクロファイバークロスのような滑らかで均一な表面は、適度な滑りと確実な止めやすさ(コントロール性能)を両立しており、多くのゲーマーにとってバランスの取れた使い心地を提供します。エッジ部分はステッチ加工が施されており、剥がれにくく耐久性があります。
    • 豊富なサイズ: 小さめのLサイズから、キーボードとマウスを一緒に置けるデスクマットサイズのXL、XXL、そしてデスク全体を覆う巨大な3XLサイズまで、驚くほど多様なサイズ展開があります。これにより、デスクの大きさやプレイスタイル(ローセンシでマウスを大きく動かすかなど)に合わせて最適なサイズを選ぶことができます。
    • 豊富なデザイン: シンプルなロゴ入りデザインから、世界地図、抽象的なパターンなど、様々なデザインが用意されており、デスク周りのコーディネートを楽しめます。
    • 向いている人: 標準的な布製マウスパッドが良い人。バランスの取れた滑走感とコントロール性能を求める人。豊富なサイズやデザインから選びたい人。デスク全体をマウスパッドで覆いたい人。
    • 向いていない人: 布製以外の特殊な滑走感を求める人。

マウスパッドの選び方ガイド:

Gloriousマウスパッドを選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。

  1. 滑走感(スピード vs コントロール):
    • スピード重視 (ICE, AIR): FPSで素早いフリックエイムが必要な人、マウスの初動の抵抗感をなくしたい人向け。マウスの動きが素早く、慣れるまでは精密な操作が難しく感じるかもしれません。
    • バランス型 (FIRE, 布製Desk Pad): 多くのゲームジャンルに対応でき、止めやすさも兼ね備えています。迷ったらまずは布製やFIREから試すのがおすすめです。
    • コントロール重視: Gloriousのラインナップの中では、布製Desk Padが最もコントロール寄りです。
  2. サイズ:
    • デスクスペース: マウスパッドを置くデスクのスペースに合わせて選びましょう。
    • プレイスタイル: FPSなどで低いDPI(ローセンシ)でプレイし、腕全体を使ってマウスを大きく動かす人は、大きめのサイズ(XL以上)が必要です。手首や指先だけでマウスを動かすハイセンシの人は、小さめのサイズでも十分かもしれません。キーボードもマウスパッドの上に置きたい場合は、デスクマットサイズ(XL以上)を選びます。
  3. 素材:
    • 布製: 最も一般的で、バランスの取れた性能を持ちます。丸めて持ち運びやすいのも利点です。
    • 特殊素材 (Elements): ICEやAIRは、布製にはない独特の滑走感を提供します。表面が硬いため、マウスソールの摩耗が早くなる可能性もあります。
  4. デザイン:
    • 機能性だけでなく、デスク周りの雰囲気や他のデバイスとの調和も考慮してデザインを選びましょう。

マウスパッドは、マウスの性能を直接的に左右する重要なデバイスです。ご自身のプレイスタイルや好みに合わせて、最適な滑走感とサイズのものを慎重に選びましょう。

4. その他のデバイス・アクセサリー

Gloriousは、マウス、キーボード、マウスパッドといった主要デバイス以外にも、ゲーマーの環境を快適にする様々なアクセサリーを展開しています。

  • リストレスト: キーボード用とマウス用のリストレストがあります。低反発素材やウッド素材など、様々な素材やサイズが用意されており、手首への負担を軽減し、長時間のゲームプレイや作業をサポートします。特にメカニカルキーボードは背が高いため、リストレストがあると快適性が向上します。
  • マウスバンジー: マウスの有線ケーブルを保持し、ケーブルの引きずりをなくして無線マウスのような感覚で操作できるようにするアイテムです。有線マウスを使用するなら、あると非常に便利です。
  • 自作ツール: GMMKシリーズのようなカスタムキーボードユーザー向けに、キースイッチを分解・組み立て・潤滑(ルブ)するためのオープナーやルブステーション、スイッチ引き抜き工具(キープーラー、スイッチプーラー)といったツールも販売しています。
  • 交換用パーツ: マウスの交換用G-Skates(ソール)、Ascended Cable、キーボードのスタビライザーやプレートなど、デバイスのメンテナンスやカスタマイズに必要な交換用パーツも充実しています。

これらのアクセサリーは、主要デバイスの使い勝手をさらに向上させたり、デバイスのメンテナンスやカスタムを助けたりするものです。予算や必要に応じて、揃えていくことで、より快適なゲーミング環境を構築できます。

Glorious Core ソフトウェアについて

Gloriousの対応デバイスの多くは、「Glorious Core」という統合ソフトウェアを使用して設定を行います。このソフトウェアを使うことで、デバイスの持つ機能を最大限に引き出し、自分好みにカスタマイズすることが可能です。

Glorious Coreで設定できること(例):

  • マウス:
    • DPI設定(複数プロファイルの作成、DPIステップの調整)
    • ポーリングレート設定(マウスの応答速度)
    • リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げた際にセンサーが反応しなくなる高さ)
    • ボタン割り当て(クリック、サイドボタンなどにキーボードキー、マクロ、メディアコントロールなどを割り当て)
    • マクロ記録・編集
    • RGBライティング効果、明るさ、速度などの調整
    • ファームウェアアップデート
  • キーボード (GMMKシリーズなど):
    • キーバインド(キー配列の変更)
    • マクロ記録・編集、キーへの割り当て
    • レイヤー設定(Fnキーなどと組み合わせた場合のキー機能変更)
    • RGBライティング効果、色、明るさ、速度などの調整(キーごと、ゾーンごとなど)
    • ロータリーノブの機能割り当て
    • ファームウェアアップデート
  • その他の対応デバイス:
    • RGBライティングの同期など

Glorious Coreは、直感的で分かりやすいインターフェースを目指して設計されており、入門者でも比較的容易に各種設定を行えます。定期的にアップデートされており、新製品への対応や機能改善が行われています。

ただし、ソフトウェアの評価は人によって分かれることもあります。安定性や機能面で他社製品のソフトウェアと比較されることもありますが、基本的な設定を行う分には問題なく機能します。GMMK PROなど、より高度なカスタマイズを求める場合は、オープンソースのQMK/VIAファームウェアを利用することも選択肢となります(導入にはやや専門知識が必要です)。

まずはGlorious Coreをインストールして、ご自身のデバイスでどのような設定ができるか試してみることをお勧めします。

Glorious製品の購入方法

Glorious製品は、主に以下の方法で購入できます。

  1. Glorious公式サイト:
    • Gloriousの公式サイト(www.gloriousgaming.com)から直接購入し、日本へ発送してもらうことが可能です。
    • 新製品が最も早く手に入ることが多いです。
    • ただし、価格はドル建てになり、別途国際送料や関税がかかる場合があります。また、サポートを受ける際に英語でのやり取りが必要になる場合があります。
  2. 国内正規代理店/販売店:
    • アスク(ASK)が日本のGlorious製品の正規代理店となっています。
    • アスクを通じて、家電量販店やPCパーツショップ(オンライン含む)などで正規輸入品が販売されています。
    • 正規輸入品を購入する最大のメリットは、国内でのサポートや製品保証が受けられることです。万が一の初期不良や故障の際に、日本語での対応や迅速な交換・修理が期待できます。
    • 価格は公式サイトからの直接購入より若干高くなる傾向がありますが、送料や関税、サポートの安心感を考慮すると、入門者にとっては最も推奨される購入方法です。
  3. Amazonなどのオンラインストア:
    • Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアでもGlorious製品を見つけることができます。
    • 出品者が正規代理店やその契約販売店であれば正規輸入品ですが、並行輸入品として販売されている場合もあります。
    • 並行輸入品は正規代理店のサポート対象外となることがほとんどです。価格が安い場合がありますが、購入後のリスクを理解しておく必要があります。特に高価な製品を購入する場合は、出品者が信頼できる正規販売店かどうかを確認することをお勧めします。

正規輸入品と並行輸入品について:

  • 正規輸入品: 国内の正規代理店が輸入・販売し、メーカーの許諾を得て国内でのサポートや保証を提供している製品です。価格は高めですが、安心して購入・使用できます。
  • 並行輸入品: 正規代理店を通さず、個人輸入や他のルートで輸入・販売されている製品です。価格は安い場合がありますが、国内でのサポートや保証は基本的に受けられません。不良があった場合の対応も、販売者によってまちまちです。

入門者の方は、特にこだわりがなければ、国内正規代理店を通じて販売されている正規輸入品の購入を強くお勧めします。

まとめ:Gloriousはどんな人におすすめ?

ここまでGloriousというブランドの特徴から人気デバイス、選び方までを詳しく解説してきました。最後に、Glorious製品がどんな人におすすめできるのかをまとめてみましょう。

Gloriousは、以下のようなゲーマーに特におすすめです。

  • 高性能なゲーミングデバイスを求める人: 最新の高性能センサーや高品質なスイッチ、素材を採用したデバイスが豊富に揃っています。
  • コストパフォーマンスを重視する人: ハイエンドに近い性能を持つデバイスを、比較的抑えられた価格で手に入れることができます。特に軽量マウスやカスタムキーボード入門モデルのコストパフォーマンスは特筆ものです。
  • デバイスのカスタマイズを楽しみたい人: キーボードのホットスワップ機能、マウスの交換可能なパーツ、多機能なソフトウェアなど、自分好みにデバイスを調整する自由度が非常に高いのが特徴です。特にキーボードのカスタムに興味がある人にとっては、GMMKシリーズは最高の入門機となるでしょう。
  • デザイン性も重視する人: ミニマルで洗練されたデザイン、特徴的なハニカム構造、美しいRGBライティングなど、機能性だけでなく見た目にもこだわりたい人におすすめです。
  • コミュニティ主導の開発姿勢に共感する人: ゲーマーの声を真摯に聞き、製品開発に反映させるGloriousの姿勢は、ブランドへの信頼感と愛着につながります。

逆に、以下のような人には、Glorious製品が必ずしもベストな選択肢ではないかもしれません。

  • とにかく安価な製品を探している人: Gloriousはコストパフォーマンスは高いですが、市場にはさらに安価な入門向け製品も存在します。最低限の機能で十分という場合は、そちらも選択肢になります。
  • 一切カスタマイズしない、またはしたくない人: Glorious製品の大きな魅力の一つはカスタマイズ性です。完成品モデルもありますが、そのポテンシャルをフルに引き出すには、ある程度のカスタマイズを楽しむのがおすすめです。
  • 特定の超ニッチな機能や形状を求める人: Gloriousは比較的幅広いニーズに応える製品ラインナップですが、例えば極端に重いマウスや、特定のゲームに特化した特殊なボタン配置など、非常にニッチな製品は少ない場合があります。

総括:Gloriousと共に「史上最高」のゲーミング体験を

Gloriousは、単にPCゲーミングデバイスを製造・販売する企業ではなく、ゲーマーと共に進化し、ゲーミング文化を盛り上げていくことを目指すブランドです。彼らの製品は、高性能、コストパフォーマンス、カスタマイズ性、デザイン性といった、ゲーマーがデバイスに求める多くの要素を高いレベルで満たしています。

マウスの軽量化や、カスタムキーボード市場への手軽な参入経路を提供したことは、多くのゲーマーにとって大きな恩恵をもたらしました。GMMK PROやModel O 2 Wirelessといった人気製品は、それぞれのカテゴリにおけるスタンダードを塗り替えつつあります。

この記事が、あなたがGloriousというブランドを知り、その魅力や製品ラインナップを理解する一助となれば幸いです。たくさんの種類があって最初は迷うかもしれませんが、それぞれのデバイスの特徴や選び方のポイントを押さえれば、きっとあなたにぴったりの「史上最高」のデバイスが見つかるはずです。

Gloriousのデバイスと共に、あなたのゲーミング環境をさらに快適に、そして「Glorious」なものにしていきましょう! あなたのPCゲーミングライフが、より一層輝かしいものになることを願っています。


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