ポケモンGO ザシアンはいつ登場?実装時期とレイド情報 の詳細な説明を含む記事
はじめに:ガラル地方の伝説、ザシアンがポケモンGOに降臨!
壮大な冒険の舞台、ガラル地方。その地で語り継がれる古の英雄譚に登場する伝説のポケモン、ザシアン。剣を携え、圧倒的な力で闇を祓ったとされるその姿は、『ポケットモンスター ソード』のパッケージを飾り、多くのポケモントレーナーの心を鷲掴みにしました。そんなザシアンが、満を持してスマートフォン向け位置情報ゲーム『ポケモンGO』の世界に登場したことは、世界中のトレーナーにとってまさにビッグニュースでした。
ポケモンGOでは、定期的に新しいポケモンが実装され、レイドバトルやイベントを通じてトレーナーの前に姿を現します。特に伝説のポケモンの実装は、ゲーム環境に大きな影響を与え、多くのトレーナーがその捕獲と育成に熱中します。ザシアンも例外ではなく、その強力な種族値と唯一無二のフェアリータイプを持つ伝説ポケモンとして、実装前から大きな期待が寄せられていました。
この記事では、ポケモンGOにおけるザシアン(ここでは主に「れきせんのゆうしゃ」フォルムを指します)の登場時期、これまでのレイドバトルの歴史、そしてザシアンレイドを攻略するための徹底的な対策情報、さらにはGOバトルリーグやPvEでの性能評価まで、詳細かつ網羅的に解説していきます。また、将来的に実装が期待される「けんのおう」フォルムについても考察を加えます。ザシアンをまだゲットできていないトレーナーも、既にゲットして育成を進めているトレーナーも、この記事を読めばザシアンに関するあらゆる情報を得られるでしょう。さあ、剣の如き輝きを持つ伝説のポケモン、ザシアンの世界へ深く潜り込んでいきましょう。
第1章:伝説のポケモン「ザシアン」とは?剣と盾の世界からポケモンGOへ
ポケモンGOに登場したザシアンを理解するためには、まずその起源である『ポケットモンスター ソード・シールド』(ポケモン剣盾)における設定を知ることが重要です。ザシアンは、ガラル地方の歴史において、相棒であるザマゼンタと共に巨大な災厄「ブラックナイト」を打ち破った英雄として語り継がれています。
ザシアンの起源と設定(ポケモン剣盾より)
- 分類とタイプ: ザシアンは「けんポケモン」に分類されます。『ソード』のパッケージポケモンであり、象徴的な剣を携えた姿が特徴です。通常時のフォルムは「れきせんのゆうしゃ」と呼ばれ、フェアリータイプの単タイプです。専用アイテム「くちたけん」を持つことで、その剣が覚醒し、「けんのおう」フォルムへと姿を変えます。この「けんのおう」フォルムでは、タイプがフェアリー/はがねの複合タイプとなります。
- 伝説の英雄: ガラル地方の伝承において、霧の中から現れ、巨大な木の姿をした災厄を打ち破ったとされる英雄の一匹です。その力は、ダイマックスしたポケモンをも一刀両断するほどとされています。
- 特性「ふとうのけん」: 「けんのおう」フォルムのザシアンは、特性「ふとうのけん」を持ちます。この特性は、戦闘に出た時に攻撃が1段階上がるという非常に強力な効果を持っています。
- 専用技「きょじゅうざん」: 「けんのおう」フォルムのザシアンだけが使えるはがねタイプの物理技です。ダイマックスしている相手に対して威力が2倍になるという、まさに伝説の剣士にふさわしい技です。
これらの設定が、ポケモンGOにおけるザシアンの性能や将来的な実装形態にどのように影響するのかを考える上で非常に重要になります。
ポケモンGOにおけるザシアン(れきせんのゆうしゃ)の基本情報
ポケモンGOに最初に実装されたザシアンは、前述の通り「れきせんのゆうしゃ」フォルムでした。このフォルムの基本情報は以下の通りです。
- タイプ: フェアリー
- 単タイプであるため、弱点と耐性が比較的シンプルです。
- フェアリータイプはドラゴンタイプに二重耐性を持ち、かくとう、むし、あくタイプに耐性を持ちます。
- 一方、どくタイプとはがねタイプに弱点がありますが、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)ははがねタイプに弱点はありません。弱点はかくとう、じめん、ほのおの3タイプです。
- 分類: けんポケモン
- 図鑑番号: No.888
- 種族値: ポケモンGOにおけるザシアン(れきせんのゆうしゃ)の種族値は以下の通りです(トレーナーレベル40時点での最大CPは約4000強)。
- こうげき:非常に高い
- ぼうぎょ:高い
- HP:平均的
- 総合的に見て、攻撃と防御のバランスが取れた、伝説ポケモンにふさわしい高ステータスを持っています。特に攻撃種族値は非常に高く、様々なレイドや対戦で活躍できるポテンシャルを秘めています。
- 覚える技: ザシアン(れきせんのゆうしゃ)がポケモンGOで覚える可能性のある技は、実装時期やイベントによって変動する可能性はありますが、一般的に以下のような技を覚えます。
- 通常技:
- メタルクロー(はがね)
- チャージビーム(でんき)
- ほのおのキバ(ほのお)
- でんこうせっか(ノーマル)
- ゲージ技:
- じゃれつく(フェアリー)
- ワイルドボルト(でんき)
- アイアンヘッド(はがね)
- インファイト(かくとう)
- ムーンフォース(フェアリー) ※特別な技として覚える可能性
- 通常技:
これらの技構成によって、ザシアンがどのようなバトルで活躍できるかが決まります。特に、フェアリータイプの強力なゲージ技「じゃれつく」や、電気・はがね・かくとうといったサブウェポンとしてのゲージ技を覚えることで、様々な相手に対応できるようになります。マスターリーグで重要な役割を果たす「ワイルドボルト」は、相手の防御を下げる追加効果も期待できる強力な技です。
後の章で詳しく解説しますが、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は、その高い種族値とフェアリータイプ、そして強力な技構成によって、GOバトルリーグのマスターリーグ環境において非常に強力な存在となりました。ドラゴンタイプ全般に圧倒的な強さを持つことはもちろん、特定の相手に対して効果的なサブウェポンを持つことも強みです。
第2章:ザシアン、ポケモンGOに降臨!初登場と再登場の歴史
伝説のポケモンがポケモンGOに登場する際は、多くの場合、期間限定の伝説レイドバトルとして実装されます。ザシアンも例外ではなく、特定のイベントに合わせて初めてトレーナーの前に姿を現しました。
記念すべき初登場:「ウルトラアンロック パート3」
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)がポケモンGOに初めて実装されたのは、2021年の夏でした。これは、ポケモンGOの夏の大型イベントである「Pokémon GO Fest 2021」において、世界中のトレーナーが協力して達成したグローバルチャレンジの報酬として開催された「ウルトラアンロック」イベントの一部でした。
- イベント名: ウルトラアンロック パート3:剣と盾
- 開催期間: 2021年8月20日(金)10:00 から 2021年8月31日(火)20:00 まで
- 内容: このパート3では、ガラル地方のポケモンが多数初登場しました。そして、伝説レイドバトルには『ポケットモンスター ソード』のパッケージポケモンであるザシアン(れきせんのゆうしゃ)と、『ポケットモンスター シールド』のパッケージポケモンであるザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ)が、期間を分けて登場しました。
- ザシアン(れきせんのゆうしゃ)登場期間: 2021年8月20日(金)10:00 から 2021年8月26日(木)10:00 まで
- ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ)登場期間: 2021年8月26日(木)10:00 から 2021年8月31日(火)20:00 まで
- 初登場の背景: このイベントは、ポケモン剣盾の舞台であるガラル地方をテーマとしており、ザシアンとザマゼンタというガラル地方を代表する伝説ポケモンが実装されるのにふさわしいタイミングでした。多くのトレーナーが待ち望んでいたガラル地方のポケモンたちの実装であり、大きな盛り上がりを見せました。
この初回実装時、ザシアンは伝説レイドバトルのボスとして登場しました。トレーナーは協力してレイドボスを倒し、その後の捕獲チャレンジでゲットを目指すことになります。伝説ポケモンは非常に強力なため、一人で討伐することは難しく、他のトレーナーと協力してレイドバトルに挑む必要があります。
その後の再登場の歴史
伝説ポケモンは、初登場後も定期的に再登場するのがポケモンGOのレイドバトルの特徴です。これは、新規トレーナーが過去の伝説ポケモンをゲットできる機会を提供するため、また、既に持っているトレーナーが個体値厳選やアメの確保、色違いの探索を行う機会とするためです。ザシアン(れきせんのゆうしゃ)も、これまでに何度か伝説レイドバトルに再登場しています。
- 再登場の形式: ザシアンの再登場は、多くの場合、単独または他の伝説ポケモンとのローテーションの一部として、星5レイドバトルで開催されます。特定のイベントのテーマに合わせて再登場することもあれば、特に大きなイベントではない期間に伝説レイドのローテーションで登場することもあります。
- 過去の再登場例: 具体的な日付を全て網羅することは難しいですが、過去には例えば「フェアリーフェスティバル」のような特定のタイプに焦点を当てたイベントや、年末年始、周年イベントなどの節目に合わせて再登場したことがあります。これらの再登場期間は、数日から1週間程度であることが一般的です。
- 色違いの実装: 多くの伝説ポケモンは、初実装時は色違いが実装されておらず、その後の再登場イベントで色違いが初実装されます。ザシアン(れきせんのゆうしゃ)の色違いも、初登場からしばらく経った後の再登場時に実装されました。色違いのザシアンは、通常色とは異なる美しい体色をしており、多くのトレーナーが色違いを求めてレイドに挑戦します。色違い伝説ポケモンの捕獲率は非常に高く設定されていることが一般的ですが、そもそもレイドボスを倒すこと自体が挑戦となります。
- 今後の再登場予測: 今後もザシアン(れきせんのゆうしゃ)が伝説レイドバトルに再登場する可能性は十分にあります。Nianticは定期的にレイドボスのスケジュールを発表しており、公式サイトやゲーム内のニュース、公式SNSなどで確認することができます。ガラル地方に関連するイベントや、フェアリータイプ、はがねタイプのポケモンに焦点を当てたイベント、あるいはマスターリーグのシーズン開催期間などに合わせて再登場することが予測されます。次にいつ登場するかは公式発表を待つ必要がありますが、いつでも対応できるよう対策ポケモンを準備しておくことが賢明です。
伝説レイドのローテーションは、ポケモンGOのゲームサイクルにおいて非常に重要な要素です。欲しい伝説ポケモンがいつ登場するかを常にチェックし、登場期間に合わせてレイドパスや協力してくれるトレーナーを確保しておくことが、伝説ポケモンをゲットするための鍵となります。
第3章:星5レイドバトル「ザシアン」に挑む!徹底対策ガイド
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は星5レイドボスとして登場します。星5レイドはポケモンGOにおける最高難易度のレイドバトルであり、強力なレイドボスを討伐するためには、適切な対策ポケモンとトレーナー同士の協力が不可欠です。ここでは、ザシアンレイドを効率よく、そして確実に攻略するための詳細な対策情報を提供します。
レイドバトルの基本
- 星5レイドの難易度: 星5レイドボスはHPが非常に高く、攻撃力も強力です。制限時間(通常は300秒=5分)内に討伐するためには、参加トレーナーの総火力が重要になります。
- 必要なトレーナー数: ザシアン(れきせんのゆうしゃ)の場合、適切な対策ポケモン(レベル30以上、効果抜群技持ち)を揃えていれば、最低2〜3人から討伐可能ですが、安定してクリアするためには4〜5人以上で挑むのがおすすめです。参加トレーナーのレベルや対策ポケモンの育成度合いによっては、さらに多くの人数が必要になる場合もあります。特に初心者が多い場合は、6人以上で挑むとより安心です。
- リモートレイドと現地レイド: レイドパスには、レイドバトルが行われている場所の近くにいる必要がある「プレミアムバトルパス(無料パス含む)」と、遠隔地から参加できる「リモートレイドパス」があります。どちらを使ってもレイドに参加できますが、リモートレイドには参加人数制限や攻撃力に若干の補正がかかる場合があります(時期によって仕様変更あり)。できるだけ多くのトレーナーと協力するためには、ポケモンGOのフレンド機能や地域のコミュニティを活用するのが良いでしょう。
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)の弱点と耐性
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)はフェアリー単タイプです。
* 弱点(効果抜群を与えることができるタイプ):
* かくとう
* じめん
* ほのお
これらのタイプの技は、ザシアンに対して通常の2倍のダメージを与えられます。レイドバトルにおいては、相手の弱点を突くことがダメージ効率を最大化する上で最も重要です。
* 耐性(効果がいまひとつになるタイプ):
* かくとう、むし、あく(ダメージ0.5倍)
* ドラゴン(ダメージ0.25倍)
特にドラゴンタイプに対しては二重耐性を持つため、レイドバトルでドラゴンタイプのポケモンや技を使用することは絶対に避けるべきです。これらの耐性を持つタイプの技を使用してくるザシアンに対しては、それらのタイプのポケモンを出すのは避けた方が良いでしょう。
このタイプ相性を踏まえ、ザシアンレイドの対策ポケモンは「かくとう」「じめん」「ほのお」タイプの強力なアタッカーを中心に選びます。
最強対策ポケモン候補とその理由
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)レイドで活躍できる、おすすめの対策ポケモンを具体的な技構成と共に紹介します。これらのポケモンは、高い攻撃力と効果抜群の技を持っていることが選出の理由です。個体値が高いほど、強化レベルが高いほど与ダメージは増加します。可能な限り、手持ちの中で最も強力なポケモンを育成して編成しましょう。
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かくとうタイプのアタッカー
- メガルカリオ: かくとう/はがね。メガシンカすることで攻撃力が飛躍的に上昇し、他の味方のかくとうタイプの技の威力をブーストする効果もあります。ザシアンのフェアリー技に対しては等倍ですが、はがね技に対しては耐性を持つため、非常に強力です。
- おすすめ技構成: カウンター / インファイト or はどうだん
- ルカリオ: かくとう/はがね。メガシンカせずとも非常に高い攻撃力を持ちます。育成コストはやや高めですが、強力なかくとうタイプアタッカーとして活躍します。
- おすすめ技構成: カウンター / インファイト or はどうだん
- シャドウカイリキー: かくとう。シャドウポケモンは通常ポケモンより攻撃力が20%増加する代わりに防御力が減少します。耐久力は落ちますが、その分凄まじい火力を叩き出します。ザシアンレイドにおいては、全滅しても復活させながら攻撃し続ける戦法が有効なため、シャドウポケモンの攻撃力増加は非常に魅力的です。
- おすすめ技構成: カウンター / ばくれつパンチ
- ローブシン: かくとう。高い攻撃力とそこそこの耐久力を持ちます。カイリキーに匹敵するかくとうタイプアタッカーです。
- おすすめ技構成: カウンター / ばくれつパンチ
- テラキオン: いわ/かくとう。伝説のポケモンであり、高い攻撃力を持ちます。強力なかくとうタイプ技を覚えるため、ザシアンに対して非常に有効です。
- おすすめ技構成: うちおとす or カウンター / せいなるつるぎ or インファイト
- マッシブーン: むし/かくとう。非常に高い攻撃力を持つウルトラビースト。かくとう技でザシアンの弱点を突けます。
- おすすめ技構成: カウンター / ばくれつパンチ
- ケルディオ: みず/かくとう。幻のポケモン。強力なかくとう技を覚えることができます。
- おすすめ技構成: カウンター / せいなるつるぎ
- その他: カイリキー、ハリテヤマ、バシャーモ(ほのお/かくとう、かくとう技)、ゴウカザル(ほのお/かくとう、かくとう技)、ドクロッグ(どく/かくとう、かくとう技)などもかくとうタイプ技で弱点を突けます。特にバシャーモはブラストバーンを覚えるほのおタイプとしても優秀です。
- メガルカリオ: かくとう/はがね。メガシンカすることで攻撃力が飛躍的に上昇し、他の味方のかくとうタイプの技の威力をブーストする効果もあります。ザシアンのフェアリー技に対しては等倍ですが、はがね技に対しては耐性を持つため、非常に強力です。
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じめんタイプのアタッカー
- ゲンシグラードン: じめん/ほのお。ゲンシカイキすることで伝説ポケモンの中でも最高クラスの攻撃力、耐久力、そして専用技「だんがいのつるぎ」という最強のじめん技を得ます。さらに、ゲンシカイキ中は他のじめん、ほのお、くさタイプの技の威力をブーストし、じめんタイプの捕獲率も上昇させます。ザシアンレイドにおいては、文字通りの最強対策ポケモンと言えるでしょう。
- おすすめ技構成: マッドショット / だんがいのつるぎ
- グラードン: じめん。ゲンシカイキせずとも非常に強力なじめんタイプアタッカーです。通常技「マッドショット」の回転率とゲージ技「じしん」または限定技「だんがいのつるぎ」が高火力です。
- おすすめ技構成: マッドショット / じしん or だんがいのつるぎ
- ガブリアス: ドラゴン/じめん。じめん技でザシアンの弱点を突けます。タイプ一致のじめん技「じしん」や限定技「だいちのちから」が強力です。ドラゴンタイプとしてはザシアンのフェアリー技が二重効果いまひとつになりますが、じめん技を使うアタッカーとして採用します。
- おすすめ技構成: マッドショット / じしん or だいちのちから
- メガガブリアス: ドラゴン/じめん。メガシンカすることで攻撃力が大幅に上昇し、じめんタイプの技威力をブーストできます。ゲンシグラードンに次ぐじめんタイプのアタッカーとして非常に強力です。
- おすすめ技構成: マッドショット / じしん or だいちのちから
- ドリュウズ: じめん/はがね。高い攻撃力と「マッドショット」という優秀な通常技を持ちます。鋼タイプを持つため、ザシアンのフェアリー技、はがね技に対して耐性がある点も優秀です。
- おすすめ技構成: マッドショット / ドリルライナー
- ランドロス(れいじゅうフォルム): じめん/ひこう。非常に高い攻撃力を持つじめんタイプアタッカーです。ひこうタイプを持つため、かくとう技は二重弱点になりますが、じめん技の火力は絶大です。
- おすすめ技構成: マッドショット / じしん or 10まんばりき
- マンムー: こおり/じめん。じめん技で弱点を突けます。タイプ一致のじめん技「じしん」が強力です。
- おすすめ技構成: じめんのちから / じしん
- その他: ゴローニャ(いわ/じめん)、サイドン(じめん/いわ)、ドサイドン(じめん/いわ)、グライオン(じめん/ひこう)などもじめんタイプアタッカーとして活躍できます。
- ゲンシグラードン: じめん/ほのお。ゲンシカイキすることで伝説ポケモンの中でも最高クラスの攻撃力、耐久力、そして専用技「だんがいのつるぎ」という最強のじめん技を得ます。さらに、ゲンシカイキ中は他のじめん、ほのお、くさタイプの技の威力をブーストし、じめんタイプの捕獲率も上昇させます。ザシアンレイドにおいては、文字通りの最強対策ポケモンと言えるでしょう。
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ほのおタイプのアタッカー
- メガリザードンY: ほのお/ひこう。メガシンカすることで非常に高い攻撃力を持ち、ほのおタイプの技威力をブーストできます。ザシアンのタイプに対しては有利なタイプではありませんが、ひこうタイプによりじめん技に耐性を持ち、圧倒的な攻撃力でごり押しが可能です。ブラストバーンを覚えていることが前提です。
- おすすめ技構成: ほのおのうず / ブラストバーン
- レシラム: ドラゴン/ほのお。伝説ポケモンであり、非常に高い攻撃力と強力なほのおタイプ技を持ちます。フェアリータイプのザシアンに対してはドラゴン技は通りませんが、ほのお技で弱点を突けます。ザシアンのフェアリー技に対しては耐性がある点も優秀です。
- おすすめ技構成: ほのおのキバ / クロスフレイム or オーバーヒート
- シャンデラ: ゴースト/ほのお。高い攻撃力を持つほのおタイプアタッカーです。ほのお技でザシアンの弱点を突けます。
- おすすめ技構成: ほのおのうず / オーバーヒート
- バシャーモ: ほのお/かくとう。かくとうタイプとしても優秀ですが、ほのおタイプ技も強力です。限定技「ブラストバーン」を覚えていると非常に強力なほのおアタッカーになります。
- おすすめ技構成: ほのおのうず / ブラストバーン
- メガバシャーモ: ほのお/かくとう。メガシンカすることでほのお、かくとう両方の技威力をブーストできます。ザシアンの弱点を両方突けるため、非常に強力なメガシンカポケモンです。
- おすすめ技構成: ほのおのうず / ブラストバーン or インファイト
- ヒードラン: ほのお/はがね。伝説ポケモン。ほのお技で弱点を突けます。はがねタイプを持つため、ザシアンのフェアリー技、はがね技に耐性があるのが優秀です。じめん技が二重弱点になる点には注意が必要です。
- おすすめ技構成: ほのおのうず / オーバーヒート
- その他: エンブオー(ほのお/かくとう)、ゴウカザル(ほのお/かくとう)、ウィンディ、ブースター、リザードンなどもほのおタイプアタッカーとして活躍できます。
- メガリザードンY: ほのお/ひこう。メガシンカすることで非常に高い攻撃力を持ち、ほのおタイプの技威力をブーストできます。ザシアンのタイプに対しては有利なタイプではありませんが、ひこうタイプによりじめん技に耐性を持ち、圧倒的な攻撃力でごり押しが可能です。ブラストバーンを覚えていることが前提です。
対策ポケモンを育成・準備する際のポイント
- 高個体値のポケモンを選ぶ: レイドバトルにおいては、攻撃種族値が高いポケモンが有利ですが、総合的なステータスが高いほど活躍できます。できる限り攻撃・防御・HPの個体値が高いポケモンを対策として育成しましょう。特にレイド産やタマゴ産のポケモンは個体値の最低保証があるため、優秀な個体が出やすいです。
- 強化レベルの重要性: ポケモンのCPは強化レベル(PL)と個体値によって決まります。PLが高いほどステータスも高くなり、与ダメージが増加し、受けるダメージが減少します。ザシアンレイドに挑む際は、対策ポケモンを最低でもPL30、できればPL40(アメ)まで強化することをおすすめします。さらに余裕があれば、アメXLを使ってPL50(レベル50)まで強化すると、討伐速度や生存率が格段に向上します。
- 技構成を合わせる: 対策ポケモンの技構成が適切でないと、効果抜群のダメージを与えることができません。レイドに挑む前に、必ず「わざマシンノーマル」と「わざマシンスペシャル」を使って、前述のおすすめ技構成に合わせましょう。特定のポケモンが覚える限定技(コミュニティデイ技など)は「すごいわざマシン」が必要になる場合があるので注意が必要です。
- シャドウポケモンの活用: シャドウポケモンは攻撃力が20%増加しますが、防御力が20%減少します。レイドバトルでは、制限時間内に多くのダメージを与えることが重要なので、多少の耐久力低下と引き換えに攻撃力を大幅に上げられるシャドウポケモンは非常に強力なアタッカーになり得ます。特にシャドウカイリキーやシャドウマンムーなどは、ザシアン対策として最有力候補の一つです。ただし、育成には通常ポケモンより多くのアメとほしのすなが必要になります。また、やつあたりを消すためには特定のイベント期間にすごいわざマシンノーマルを使う必要があります。
- メガシンカポケモンの活用: メガシンカポケモンは、自身のステータスが大幅に上がるだけでなく、同じタイプや特定のタイプの味方ポケモンの技威力をブーストする効果があります。ザシアンレイドでは、メガルカリオ、メガガブリアス、メガバシャーモ、メガリザードンYなどが有効なメガシンカポケモンです。
- メガルカリオ:かくとうタイプ、はがねタイプの味方の技威力ブースト。ザシアンの弱点を突けるかくとうタイプを強化できます。
- メガガブリアス:ドラゴンタイプ、じめんタイプの味方の技威力ブースト。ザシアンの弱点を突けるじめんタイプを強化できます。
- メガバシャーモ:ほのおタイプ、かくとうタイプの味方の技威力ブースト。ザシアンの弱点を両方突けるタイプを強化できます。
- メガリザードンY:ほのおタイプ、ひこうタイプの味方の技威力ブースト。ほのおタイプを強化できます。
- レイドに複数人参加する場合、誰か一人が適切なメガシンカポケモンを出すだけで、他の参加者全体の火力も向上するため、討伐速度を大幅に上げることができます。積極的にメガシンカを活用しましょう。
- パーティー編成: 6匹の対策ポケモンでパーティーを組みます。手持ちの育成済みポケモンの中から、最も攻撃力の高い、ザシアンの弱点を突けるポケモンを優先的に編成します。全滅してもすぐに復帰できるよう、少なくとも2〜3種類以上の強力な対策ポケモンを用意しておくと安心です。例えば、ゲンシグラードン、メガルカリオ、レシラム、シャドウカイリキー、ドリュウズ、ガブリアスといった編成は非常に強力です。
- フレンドボーナス: レイドバトルにフレンドと一緒に参加すると、「フレンドボーナス」として攻撃力が上昇します(仲良し度に応じて上昇率が異なります)。特に「大親友」や「親友」のトレーナーと参加することで、より大きな攻撃力ボーナスを得られるため、可能な限りフレンドと一緒にレイドに挑むのがおすすめです。
- 天候ブースト: ポケモンGOには天候システムがあり、特定の天候下では特定のタイプの技威力が1.2倍になります。ザシアンの弱点タイプであるかくとう、じめん、ほのおタイプの技は、それぞれ以下の天候でブーストされます。
- かくとう:くもり
- じめん:晴れ、快晴
- ほのお:晴れ、快晴
これらの天候でザシアンレイドに挑むと、対策ポケモンの火力がさらに向上し、より少ない人数や時間で討伐しやすくなります。ただし、天候ブースト中はレイドボスのザシアンもブーストされた技(主にノーマル技やフェアリー技)を使用してくる可能性があるため、受けるダメージも増える可能性がある点には注意が必要です。
レイドバトルの立ち回り
- 避け方と攻撃タイミング: レイドボスのゲージ技は非常に強力なので、可能な限り避けることでポケモンが倒されるのを防ぎ、攻撃時間を長く確保できます。ザシアンのゲージ技は「じゃれつく」「ワイルドボルト」「アイアンヘッド」「インファイト」などがあります。レイドボスの画面にゲージ技の発動を知らせる表示が出たら、左右にスワイプして避ける準備をしましょう。通常技は避ける必要はありませんが、時間があれば避けることでより多くのゲージを溜められます。
- 全滅からの復帰: 対策ポケモンが全滅してしまった場合、パーティーを組み直してすぐにバトルに戻ることが重要です。復活に手間取ると、その間に他のトレーナーの負担が増加したり、時間切れになってしまったりします。お気に入りに登録しておいた対策パーティーを選択し、まんたんのくすりやげんきのかたまりを使って素早く回復・復活させましょう。
- アイテムの活用: きんのズリのみやぎんのおうごんのみは、レイドボス捕獲チャレンジの際に捕獲率を上げる重要なアイテムですが、バトル中に倒れたポケモンを復活させるげんきのかけらや、HPを回復させるきずぐすりなども十分に準備しておきましょう。
レイド報酬の詳細
ザシアンレイドに勝利すると、様々な報酬を獲得できます。
- 捕獲チャレンジ: レイドバトル勝利後、ザシアンの捕獲チャレンジが始まります。捕獲に使用できるボールは「プレミアボール」のみで、獲得できるボールの数は以下の要素によって決まります。
- レイドボスに与えたダメージ量(貢献度)
- ジムの所属チームがレイドが行われているジムをコントロールしているか
- フレンドと一緒に参加しているか(仲良し度が高いほどボーナスボールが増える)
これらの要素で獲得できるプレミアボールが増えるため、高火力ポケモンで攻撃し、自チームのジムで、フレンドと協力して挑むのが最も多くのボールを獲得するチャンスです。 - 捕獲率を上げるために、「きんのズリのみ」や「ぎんのおうごんのみ」を使用し、カーブボールやエクセレントスローを狙いましょう。ザシアンは動きがやや大きいため、サークル固定などのテクニックを使うと捕獲しやすくなります。
- レイド産伝説ポケモンの個体値は、攻撃・防御・HPがそれぞれ10〜15の間となります(個体値10/10/10が最低保証)。個体値100%(15/15/15)のザシアンのCPは、レベル20時(天候ブーストなし)とレベル25時(天候ブーストあり)で決まった値になります。これらのCP値を覚えておくと、捕獲時に個体値をある程度判断できます。
- 色違いのザシアン(もし実装されていれば)は、通常色のザシアンより捕獲率が非常に高く設定されています(ほぼ確定で捕獲できることが多いです)。
- アイテム報酬: 捕獲チャレンジ終了後、レイドバトルそのものに対する報酬として様々なアイテムを獲得できます。
- ふしぎなアメ: ポケモンのアメとして好きなポケモンに使用できる貴重なアイテムです。伝説ポケモンの強化には大量のアメが必要になるため、レイドで獲得できるのは非常に大きいです。
- わざマシンノーマル / わざマシンスペシャル: ポケモンの技を変更できるアイテムです。対策ポケモンの技構成を合わせたり、捕獲したザシアンの技を変更したりするのに必要です。
- きんのズリのみ / ぎんのおうごんのみ: ポケモンの捕獲率を上げるアイテムです。特にぎんのおうごんのみは、捕獲率を大幅に上げるだけでなく、ポケモンを回復させる効果もあります。
- きずぐすり / げんきのかたまり: バトルで傷ついたポケモンを回復させるアイテムです。
- ほしのすな: ポケモンを強化するのに必要なアイテムです。レイド報酬で直接ほしのすながもらえることは少ないですが、ザシアンをゲットした際に捕獲ボーナスとしてわずかに獲得できます。
- アメXL: トレーナーレベル31以上で入手可能になり、ポケモンをレベル40からレベル50まで強化するために必要な特別なアメです。伝説レイドボスからは、討伐時に必ず3個のアメXLがドロップし、さらに追加で落ちる可能性もあります。ザシアンをレベル50まで強化したい場合、大量のアメXLが必要になるため、ザシアンがレイドに登場している期間に積極的にレイドに参加し、アメXLを集めることが非常に重要です。
第4章:ザシアンの性能評価!GOバトルリーグとPvEでの実力
捕獲したザシアンは、単なるコレクションとしてだけでなく、ポケモンGOのバトルコンテンツで活躍させることができます。特にGOバトルリーグ(GBL)のマスターリーグや、強力なレイドボスに対するアタッカーとして、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は高いポテンシャルを秘めています。
GOバトルリーグ(GBL)での性能
ポケモンGOの対人戦コンテンツであるGOバトルリーグにおいて、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は主にCP制限のない「マスターリーグ」で活躍します。
- マスターリーグでの評価:
- 強み:
- 唯一無二のフェアリータイプ伝説: マスターリーグ環境で最もメジャーなタイプの一つであるドラゴンタイプに対して、フェアリータイプは二重耐性を持ち、効果抜群のダメージを与えられます。カイリュー、ディアルガ、ギラティナ(アナザー/オリジン)、パルキア、レックウザといった強力なドラゴンタイプが跋扈するマスターリーグにおいて、ザシアンはこれらのポケモンに対して非常に有利に立ち回れます。
- 高い攻撃力と技構成: 高い攻撃種族値に加え、通常技「でんこうせっか」はゲージを溜める効率が良いです。ゲージ技の「じゃれつく」は強力なフェアリー技であり、ドラゴンタイプやあくタイプに大ダメージを与えられます。「ワイルドボルト」は防御低下効果付きのでんき技で、みずタイプやひこうタイプ、はがねタイプに対して効果的です。例えば、カイオーガやホウオウ、あるいは厄介なはがねタイプ(メタグロスや将来のけんのおうザシアンなど)にも有効打を与えられる可能性があります。「アイアンヘッド」や「インファイト」といったサブウェポンも、特定の相手に有効な場合があります。
- 環境への影響力: ザシアン(れきせんのゆうしゃ)はマスターリーグ環境のトップメタの一角を担っています。ザシアンの存在があることで、安易にドラゴンタイプを選出することが難しくなり、チーム構築に大きく影響を与えています。
- 弱み:
- 明確な弱点タイプ: かくとう、じめん、ほのおというメジャーな弱点タイプを持っています。メタグロスやディアルガなどがよく覚えている「じしん」、カイリキーやルカリオ、ローブシン、テラキオンといった強力なかくとうタイプ、グラードンやゲンシグラードン、ランドロスといったじめんタイプには弱いです。また、レシラムやシャンデラ、ブラストバーン持ちのポケモンといったほのおタイプにも注意が必要です。
- 技の癖: 「ワイルドボルト」は強力ですが、使用後に自身の防御が下がるというデメリットがあります。連続して使用すると自身が倒されやすくなるため、使用するタイミングや相手を見極める必要があります。
- 高い育成コスト: 伝説ポケモンであるため、強化には大量のアメとほしのすな、そしてレベル50まで強化する場合はアメXLが必要です。最高のパフォーマンスを発揮させるためには、かなりのリソース投資が必要になります。
- 理想個体値: マスターリーグでは、CPを最大まで上げるため、個体値100%(15/15/15)が理想とされることが多いですが、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は攻撃種族値が非常に高いため、ミラーマッチ(ザシアン同士の対戦)で先に攻撃を通すために、攻撃個体値がより高い(15)個体が好まれる傾向があります。CP制限がないため、総合的な個体値が高い方が有利であることには変わりありません。
- 採用率: マスターリーグのトップ層では非常に採用率の高いポケモンです。多くのプレイヤーがチームにザシアンを採用するか、あるいはザシアン対策のポケモン(グラードン、メタグロスなど)を組み込んでいます。
- 強み:
- 他のリーグでの可能性: ザシアンはCPが非常に高いため、CP1500制限のスーパーリーグやCP2500制限のハイパーリーグでは、個体値を厳選してもCPを上限以下に収めることがほぼ不可能です。そのため、基本的にスーパーリーグやハイパーリーグで活躍させることはできません。マスターリーグ専用のポケモンと言えます。
PvE(レイド・ジムバトル)での性能
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)は、レイドバトルやジムバトルといったPvEコンテンツにおいてもアタッカーとして活躍できます。
- アタッカーとしての評価(レイド・ジムバトル):
- フェアリータイプアタッカー: フェアリータイプは、ドラゴンタイプ、あくタイプ、かくとうタイプに対して効果抜群です。これらのタイプのレイドボス(例えば、ギラティナ、ダークライ、サザンドラ、カイリキーなど)に対して、ザシアンは強力なフェアリータイプアタッカーとして活躍できます。特に、フェアリータイプのレイドボスアタッカーは層が薄いため、ザシアンは貴重な存在です。同じフェアリータイプアタッカーとしては、ゼルネアス、トゲキッス、サーナイトなどがいますが、ザシアンは高い攻撃力と耐久力を兼ね備えている点で優位性があります。
- 技構成: フェアリーアタッカーとして使う場合、通常技は「でんこうせっか」でゲージを早く溜め、ゲージ技は「じゃれつく」または「ムーンフォース」(もし習得すれば)を選択することになります。
- 採用優先度: ザシアンをフェアリータイプアタッカーとして育成することは、特定のレイドボスに対して非常に有効です。ただし、かくとう、じめん、ほのおタイプの対策ポケモンは他のタイプにも有効な場合が多いのに比べ、フェアリータイプが効果抜群になる相手は比較的限定的です。そのため、他の強力なアタッカー(例えば、ゲンシグラードン、メガルカリオ、レシラム、メタグロスなど)を優先して育成した方が、より多くのレイドで活躍できるかもしれません。しかし、ザシアンはGOバトルリーグでも活躍するため、GBL用に育成した個体をPvEでも使う、というトレーナーは多いでしょう。
- サブウェポン: ザシアンは「ワイルドボルト」(でんき)や「アイアンヘッド」(はがね)といったサブウェポンも覚えるため、これらの技が弱点となる相手に対しては、タイプ一致ではないものの有効なアタッカーとなり得ます。
- ジム防衛での評価: ポケモンGOでは伝説のポケモンをジムに配置することはできません。そのため、ザシアンをジム防衛で使うことは不可能です。
ザシアンを育成するメリット・デメリット
- メリット:
- GOバトルリーグのマスターリーグで最前線で戦える強力なポケモンを確保できる。
- 特定のタイプのレイドボスやジムに、有効なフェアリータイプアタッカーとして挑める。
- 将来的な「けんのおう」フォルム実装への期待感がある。
- デメリット:
- 育成コスト(アメ、ほしのすな、アメXL)が非常に高い。
- GBLのマスターリーグをプレイしない、あるいは特定のレイドボスに特化したい場合、より汎用性の高い他の伝説ポケモン(グラードン、カイオーガ、レシラム、ゼクロム、メタグロスなど)の育成が優先される可能性がある。
総じて、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)はGOバトルリーグのマスターリーグを本気でプレイしたいトレーナーにとっては必須級のポケモンであり、PvEでも特定の場面で活躍できる強力なアタッカーです。捕獲した際には、個体値をしっかりと確認し、育成するかどうかを検討しましょう。
第5章:未来への期待!「けんのおう」フォルムの実装予測
現在ポケモンGOに実装されているザシアンは「れきせんのゆうしゃ」フォルムですが、『ポケモン ソード・シールド』にはもう一つの姿、「けんのおう」フォルムが存在します。このフォルムがポケモンGOに実装されるかどうかは、多くのトレーナーが関心を寄せている点であり、もし実装されればポケモンGOの環境に大きな影響を与える可能性があります。
「けんのおう」フォルムとは
前述の通り、「けんのおう」フォルムは、ザシアンが専用アイテム「くちたけん」を持つことで覚醒する姿です。
- タイプ: フェアリー/はがね
- はがねタイプが加わることで、タイプ相性が大きく変化します。
- 弱点:ほのお、じめん、かくとう(ザシアン(れきせんのゆうしゃ)と同じ)
- 耐性:ノーマル、ひこう、いわ、むし、ゴースト、あく(0.5倍)、くさ、こおり、ドラゴン、フェアリー(0.25倍)、どく(ダメージ無効)
- 特にどくタイプを無効化し、多くのタイプに耐性を持つ点が非常に強力です。
- 種族値: 「れきせんのゆうしゃ」よりも攻撃種族値がさらに上昇し、物理攻撃力では全ポケモン中でもトップクラスになります。耐久力も高めです。
- 特性「ふとうのけん」: 戦闘に出た時に攻撃が1段階上昇します。ポケモンGOに特性システムが本格的に実装されれば、この効果がどのように再現されるかが注目されます。例えば、バトル開始時に攻撃力が一時的に上昇する、特定のゲージ技を使った後に攻撃力が上がる、といった形で表現される可能性があります。
- 専用技「きょじゅうざん」: はがねタイプの物理技で、威力が高く、ダイマックスしている相手には威力が2倍になります。ポケモンGOにおいては、高威力のはがねタイプのゲージ技として実装されると予測されます。追加効果として、相手の防御を下げたり、特定のポケモン(例えば、ムゲンダイナや他のダイマックスしたかのようなポケモン)に特大ダメージを与えたりする効果がつく可能性もゼロではありません。
ポケモンGOでの「けんのおう」フォルム実装予測
「けんのおう」フォルムがポケモンGOに実装されるとすれば、いくつかの方法が考えられます。
- 新たなレイドボスとして実装: 最も可能性が高いのは、「けんのおう」フォルムが新たな星5レイドボスとして期間限定で登場するというパターンです。この場合、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)とは別に「けんのおう」フォルムのザシアンレイドが開催されることになります。
- フォルムチェンジ: ザシアン(れきせんのゆうしゃ)に特定のアイテム(例:「くちたけん」)を使用することで、「けんのおう」フォルムにフォルムチェンジできるという実装方法も考えられます。この「くちたけん」は、スペシャルリサーチの報酬や、特定のイベントの報酬として入手できるといった形になるでしょう。フォルムチェンジは、ポケモンGOでも一部のポケモン(例:ケルディオ、メロエッタ)で既に実装されています。
- アメやほしのすなによる強化: 他の伝説ポケモンと同様に、アメとほしのすなを使って強化することになります。もしフォルムチェンジであれば、別途アイテムが必要になるでしょう。
- 専用技「きょじゅうざん」の実装: 「けんのおう」フォルムの実装と同時に、専用技「きょじゅうざん」も特別な技として実装される可能性が高いです。
「けんのおう」フォルムが実装された場合の性能予測
「けんのおう」フォルムがポケモンGOに実装された場合、その強力なタイプと種族値、専用技によって、ポケモンGOのバトル環境を大きく揺るがす存在になることが予測されます。
- GOバトルリーグ(マスターリーグ):
- フェアリー/はがねタイプは、かくとう、じめん、ほのお以外のほとんどのタイプに耐性を持ちます。特にドラゴン、フェアリータイプに二重耐性、どくタイプを無効化できるのは非常に強力です。環境に多いドラゴンタイプ、ゼルネアスやトゲキッスといったフェアリータイプに対して、ザシアン(けんのおう)は一方的に有利に立ち回れるでしょう。
- 高い攻撃力と特性「ふとうのけん」(もし効果が再現されれば)により、凄まじい火力を叩き出す可能性があります。
- 専用技「きょじゅうざん」が強力なはがね技であれば、弱点タイプ以外にも安定したダメージを与えられ、特定の相手には大ダメージを狙えます。
- 弱点はほのお、じめん、かくとうですが、多くの耐性を持つため、弱点タイプ以外には出し負けしにくく、非常に安定した選出が可能になるでしょう。
- 現環境トップのグラードンやメタグロス、あるいは将来的に実装されるであろうムゲンダイナなどとの相性が注目されます。
- ザシアン(けんのおう)がマスターリーグに登場すれば、現環境のほとんどのパーティー構成が見直しを迫られるほどの影響力を持つ可能性があります。間違いなくマスターリーグ最強格の一角、あるいは最強のポケモンとして君臨するでしょう。
- PvE(レイド・ジムバトル):
- フェアリータイプアタッカーとしてだけでなく、はがねタイプアタッカーとしてもトップクラスの性能を発揮するでしょう。
- フェアリータイプが弱点のドラゴン、あく、かくとうタイプ。はがねタイプが弱点のこおり、いわ、フェアリータイプ。これらのタイプのレイドボスに対して、ザシアン(けんのおう)は最強クラスのアタッカーとして活躍できます。特に、じめんタイプに二重耐性を持つドラゴンタイプ(例:レックウザ、ボーマンダなど)に対しては、フェアリー技で弱点を突きつつ、相手のドラゴン技を二重耐性で受けられるため、非常に有利に戦えます。
- 専用技「きょじゅうざん」が高威力であれば、はがねタイプアタッカーとしての需要も高まります。レックウザやカイリューなど、ドラゴンタイプでありながらこおりやいわタイプが二重弱点ではない相手に対して、フェアリー技と併せて有効なダメージソースとなります。
- ゲンシグラードン、メガルカリオ、レシラムといった既存のトップクラスアタッカーと並ぶ、あるいはそれ以上の活躍が期待されます。
「けんのおう」フォルムの実装時期は未定ですが、Nianticは段階的に新しいポケモンやフォルムを実装していく傾向があるため、いつかポケモンGOの世界に登場する可能性は高いです。その時が来れば、再びザシアンに注目が集まり、多くのトレーナーがその力を求めレイドバトルに挑むことになるでしょう。
第6章:ザシアンを巡るポケモンGOの世界と今後の展望
ザシアンの実装は、単に新しいポケモンが増えたというだけでなく、ガラル地方という新たな地域がポケモンGOの世界に加わる一歩でした。ポケモンGOでは、原作の地方ごとにポケモンが実装されることが多く、ザシアンの登場はガラル地方の本格的な実装を告げるものでした。
- ガラル地方の他の伝説・準伝説ポケモン: ザシアン(れきせんのゆうしゃ)と同時に、その相棒であるザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ)も実装されました。また、ガラル地方には他にも強力な伝説・準伝説ポケモンが存在します。
- レジエレキ、レジドラゴ(レジギガスのレイドイベントなどで既に実装)
- ガラル地方の姿のフリーザー、サンダー、ファイヤー(特定のイベントや大発見などで実装)
- ムゲンダイナ(ガラル地方のもう一体の主要な伝説ポケモン)
これらのポケモンも、今後レイドバトルやスペシャルリサーチなどを通じて順次実装されていくことが予測されます。特にムゲンダイナはザシアン、ザマゼンタと深く関わるポケモンであり、その実装方法や性能にも注目が集まっています。
- ポケモンGOにおける伝説ポケモンの位置づけ: 伝説ポケモンは、ポケモンGOにおいて非常に重要な存在です。
- コレクション: 入手難易度が高く、特別感のあるコレクション対象です。
- レイドバトル: 強力なレイドボスとして登場し、トレーナーの協力や対策ポケモンの育成を促します。また、ゲットした伝説ポケモンは自身がレイドのアタッカーとして活躍できます。
- GOバトルリーグ: マスターリーグを中心に、環境トップクラスのポケモンとして対人戦の戦略に欠かせない存在となっています。
ザシアンも、これらの側面において重要な役割を果たしています。
- ポケモンホーム連携: ポケモンGOと『ポケモン ソード・シールド』を含む他のポケモンシリーズを連携させる「ポケモンホーム」を利用することで、ポケモンGOで捕獲したザシアンを他のシリーズに連れていくことが可能です(一部例外あり)。ただし、GOバトルリーグなどのポケモンGO内の対戦コンテンツでは、基本的にポケモンGOで捕獲したポケモンのみ使用可能です。
ザシアンがポケモンGOの世界にもたらしたものは大きく、多くのトレーナーに新たな目標と挑戦を与えてくれました。レイドバトルでの熱い協力、GOバトルリーグでの戦略的な読み合い、そして将来的な「けんのおう」フォルムへの期待。これらはすべて、ザシアンという伝説のポケモンが持つ魅力によって引き出されています。
まとめ:剣の輝きをその手に!ザシアン捕獲と育成の旅路
この記事では、ポケモンGOにおける伝説のポケモン、ザシアン(れきせんのゆうしゃ)の登場時期から、詳細なレイド対策、そしてそのバトル性能について解説しました。
ザシアンが初めてポケモンGOの世界に姿を現したのは、2021年夏の「ウルトラアンロック パート3」イベントでした。それ以降も、定期的に伝説レイドバトルに再登場しており、多くのトレーナーがその捕獲に挑戦する機会を得ています。将来、色違いや強力な「けんのおう」フォルムが実装される可能性もあり、今後もザシアンから目が離せません。
ザシアン(れきせんのゆうしゃ)はフェアリー単タイプであり、かくとう、じめん、ほのおタイプが弱点です。ザシアンレイドに挑む際は、ゲンシグラードン、メガルカリオ、レシラム、シャドウカイリキー、ドリュウズといった強力な対策ポケモンを準備し、技構成を整え、しっかりと強化しておくことが討伐成功の鍵となります。フレンドと協力し、メガシンカポケモンを活用することで、より効率的にレイドバトルを進めることができるでしょう。
また、捕獲したザシアンはGOバトルリーグのマスターリーグにおいて、ドラゴンタイプに対する強力なメタポケモンとして、環境トップクラスで活躍しています。その高い攻撃力とフェアリータイプの優位性を活かした立ち回りは、多くのトレーナーにとって勝利への重要な要素となります。PvEにおいても、フェアリータイプが弱点の相手に対して有効なアタッカーとして活躍できます。
ザシアンをゲットし、育成することは、ポケモンGOでの活動の幅を広げることに繋がります。まだザシアンをゲットできていないトレーナーの皆さんも、次にザシアンがレイドに登場した際には、この記事で解説した対策情報を参考に、是非挑戦してみてください。強力なザシアンを仲間に加え、ポケモンGOの世界をさらに楽しんでいきましょう!
そして、いつか来るであろう「けんのおう」フォルムの実装にも期待を膨らませながら、日々の冒険を続けていきましょう。ガラル地方の伝説の剣士、ザシアンと共に、ポケモンGOでの新たな歴史を刻んでいきましょう!