【目的別】暇つぶしに最適な面白いサイトURLまとめ【5000字で徹底解説】
はじめに:無限のネットの海から、最高の「暇つぶし」をあなたに
「ああ、なんだか暇だな…」
ふと手持ち無沙汰になった時、私たちは無意識にスマートフォンを手に取り、ブラウザを開きます。しかし、広大すぎるインターネットの海を前に、どこへ向かえば良いのか分からず、結局SNSのタイムラインを惰性でスクロールするだけで終わってしまう…。そんな経験はありませんか?
この記事は、そんな「暇を持て余した現代人」のために作られました。単なるサイトの羅列ではありません。あなたのその時の気分や目的に合わせて選べるよう、「笑い」「知的好奇心」「ゲーム」「創造」「特殊体験」という5つのカテゴリに分け、それぞれのサイトがなぜ面白いのか、どう楽しめばその魅力を120%引き出せるのかを、約5000字というボリュームで徹底的に、そして情熱的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのブックマークは最高の暇つぶしサイトで埋め尽くされ、退屈な時間は「新たな発見と興奮に満ちた冒険の時間」へと変わっているはずです。さあ、あなたにぴったりのサイトを見つける旅に出かけましょう。
カテゴリ1:笑いと癒やしを求めるあなたへ
何も考えずに笑いたい。日々の疲れをくだらないことで吹き飛ばしたい。そんなあなたには、珠玉のウェブメディアと風刺ニュースサイトをお届けします。
1. オモコロ (https://omocoro.jp/)
【概要】
「オモコロ」は、株式会社バーグハンバーグバーグが運営するウェブメディアです。「くだらないことを全力でやる」という精神を地で行く、ウェブエンターテイメントの最高峰。ライター陣の異常なまでの個性と熱量が、唯一無二のコンテンツを生み出し続けています。
【なぜ面白いのか?】
オモコロの魅力は、その「突き抜けたくだらなさ」にあります。常人では思いもつかないような突飛な企画を、信じられないほどの労力と情熱をかけて実行する。そのギャップが強烈な笑いを生み出します。例えば、「上司のPCの壁紙を勝手に『美味しんぼ』のワンシーンにしたらどうなるか?」といったささやかなイタズラから、「架空のカードゲームを本気で作り、大会を開く」といった壮大なプロジェクトまで、その振り幅は計り知れません。
また、各ライターのキャラクターが非常に立っているのも特徴です。奇行の天才・ARuFa、電子工作と奇食の鬼・マンスーン、常識と狂気の狭間を揺れ動く・永田など、まるでマンガのキャラクターのような濃い面々が、それぞれの得意分野で記事を執筆しています。彼らの日常を綴った日記や、音声コンテンツ「オモコロラジオ」も人気で、一度ハマると特定のライターのファンになり、その人のコンテンツを追いかけるだけでも無限に時間を溶かすことができます。
【おすすめの楽しみ方】
* まずは「殿堂入り」記事から: サイト上部にある「殿堂入り」カテゴリには、特に人気を博した伝説的な記事がまとめられています。まずはここから読んで、オモコロの空気感に触れてみましょう。ARuFa氏の「【検証】1週間『丁寧な暮らし』を意識したら、人はどうなるのか?」などは、その代表格です。
* 好きなライターを見つける: いくつか記事を読んでみて、「この人のセンス、好きだな」と思えるライターを見つけましょう。ライター名で過去記事を検索すれば、あなただけの笑いの鉱脈が見つかります。
* 音声・動画コンテンツに手を出す: 記事だけでなく、YouTubeチャンネルの動画や、ポッドキャストで配信されているラジオも必聴です。特に「匿名ラジオ」は、ライターのARuFaとダ・ヴィンチ・恐山の2人が繰り広げる妄想と虚言に満ちたトークが癖になります。通勤・通学中に聴けば、ニヤニヤが止まらなくなること請け合いです。
2. デイリーポータルZ (https://dailyportalz.jp/)
【概要】
「知的好奇心の無駄遣い」をスローガンに掲げる、老舗のウェブメディア。私たちの日常に潜む「これってどうなってるんだろう?」「これをやったら面白いんじゃないか?」という素朴な疑問や思いつきを、ライター陣が体を張って検証・実験するサイトです。
【なぜ面白いのか?】
デイリーポータルZの面白さは、その「共感性」と「再現性の低さ」にあります。「ペットボトルのキャップだけ集めて何か作る」「駅の路線図をすべて暗記して歩く」など、テーマは非常に身近。読んでいると「あー、これ、ちょっと考えたことある!」と膝を打つような企画が多いのです。しかし、それを実際に、しかも大真面目に、途方もない労力をかけて実行する人はいません。その「自分ではやらないけど、誰かがやってくれたら絶対面白いこと」を見事に実現してくれるのが、このサイトの価値です。
記事は、実験、工作、食べ比べ、街歩きなど多岐にわたり、どれも写真が豊富で臨場感たっぷり。成功も失敗も包み隠さずレポートしてくれるため、まるでライターと一緒にその場にいるかのような感覚で楽しめます。特に有名な「地味な仮装限定ハロウィン」は、その絶妙なあるあるネタで毎年大きな話題を呼びます。
【おすすめの楽しみ方】
* 特集記事を遡る: 過去には膨大な数の記事がアーカイブされています。「工作」「食べる」「調べる」といったカテゴリや、フリーワード検索で自分の興味があるテーマを探してみましょう。「100円ショップのグッズだけで何か作る」シリーズや、「〇〇の味を再現する」シリーズなど、鉄板の面白い企画がたくさんあります。
* ライターの個性に着目する: こちらもライター陣の個性が豊かです。技術力の高さで無駄なものを発明する石川大樹氏、独自の視点で街を切り取る林雄司氏など、お気に入りのライターを見つけると楽しみが倍増します。
* 「はげます会」で応援する: デイリーポータルZは読者からの会費で運営されています。もし心からこのサイトが好きになったら、「はげます会」に入会して応援するのも一つの楽しみ方です。会員限定のコンテンツなどもあります。
3. 虚構新聞 (https://kyoko-np.net/)
【概要】
これは嘘ニュースです――サイトの至る所に注意書きがある通り、掲載されているニュースはすべてフィクション。しかし、そのクオリティは本物のニュースサイトと見紛うほど。「ありそうで、なさそう。なさそうで、ありそう」な絶妙なラインを突く、質の高いジョークサイトです。
【なぜ面白いのか?】
虚構新聞の神髄は、その「リアリティ」と「鋭い風刺」にあります。記事の文体、サイトのデザイン、写真の使い方まで、すべてが本物のニュースサイトを徹底的に模倣しています。そのため、一読しただけでは嘘だと見抜けないほどの完成度を誇ります。
そして、その内容は現代社会やテクノロジー、文化に対する鋭い風刺に満ちています。「政府、ピラミッドを世界遺産に共同申請へ 『建造に日本人関与』」「『イラッとした』ボタン開発 FB、来春にも導入」など、思わず「ありえるかも…」と思ってしまうようなネタは、私たちの社会が抱える問題や、人々の欲望を巧みに映し出しています。ただ笑えるだけでなく、読んだ後に少しだけ社会について考えさせられる、知的な笑いがここにあります。
【おすすめの楽しみ方】
* 過去記事を漁る: サイト開設から長年の歴史があり、過去記事は傑作の宝庫です。特に、その記事が書かれた当時の社会情勢を思い出しながら読むと、風刺の鋭さがより一層際立ちます。
* 「社主の挨拶」を読む: サイト運営者であるUK氏による「社主の挨拶」は、虚構新聞のスタンスや哲学が垣間見える必読コンテンツ。ユーモアの中に、メディアリテラシーへの問いかけが込められています。
* SNSでの反応を観察する: 虚構新聞の記事が更新されると、SNSでは「釣られた(騙された)」人々の反応が見られます。それも含めて楽しむのが一興ですが、自分がシェアする際は、必ず「#虚構新聞」とハッシュタグをつけるなど、誤解を招かない配慮を忘れないようにしましょう。
カテゴリ2:知的好奇心を満たしたいあなたへ
暇な時間を、新しい知識や発見で満たしたい。世界の広さや奥深さに触れたい。そんな知的な探求心を持つあなたにおすすめのサイトです。
4. Wikipedia (おまかせ表示機能) (https://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ)
【概要】
言わずと知れた、世界最大のオンライン百科事典。しかし、多くの人は検索目的でしか利用していないのではないでしょうか。実は、Wikipediaには最高の暇つぶし機能が隠されています。それが「おまかせ表示」です。
【なぜ面白いのか?】
「おまかせ表示」ボタン(PC版では左側のメニューにあります)をクリックするたびに、Wikipediaに存在する数百万もの項目の中から、ランダムで一つが選ばれて表示されます。それは、あなたがこれまで名前も聞いたことのなかった古代の王かもしれないし、ミクロネシアの小さな島の地理かもしれません。あるいは、特定の数学の定理や、マイナーな映画のあらすじかもしれません。
この機能の面白さは、「セレンディピティ(偶然の幸運な発見)」にあります。普段の生活や興味の範囲内では決して出会うことのなかったであろう情報に、偶然出会えるのです。一つの項目を読んでいると、文中に現れる青いリンク(内部リンク)が気になり、そこからまた別の項目へ…と、気づけば数時間経っていることも珍しくありません。この「Wikipediaサーフィン」は、知識の枝葉が無限に広がっていく感覚を味わえる、最高に知的な暇つぶしです。
【おすすめの楽しみ方】
* 「おまかせ表示」をひたすらクリック: まずは何も考えず、「おまかせ表示」を10回クリックしてみましょう。その中で少しでも興味を引かれた項目を一つ選び、じっくり読んでみてください。
* Wikipediaサーフィンに身を任せる: 読んでいる記事の中で気になった単語のリンクを次々とクリックしていき、どこに行き着くか分からない旅を楽しみましょう。「あらゆる記事の最初のリンクを辿っていくと、最終的に『哲学』の項目に行き着く」という有名な説を試してみるのも面白いかもしれません。
* 「秀逸な記事」「良質な記事」を読む: Wikipediaには、特に内容が充実し、正確で、網羅的であるとコミュニティから認定された「秀逸な記事」や「良質な記事」というものがあります。メインページからリンクされているこれらの記事は、一つのテーマについて深く掘り下げられており、読み物として非常に高いクオリティを誇ります。
5. ナショナルジオグラフィック日本版サイト (https://natgeo.nikkeibp.co.jp/)
【概要】
130年以上の歴史を誇る、世界的に有名な科学雑誌「ナショナルジオグラフィック」の公式日本語サイト。自然、動物、宇宙、歴史、文化、環境問題など、地球上のあらゆる事象を、息をのむほど美しい写真と、専門家による信頼性の高い文章で伝えてくれます。
【なぜ面白いのか?】
このサイトの最大の魅力は、なんといっても「ビジュアルの力」です。世界中の一流写真家が命がけで撮影した一枚一枚の写真は、それ自体が芸術作品であり、私たちが見たこともない世界の姿を雄弁に物語ります。深海の奇妙な生物、サバンナを駆けるチーターの躍動感、古代遺跡に差し込む荘厳な光。これらの写真を眺めているだけで、まるで世界中を旅しているかのような気分に浸れます。
もちろん、記事の内容も一級品です。最新の科学的発見や、考古学上の大発見、知られざる民族の文化などが、専門家の監修のもと、分かりやすく解説されています。単なる暇つぶしを超えて、地球や人類に対する深い理解と感動を与えてくれる、非常に質の高いコンテンツの宝庫です。
【おすすめの楽しみ方】
* 「今日の写真」を眺める: 毎日更新される「今日の写真」は、サイトの顔とも言えるコンテンツ。世界中から届く最高のショットを毎日チェックするだけでも、日常に彩りが生まれます。
* フォトギャラリーに浸る: 「動物」「風景」「宇宙」など、テーマ別にまとめられたフォトギャラリーは圧巻です。高画質で表示される写真を全画面表示にして、じっくりと鑑賞してみてください。
* 興味のある特集記事を深掘りする: 「恐竜」「古代エジプト」「マヤ文明」など、ロマンを掻き立てられる特集が豊富にあります。数ページにわたる詳細な記事を読めば、まるでドキュメンタリー映画を一本観たかのような満足感が得られるでしょう。
6. JAXA | 宇宙航空研究開発機構 (https://www.jaxa.jp/)
【概要】
日本の宇宙開発をリードする「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」の公式サイト。なんだかお堅いイメージがあるかもしれませんが、実は一般向けにも非常に面白く、分かりやすいコンテンツが満載の、夢とロマンが詰まったサイトです。
【なぜ面白いのか?】
最大の魅力は、「本物」の宇宙開発の最前線に触れられることです。小惑星探査機「はやぶさ2」の感動的なミッションや、新型ロケット「H3」の開発、国際宇宙ステーション(ISS)での日本人宇宙飛行士の活動など、ニュースで断片的にしか知ることのできないプロジェクトの全貌を、詳細なレポートや高精細な画像・映像で知ることができます。
特に、地球や他の天体の写真は圧巻です。人工衛星から撮影された青く輝く地球の姿や、探査機が捉えた小惑星のリアルな地表を見ると、宇宙の壮大さと、そこに挑む人間の技術力に胸が熱くなります。子供向けの「ファン!ファン!JAXA!」というコーナーも充実しており、大人でも「へぇ!」と唸るような宇宙の豆知識が分かりやすく解説されています。
【おすすめの楽しみ方】
* プロジェクトサイトを巡る: 「はやぶさ2」や「H3ロケット」など、大きなプロジェクトごとに特設サイトが設けられています。ミッションの目的から、開発の裏話、最新の状況まで、物語を読むように楽しむことができます。
* 「JAXAデジタルアーカイブス」を探索する: 過去のプロジェクトも含め、JAXAが保有する膨大な写真や動画を閲覧できるデータベースです。「宇宙から見た地球」といったテーマで検索するだけでも、時間を忘れて見入ってしまいます。
* イベント情報をチェックする: ロケットの打ち上げライブ中継や、オンラインでの研究者トークイベントなど、リアルタイムで宇宙開発に参加できるイベントが頻繁に開催されています。打ち上げのカウントダウンを固唾をのんで見守る体験は格別です。
カテゴリ3:ゲーム感覚で楽しみたいあなたへ
頭を使ったり、友達と競ったり。ゲームのように熱中できる体験がしたいあなたには、世界を旅するゲームから、AIとの知恵比べまで、選りすぐりのサイトをご紹介します。
7. GeoGuessr (https://www.geoguessr.com/)
【概要】
Googleストリートビュー上のランダムな場所に「ポツン」と落とされ、周りの風景をヒントに、そこが世界のどこなのかを地図上で当てる、という地理当てゲームです。
【なぜ面白いのか?】
GeoGuessrは、単なるゲームを超えた「推理と発見の冒険」です。あなたは、名探偵になった気分で、あらゆる手がかりを探さなくてはなりません。道路の車線は右側通行か、左側通行か?看板に書かれている文字は何語か?太陽の位置は?周りの植生はどんな感じか?すれ違う人々の人種は?これらの断片的な情報をパズルのように組み合わせ、答えを導き出した時の快感は格別です。
プレイするたびに、全く知らない国の田舎道や、見たこともない大都市の真ん中に飛ばされるため、世界旅行をしているかのような気分を味わえます。自分の地理知識が試されるだけでなく、プレイを通して世界の多様性を肌で感じることができる、非常に教育的な側面も持っています。
【おすすめの楽しみ方】
* 無料版で気軽にプレイ: 1日にプレイできる回数に制限はありますが、無料でも十分に楽しめます。まずは気軽に「World」マップで世界旅行に出てみましょう。
* 友達とスコアを競う: 同じマップをプレイしてスコアを競う「Challenge」モードが非常に盛り上がります。ボイスチャットを繋ぎながら、「この文字はキリル文字っぽい!」「この電柱の形はブラジルだ!」などと推理を共有しながらプレイすると楽しさが倍増します。
* 特定の国やテーマで遊ぶ: 「日本の有名なランドマーク」「アメリカ国立公園」など、特定のテーマに絞ったマップも多数用意されています。自分の得意な地域で高得点を目指すのも一興です。
8. Akinator (https://jp.akinator.com/)
【概要】
青いターバンを巻いたランプの魔人「アキネーター」が、あなたにいくつかの質問をします。それに「はい」「いいえ」「わからない」などで答えていくだけで、あなたが頭の中に思い浮かべている人物やキャラクターを、ピタリと当ててしまうという驚きのサイトです。
【なぜ面白いのか?】
Akinatorの面白さは、その「AIの恐るべき精度」にあります。あなたが思い浮かべているのが、歴史上の偉人や人気俳優であれ、アニメの脇役キャラであれ、果てはあなたの好きなYouTuberであれ、アキネーターは的確な質問を重ねて、核心に迫ってきます。「まさかこんなマイナーなキャラまで知ってるわけが…」と思っていると、最後に見事に当てられてしまい、驚きと少しの恐怖すら感じることでしょう。
このAIは、世界中のプレイヤーの回答データを学習し、日々賢くなっています。自分がプレイすることで、アキネーターの知識をさらに豊かにしている、という側面もあります。どういう質問の連鎖で人物を特定しているのか、そのロジックを考えながらプレイするのもまた一興です。
【おすすめの楽しみ方】
* まずは有名な人物で試す: 最初に、誰もが知っているような有名人(例:織田信長、アインシュタイン)を思い浮かべてみましょう。アキネーターの精度の高さを実感できるはずです。
* 徐々に難易度を上げる: 次に、少しマニアックなアニメのキャラクターや、昔のゲームの登場人物など、難易度を上げて挑戦してみましょう。当てられた時の驚きは、より大きくなります。
* 誰も知らない人物で挑戦する: 最終的には、自分の家族や友人、あるいは自分で創作したキャラクターなど、アキネーターが知らないであろう人物で挑戦し、「アキネーターを打ち負かす」ことを目指すのも楽しい遊び方です。
9. ピクトセンス (https://pictsense.com/)
【概要】
登録不要で、ブラウザ上で手軽に「お絵かき伝言ゲーム」が楽しめるオンラインゲームサイト。出されたお題の絵を描き、他のプレイヤーがその絵を見てお題を当てる、というシンプルなルールです。
【なぜ面白いのか?】
このゲームの醍醐味は、「絵の上手さ」が重要ではない点にあります。むしろ、限られた時間とツールで描かれた「ヘタな絵」や、お題を勘違いして描かれた「珍妙な絵」が、爆笑とカオスを生み出します。ある人が描いた「ライオン」の絵を、次の人が「太陽」と勘違いして描き、さらに次の人が「目玉焼き」と当ててしまう…といった、奇跡的な誤解の連鎖がこのゲームの面白さの核心です。
マウスで絵を描く難しさも相まって、誰もが「画伯」になる可能性を秘めています。言葉を使わずに絵だけでコミュニケーションをとるもどかしさと、それが伝わった時の喜び、伝わらなかった時の面白さが、病みつきになります。
【おすすめの楽しみ方】
* 友達とプライベートルームで遊ぶ: 気心の知れた友達とボイスチャットをしながらプレイするのが最もおすすめです。お互いの絵にツッコミを入れたり、珍回答に爆笑したりと、最高の盛り上がりを見せます。
* 公開ルームに参加する: 一人で暇な時は、誰でも参加できる「公開ルーム」に飛び込んでみるのも良いでしょう。見知らぬ人々と、絵を通じた不思議な一体感を楽しめます。
* お題を自分で設定する: ルームのホストになれば、お題のリストを自分で編集できます。「身内ネタ」や「マニアックなアニメのキャラ」など、特定のコミュニティでしか通じないお題で遊ぶと、さらにディープな楽しさが味わえます。
カテゴリ4:創造力を刺激されたいあなたへ
何かを読むだけでなく、自分でも何かを生み出したくなる。他の人の創作物に触れてインスピレーションを得たい。そんなクリエイティブなあなたに。
10. note (https://note.com/)
【概要】
文章、マンガ、写真、音声など、様々な形式のコンテンツを誰もが気軽に投稿・公開できるプラットフォーム。「クリエイターを応援する」という文化が根付いており、質の高いコンテンツが集まる場所として定着しています。
【なぜ面白いのか?】
noteの魅力は、その「多様性と質の高さ」です。プロの作家や漫画家、専門家が執筆する有料記事から、一般の人が綴る心温まるエッセイ、ニッチな趣味に関する詳細なレポートまで、ありとあらゆるジャンルのコンテンツが溢れています。アルゴリズムで最適化されたタイムラインとは異なり、自分の興味や、偶然の出会いによって、深く、長く楽しめる読み物に出会える可能性が高いのです。
読者として楽しむだけでなく、自分で何かを発信するためのハードルが非常に低いのも特徴です。シンプルなエディタで、誰でも簡単に見栄えの良い記事を作成できます。自分の考えや体験を文章にすることで、新たな発見があったり、読者から思わぬ反応がもらえたりと、受け手から送り手へと立場を変えることで、新しい世界の扉が開かれます。
【おすすめの楽しみ方】
* ハッシュタグで深掘りする: 「#エッセイ」「#買ってよかったもの」「#映画感想」など、気になるハッシュタグをフォローしたり、検索したりすることで、興味のあるテーマの投稿を効率的に見つけることができます。
* 好きなクリエイターをフォローする: 文章のスタイルやテーマが自分に合うクリエイターを見つけたら、ぜひフォローしましょう。その人の投稿を追いかけることで、一貫した世界観に浸ることができます。「スキ」や「サポート(投げ銭)」で応援するのも、noteならではの楽しみ方です。
* まずは「つぶやき」から投稿してみる: 自分で何か書くのはハードルが高い、と感じるなら、140字以内で気軽に投稿できる「つぶやき」機能から始めてみるのがおすすめです。
11. pixiv (https://www.pixiv.net/)
【概要】
イラスト、マンガ、小説の投稿・閲覧に特化した、世界最大級のクリエイター向けソーシャル・ネットワーキング・サービス。プロ・アマ問わず、日々膨大な数の作品が投稿されています。
【なぜ面白いのか?】
pixivは、まさに創作物の「巨大な渦」です。自分の好きなアニメやゲームのファンアート(二次創作)を探せば、公式では見られないようなシチュエーションのイラストや、感動的なストーリーのマンガに無限に出会えます。また、完全オリジナルの作品も数多く投稿されており、まだ世に出ていない才能の原石を発見する喜びもあります。
ランキング機能を見れば、今どんな作品やキャラクターが人気なのかが一目瞭然。タグ検索を使えば、「#ファンタジー」「#風景」「#猫」といったテーマから、あるいは「#なにこれすごい」「#涙腺崩壊」といった評価タグから、自分の好みに合った作品を効率的に探すことができます。眺めているだけでもインスピレーションが刺激され、「自分も何か描いてみたい、書いてみたい」という創作意欲が湧いてくる場所です。
【おすすめの楽しみ方】
* 好きな作品名・キャラ名で検索する: まずは、あなたの好きな作品やキャラクターの名前で検索してみてください。世界中のファンが描いた愛情のこもった作品の数々に圧倒されるはずです。
* ランキングをチェックする: デイリー、ウィークリー、マンスリーのランキングをチェックすれば、今最も注目されているトレンドや人気の絵師を把握できます。
* ブックマーク機能を活用する: 気に入った作品は「ブックマーク」しておきましょう。非公開でブックマークすることも可能です。自分だけの最高の作品集を作り上げるのは、非常に楽しい作業です。
12. The Useless Web (https://theuselessweb.com/)
【概要】
「PLEASE」と書かれたボタンをクリックするたびに、インターネット上に存在する「無駄だけど、なぜか面白い」ウェブサイトにランダムで飛ばしてくれる、というだけのサイトです。
【なぜ面白いのか?】
このサイトの面白さは、その「完全な予測不能性」と「純粋な遊び心」にあります。次に飛ばされるのは、カーソルを追いかけてくるウナギのサイトかもしれないし、クリックするたびに犬が吠えるサイトかもしれません。あるいは、無限にトウモロコシが落ちてくるシュールなサイトかもしれません。
ここに集められているサイトは、実用性や収益性といった目的から解放された、純粋な「ウェブの遊び」の結晶です。奇妙なインタラクション、意味不明なアニメーション、ただ一つのアイデアを突き詰めただけのページ。それらに触れることで、凝り固まった頭がほぐされ、クリエイティブとは何か、面白いとは何か、という根源的な問いに立ち返ることができます。何の役にも立たないけれど、最高に楽しい。そんなデジタル・ワンダーランドへの扉です。
【おすすめの楽しみ方】
* 何も考えずにクリックし続ける: このサイトの唯一にして最高の楽しみ方です。5分、10分と時間を決めて、ひたすらボタンを押し、次に何が現れるかの偶然性を楽しんでください。
* 気に入ったサイトをブックマークする: ランダムに飛ばされた先で、特に気に入った「無駄サイト」があれば、それをブックマークしておきましょう。あなたのコレクションは、友人に見せれば間違いなくウケるはずです。
カテゴリ5:ちょっと変わった体験をしたいあなたへ
日常では味わえない、少し変わった視点や体験を提供してくれるサイトたち。あなたの暇な時間を、非日常的な興奮で満たしてくれます。
13. Flightradar24 (https://www.flightradar24.com/)
【概要】
世界中の上空を、今まさに飛んでいる民間航空機が、リアルタイムでどこにいるのかを地図上で見ることができるサイトです。
【なぜ面白いのか?】
このサイトを開くと、地図の上を無数の飛行機アイコンが動いているのが見えます。これらがすべて、今この瞬間に何百人もの乗客を乗せて空を飛んでいる本物の飛行機だと思うと、それだけで壮大な気分になります。
面白さはそれだけではありません。飛行機アイコンをクリックすると、その便名、航空会社、機種、出発地と目的地、現在の高度や速度といった詳細な情報がすべて表示されます。さらに「3D VIEW」機能を使えば、まるで自分がその飛行機のコックピットに座っているかのような視点で、眼下に広がる景色(Google Earthの3Dマップ)を眺めることまでできます。ふと空を見上げた時に飛んでいる飛行機が、どこから来てどこへ向かう便なのかを、このサイトで特定できた時の感動はひとしおです。
【おすすめの楽しみ方】
* 自宅周辺を眺める: まずは地図を自分の住んでいる地域に合わせ、上空をどんな飛行機が飛んでいるのかを観察してみましょう。見慣れた景色の上を、世界中の飛行機が行き交っているという事実に驚くはずです。
* 空港を定点観測する: 羽田空港や成田空港など、大きなハブ空港周辺にズームすると、離陸していく飛行機と着陸してくる飛行機が、まるで生命のように蠢いている様子が見られます。管制官の気分で、その整然とした動きを眺めているだけでも飽きません。
* 家族や友人のフライトを追跡する: これから飛行機に乗る家族や友人がいれば、便名を教えてもらい、そのフライトをリアルタイムで追跡してみましょう。無事に目的地に着くまでを見守るのは、少しドキドキする非日常的な体験です。
14. ブラウザゲームサイト (例: plonga.jp, a-game.jp)
【概要】
Flash Playerのサポート終了に伴い、現在はHTML5ベースのゲームが主流となっていますが、登録不要・インストール不要で、ブラウザ上で手軽に遊べるミニゲームを集めたサイトは今も健在です。
* plonga (https://www.plonga.jp/)
* A-GAME (https://a-game.jp/)
【なぜ面白いのか?】
これらのサイトの魅力は、その「手軽さ」と「多様性」です。パズル、アクション、スポーツ、ストラテジーなど、ありとあらゆるジャンルのゲームが数千種類も揃っており、クリック一つで遊び始めることができます。ルールはシンプルで、1プレイが数分で終わるものが多いため、本当にちょっとしたスキマ時間に最適です。
最新の美麗なグラフィックのゲームとは異なりますが、ゲーム性の本質を突いた、中毒性の高い名作が数多く眠っています。単純作業に没頭できるもの、頭を捻るパズル、反射神経が試されるアクションなど、その日の気分に合わせて色々なゲームをつまみ食いする楽しさがあります。
【おすすめの楽しみ方】
* ランキング上位から試す: 多くのサイトには人気ランキングがあります。まずは多くの人がプレイしている人気のゲームから試してみると、ハズレが少ないでしょう。
* 片っ端からプレイしてみる: 気になったサムネイルのゲームを次から次へとプレイし、自分だけの「お気に入りゲーム」を発掘するのも楽しみ方の一つです。
* ハイスコアを目指す: シンプルなゲームほど、ハイスコアを更新する喜びは大きいものです。一つのゲームをやり込んで、自分の限界に挑戦してみましょう。
15. Internet Archive (Wayback Machine) (https://archive.org/web/)
【概要】
「インターネット上のすべての知識へのユニバーサルアクセス」を理念とする非営利団体「インターネット・アーカイブ」が提供する、ウェブの歴史を保存した巨大なデジタル図書館です。その中核機能である「Wayback Machine」を使うと、過去のウェブサイトが、その当時のデザインや情報のまま閲覧できます。
【なぜ面白いのか?】
Wayback Machineは、まさに「ウェブのタイムマシン」です。あなたが初めてインターネットに触れた頃に見ていた、今はもう存在しない個人のホームページ。1990年代のYahoo! JAPANのトップページ。黎明期のGoogle。これらのサイトを、当時の姿そのままに再訪することができるのです。
それは単なる懐かしさを味わうだけの体験ではありません。ウェブデザインの変遷、インターネット文化の移り変わり、そして消えていった情報たち…。Wayback Machineを旅することで、インターネットそのものが持つ歴史と、その儚さを肌で感じることができます。自分が昔作った「黒歴史サイト」を発見して、頭を抱えるのもまた一興です。
【おすすめの楽しみ方】
* 昔よく見ていたサイトを検索する: 学生時代に夢中になったゲームの攻略サイトや、趣味のフォーラムなど、あなたの思い出のサイトのURLを入力してみましょう。カレンダーから閲覧したい日付を選ぶと、当時のページが表示されます。
* 有名企業のサイトの歴史を辿る: Apple、SONY、TOYOTAなど、有名企業の公式サイトのURLを入力し、一番古い記録から現在までを辿ってみてください。その企業の歴史だけでなく、ウェブデザインのトレンドの変遷が一目瞭然で、非常に興味深い発見があります。
* 自分の黒歴史を探す: もしあなたが昔、自分のウェブサイトやブログを運営していたなら、勇気を出してそのURLを検索してみてください。時空を超えた自分との再会が待っているかもしれません。
おわりに:最高の暇つぶしは、最高の冒険だ
ここまで、5つのカテゴリに分けて15の面白いサイトを紹介してきました。あなたの「暇な時間」を「最高の時間」に変えてくれそうなサイトは見つかったでしょうか?
インターネットは、単なる情報収集やコミュニケーションのツールではありません。それは、笑いや感動、知的好奇心や創造力を刺激してくれる、無限の可能性を秘めた巨大な遊び場です。
今日紹介したサイトは、その遊び場への入り口に過ぎません。一つのサイトからリンクを辿ることで、また新たな面白いサイトに出会えるかもしれません。大切なのは、目的もなくSNSを眺める時間を、少しだけ「何か面白いものはないか?」と探す冒険の時間に変えてみることです。
ただし、一つだけ注意してください。これらのサイトは、あまりにも魅力的すぎるため、気づいた時には数時間が経過し、やるべきことを忘れてしまうという「時間泥棒」の側面も持っています。用法・用量を守って、計画的に暇をつぶしましょう。
さあ、ブックマークの準備はできましたか?
あなたの退屈な時間が、今日から、最高に面白く、有意義な(あるいは、最高に無駄で楽しい)冒険に変わることを願っています。