【1.20.1対応】Java版マイクラ Forgeのダウンロードとインストール手順


【2024年最新・1.20.1対応】Java版マインクラフト Forgeの導入完全ガイド!ダウンロードからインストール、初期設定まで徹底解説

この記事では、Minecraft Java Edition(Java版マイクラ)でMODを導入するための必須ツールである「Minecraft Forge(マインクラフトフォージ)」の、バージョン1.20.1に対応した導入手順を、MOD導入が全くの初めてという初心者の方でも絶対に迷わないよう、スクリーンショット付きの想定で超詳細に解説していきます。

「MODを入れてみたいけど、何から始めればいいかわからない」
「Forgeのインストールでエラーが出て先に進めない」
「昔やったことがあるけど、久しぶりで手順を忘れてしまった」

そんな悩みを持つすべてのプレイヤーに向けた、決定版ガイドです。この記事を順番に読み進めていけば、誰でも安全かつ確実にForgeを導入し、無限に広がるMODの世界への第一歩を踏み出すことができます。約5000語にわたる徹底解説で、あなたのマイクラライフを新たなステージへと導きます。

1. はじめに:Minecraft Forgeとは何か?

本題に入る前に、まずは「Forgeとは何か」を簡単におさらいしましょう。

Minecraftにおける「MOD」とは?

「MOD(モッド)」とは、ユーザーが作成したMinecraftの改造データ(Modification)のことです。新しいモンスターやアイテム、便利な機能、美麗なグラフィックスを追加するなど、バニラ(MODを何も入れていない素の状態)のMinecraftを自分好みにカスタマイズできます。影MOD(シェーダー)や工業MOD、魔術MODなど、その種類は無限大で、これこそがJava版Minecraftの最大の魅力と言っても過言ではありません。

MODの土台となる「Forge」

しかし、これらのMODは単体では動作しません。ほとんどのMODは、Minecraft本体とMODとの間を取り持ち、互いが正常に動作するように仲介してくれるプログラムを必要とします。その仲介役として、最も古くから使われ、最も有名で、最も多くのMODに対応しているのが「Minecraft Forge」です。

Forgeは、それ自体が何か新しい要素を追加するわけではありませんが、MODを導入するための「共通の土台(プラットフォーム)」や「前提MOD」としての役割を果たします。つまり、多種多様なMODで遊ぶためには、まずForgeを導入することが必須となるのです。

この記事では、数あるMinecraftのバージョンの中でも、MODが豊富で安定している「バージョン1.20.1」に焦点を当てて、Forgeの導入方法をゼロから解説していきます。

2. 最重要!Forge導入前の事前準備

焦ってForgeをダウンロードする前に、必ず済ませておくべき重要な準備が2つあります。ここを飛ばしてしまうと、後の工程でほぼ確実につまずいてしまうため、必ず実行してください。

準備1:Minecraft Java版の購入とインストール

当然ですが、ForgeはMinecraft Java版のMODローダーです。Bedrock版(統合版)では使用できません。まだ購入していない方は、必ず公式サイトからJava版を購入し、PCにインストールしておいてください。

準備2:超重要!バニラ版「1.20.1」の初回起動

Forgeをインストールする前に、MODを何も入れていない状態のMinecraftバージョン1.20.1を、最低1回は起動しておく必要があります。

【なぜこの作業が必要?】
この作業を行うことで、PC内にMinecraft 1.20.1を動作させるために必要なファイル群(ライブラリなど)が自動的にダウンロード・生成されます。Forgeインストーラーは、この生成されたファイルを元にして改造を行うため、この作業を怠ると「ファイルが見つかりません」といったエラーが発生し、インストールに失敗します。

【手順】

  1. Minecraft Launcher(マインクラフトランチャー)を起動します。
    デスクトップのショートカットやスタートメニューから起動してください。

  2. 起動構成を確認します。
    ランチャーが起動したら、中央の緑色の「プレイ」ボタンの左側にあるドロップダウンメニューをクリックします。

    【画像:Minecraft Launcherのメイン画面。「プレイ」ボタンの左側にあるバージョン選択ドロップダウンメニューを指している図】

  3. 「最新のリリース (Latest release)」を選択します。
    リストの中に「最新のリリース」という項目があるはずです。この記事を執筆している時点では、最新リリースは1.20.1よりも新しいバージョンになっていますが、まずはこのままで構いません。
    もし、バージョンが1.20.1でない場合は、一度ランチャー上部の「起動構成」タブをクリックし、「最新のリリース」の右にある「…」から「編集」を選び、「バージョン」の項目で「release 1.20.1」を選択して保存してください。

  4. 「プレイ」ボタンをクリックしてゲームを起動します。
    初回起動の場合、必要なファイルのダウンロードが始まります。少し時間がかかることがありますが、じっと待ちましょう。

  5. ゲームのタイトル画面が表示されたらOKです。
    ゲームが起動し、タイトル画面(「シングルプレイ」「マルチプレイ」などのボタンが並んだ画面)が表示されたことを確認したら、準備は完了です。「ゲームを終了」ボタンを押して、Minecraftを閉じてください。

    【画像:Minecraft 1.20.1のタイトル画面。この画面まで表示されればOKであることがわかる図】

たったこれだけです。この一手間が、後のスムーズなインストールに繋がります。

準備3:Javaのインストール確認と導入

「MinecraftはJavaで動いているんだから、Javaはもう入っているのでは?」と思うかもしれません。確かに、最近のMinecraft Launcherにはゲーム実行用のJavaが同梱されています。しかし、Forgeのインストーラー(.jarファイル)を実行するためには、別途PC自体にJavaがインストールされている必要があるのです。

【手順1:Javaがインストールされているか確認する】

まず、ご自身のPCにJavaがインストールされているか、そしてそのバージョンはいくつかを確認しましょう。

  • Windowsの場合:

    1. キーボードの Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
    2. cmd と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトを起動します。
    3. 黒い画面に java -version と入力し、Enterキーを押します。
  • macOSの場合:

    1. LaunchpadやSpotlight検索から「ターミナル」を起動します。
    2. java -version と入力し、Enterキーを押します。

【結果の確認】

  • 正常にインストールされている場合:
    openjdk version "17.0.x" ...java version "1.8.0_xxx" ... のように、バージョン情報が表示されます。Forge 1.20.1のインストーラーはJava 17で動作することが推奨されています。もし「17」以上の数字が表示されていれば、この先のJavaインストール手順はスキップして構いません。

  • インストールされていない、またはバージョンが古い場合:
    「’java’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」といったエラーメッセージや、古いバージョン(例:1.8.x)が表示された場合は、新しくJavaをインストールする必要があります。

【手順2:Java 17をインストールする】

ここでは、信頼性が高く、無料で利用できる「Eclipse Temurin (旧AdoptOpenJDK)」のJava 17をインストールする手順を解説します。

  1. ダウンロードサイトにアクセスします。
    Webブラウザで「Eclipse Temurin」と検索するか、以下のURLにアクセスしてください。
    https://adoptium.net/ja/temurin/releases/

  2. インストーラーを選択します。
    サイトが開くと、最新バージョンのJavaが表示されます。以下の項目を確認して、自分のPCに合ったインストーラーをダウンロードします。

    • Operating System: ご自身のOS(Windows, macOSなど)を選択します。
    • Architecture: 通常は「x64」で問題ありません。
    • Package Type: インストールが簡単な「JDK」を選択します。
    • Version: 「17 – LTS」を選択します。(LTSは長期サポート版で安定しています)

    【画像:Adoptiumのサイト画面。OS、Architecture、Package Type、Version 17が選択されている状態の図】

    すべての項目を選択したら、青い「.msi」(Windowsの場合)または「.pkg」(macOSの場合)のダウンロードボタンをクリックします。

  3. インストーラーを実行します。
    ダウンロードしたファイル(例:OpenJDK17U-jdk_x64_windows_hotspot_xxxxxxxx.msi)をダブルクリックして実行します。

  4. インストールウィザードを進めます。
    基本的に「次へ (Next)」を押し続けていけば問題ありませんが、一つだけ重要なポイントがあります。

    【Windowsの場合の重要ポイント】
    「Custom Setup」という画面で、Set JAVA_HOME variable という項目があります。この項目の左側にあるアイコンをクリックし、「Will be installed on local hard drive」を選択してください。これにより、JavaがどこにインストールされたかをPCが記憶し、コマンドプロンプトなどから簡単に呼び出せるようになります。

    【画像:Eclipse Temurinのインストールウィザード画面。「Set JAVA_HOME variable」の項目をローカルにインストールするよう変更している図】

    あとは「Next」→「Install」と進み、インストールが完了するのを待ちます。「Finish」ボタンが表示されたら、インストールは成功です。

  5. 再度、バージョンを確認します。
    念のため、もう一度コマンドプロンプト(またはターミナル)を起動し、java -version と入力して openjdk version "17.0.x" ... のように表示されることを確認してください。

これで、Forgeを導入するためのすべての事前準備が整いました。

3. Forgeのダウンロード手順:偽サイトと広告に注意!

いよいよForge本体をダウンロードします。ここで注意すべきは、必ず公式サイトからダウンロードすることです。非公式サイトにはウイルスが仕込まれている危険性があります。

手順1:Forge公式サイトにアクセスする

以下のURLがMinecraft Forgeの唯一の公式サイトです。ブックマークしておくことをお勧めします。

https://files.minecraftforge.net/

【画像:Forge公式サイトのトップページ。Minecraftのバージョンが並んでいるデザイン】

手順2:バージョン「1.20.1」を選択する

サイトの左側にある「Minecraft Versions」というリストから、まず「1.20」をクリックして項目を展開し、次に「1.20.1」をクリックします。

【画像:Forge公式サイトの左側メニュー。「1.20」を展開し、「1.20.1」が選択されている状態の図】

手順3:推奨版(Recommended)をダウンロードする

バージョンを選択すると、画面中央にダウンロード可能なファイルが表示されます。ここには「Download Latest(最新版)」と「Download Recommended(推奨版)」の2種類があります。

  • Latest (最新版):
    最も新しく開発されたバージョン。新機能やバグ修正が速い反面、不安定な場合や、他のMODとの互換性に問題がある場合があります。

  • Recommended (推奨版):
    開発チームによって、ある程度テストされ「安定している」と判断されたバージョン。特別な理由がない限り、MOD初心者は必ずこちらの「Recommended」版をダウンロードしてください。

「Download Recommended」の枠内にある「Installer」というボタンをクリックします。

【画像:Forgeのダウンロードページ。「Download Recommended」の枠内にある「Installer」ボタンを指している図】

手順4:【最重要】広告ページを安全にスキップする

「Installer」ボタンをクリックすると、すぐにダウンロードが始まるわけではなく、一度広告ページ(Adfoc.us や Adfocus といったサイト)に移動します。ここは初心者の方が最もつまずきやすい、そして最も危険なポイントです。

絶対に、画面中央に表示される大きな広告やダウンロードボタンはクリックしないでください! これらはForgeとは無関係の、全く別のソフトウェアをインストールさせようとする偽の広告です。

やるべきことはただ一つ。画面の右上に表示されるタイマーを待つことです。

  1. 広告ページに移動したら、何もクリックせず、画面右上に注目します。
  2. 「Please wait X seconds…」というカウントダウンが始まります。
  3. カウントダウンがゼロになると、ボタンが赤色の「SKIP」に変わります。
  4. この「SKIP」ボタンだけをクリックしてください。

【画像:広告ページのスクリーンショット。画面中央の偽広告は無視し、右上の「SKIP」ボタンを大きく強調している図】

「SKIP」ボタンを押すと、Forgeインストーラーのダウンロードが開始されます。

手順5:ブラウザの警告を許可してファイルを保存する

ダウンロードするファイルは「.jar」という拡張子のため、お使いのブラウザによっては「この種類のファイルはコンピュータに損害を与える可能性があります」といった警告が表示されることがあります。

これは、.jarファイルがプログラムを実行できる形式であるため、ブラウザが機械的に警告を出しているだけです。Forge公式サイトから正規の手順でダウンロードしているのであれば、全く問題ありません。

Chromeであれば「保存」、Edgeであれば「保持」といったボタンをクリックして、ダウンロードを完了させてください。

【画像:ブラウザのダウンロードバーに表示される警告メッセージと、「保存」ボタンをクリックするよう指示している図】

これで、Forgeインストーラーのダウンロードは完了です。「ダウンロード」フォルダなどに forge-1.20.1-xx.xx.xx-installer.jar といった名前のファイルが保存されているはずです。

4. Forgeのインストール手順:エラー対処法も解説

ダウンロードしたインストーラーを使って、いよいよForgeをMinecraftにインストールします。

手順1:インストーラーを起動する

ダウンロードした .jar ファイルをダブルクリックして実行します。

正常に起動すると、「Mod System Installer」という小さなウィンドウが表示されます。

【画像:「Mod System Installer」のウィンドウが表示されている図。「Install client」が選択されている状態】

トラブルシューティング:インストーラーが起動しない場合

ダブルクリックしても何も起こらない、または圧縮ファイル展開ソフト(WinRARなど)が起動してしまう場合は、.jar ファイルとJavaプログラムが正しく関連付けられていない可能性があります。以下の対処法を試してください。

【対処法1:プログラムから開く】

  1. .jar ファイルを右クリックします。
  2. メニューから「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」を選びます。
  3. プログラムの一覧に「Java(TM) Platform SE binary」があれば、それを選択し、「常にこのアプリを使って .jar ファイルを開く」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
  4. 一覧にない場合は、「このPCで別のアプリを探す」をクリックし、Javaをインストールしたフォルダ(通常は C:\Program Files\Eclipse Adoptium\jdk-17.x.x.x\bin)の中にある javaw.exe を選択してください。

【対処法2:コマンドプロンプトから実行する】

この方法は少し専門的ですが、確実です。

  1. Forgeインストーラーが保存されているフォルダ(通常は「ダウンロード」フォルダ)を開きます。
  2. フォルダのアドレスバーに cmd と入力してEnterキーを押すと、そのフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトが起動します。
    【画像:エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」と入力している図】
  3. コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    java -jar forge- と入力したところで Tab キーを押すと、ファイル名が自動で補完されるので便利です。
    (例: java -jar forge-1.20.1-47.2.20-installer.jar

どちらかの方法で、インストーラーが起動するはずです。

手順2:インストール設定の確認と実行

「Mod System Installer」ウィンドウが無事に表示されたら、設定を確認します。

  • Install client: チェックが入っていることを確認します。これは、あなたが遊ぶクライアントPCにForgeを導入するための設定です。通常はこれを変更する必要はありません。(Install server はマルチプレイサーバーを立てる人用、Extract は上級者向けのオプションです)
  • ディレクトリのパス: インストール先が表示されています。通常は自動で正しいマイクラのデータフォルダ(.minecraft)が指定されているので、変更する必要はありません。
    • 参考:Windowsのデフォルトパス C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft

設定に問題がなければ、「OK」ボタンをクリックします。

手順3:インストール完了

インストールが始まると、プログレスバーが進んでいきます。ダウンロードやファイルの書き換えが行われるため、環境によっては数分かかる場合があります。

やがて、「Successfully installed client profile forge … for version … into launcher.」というメッセージが表示されたら、インストールは成功です!

【画像:「Successfully installed…」という完了メッセージが表示されたダイアログボックス】

「OK」ボタンを押して、ウィンドウを閉じてください。

5. Forgeの起動設定とメモリ割り当て

インストールが完了したら、最後にもう一度Minecraft Launcherで設定を行い、Forgeを起動します。

手順1:Minecraft Launcherを起動する

Minecraft Launcherを起動してください。すると、以前は「最新のリリース」となっていた「プレイ」ボタンの左側に、「forge」という名前の新しい起動構成が自動で追加されているはずです。

【画像:Minecraft Launcherのメイン画面。「プレイ」ボタンの横に「forge」というプロファイルが選択されている図】

これで、あなたはもうForgeで遊ぶ準備ができています!
もし「forge」が表示されていない場合は、一度ランチャーを再起動してみてください。それでも表示されない場合は、次の「手動での起動構成作成」に進んでください。

手順2:【重要】メモリ割り当ての変更

Forgeを導入し、これから多くのMODを入れて遊ぶ場合、Minecraftが使用できるメモリ(RAM)の量を増やしてあげないと、動作が重くなったり、ゲームがクラッシュしたりする原因になります。デフォルトのメモリ割り当て量は2GBと少ないため、これを変更することを強く推奨します。

  1. ランチャー上部の「起動構成」タブをクリックします。
  2. リストの中から「forge」というプロファイルを探し、右側の「」をクリックして「編集」を選択します。

    【画像:「起動構成」タブの一覧画面。「forge」の行の「編集」ボタンを指している図】

  3. 「起動構成の編集」画面が開いたら、下の方にある「その他のオプション」をクリックして、詳細設定項目を表示させます。

  4. JVMの引数」という項目を探します。
    ここに、-Xmx2G -XX:+UnlockExperimentalVMOptions ... といった文字列が入力されています。

    【画像:「JVMの引数」の入力欄を拡大表示した図】

  5. この先頭部分にある「-Xmx2G」がメモリ割り当て量を設定している部分です。「2G」は「2ギガバイト」を意味します。この数字を、あなたのPCが搭載しているメモリ量に合わせて変更します。

    【メモリ割り当て量の目安】
    * PCの搭載メモリが8GBの場合 → -Xmx4G(4GB)
    * PCの搭載メモリが16GBの場合 → -Xmx6G または -Xmx8G(6GB~8GB)
    * PCの搭載メモリが32GBの場合 → -Xmx12G または -Xmx16G(12GB~16GB)

    注意点:
    * 割り当て量は、PCの全搭載メモリの半分以下に設定するのが安全です。PCのOSや他のアプリケーションもメモリを使用するため、割り当てすぎるとPC全体の動作が不安定になります。
    * ご自身のPCの搭載メモリ量は、Windowsなら「設定」→「システム」→「詳細情報」で確認できます。

    例えば、8GBのメモリを割り当てたい場合は、「-Xmx2G」の部分を「-Xmx8G」に書き換えます。

  6. 変更したら、右下の「保存」ボタンをクリックします。

手順3:Forgeの初回起動

さあ、いよいよMOD環境のMinecraftを起動します。

  1. ランチャーのメイン画面(「プレイ」タブ)に戻り、起動構成が「forge」になっていることを確認します。
  2. プレイ」ボタンをクリックします。
  3. 「この起動構成は改造されており、最新のプレイヤー安全機能に対応していない可能性があります。」という警告が表示されます。これは、ForgeというMOD環境で起動しようとしているため表示される正常な警告です。自分でインストールしたものですから、何も問題ありません。
    この起動構成のリスクについて理解しました」にチェックを入れ、「プレイ」をクリックします。

    【画像:改造された起動構成に関する警告ウィンドウ】

  4. Forgeの初回起動は、通常のバニラ起動よりも時間がかかります。MODの読み込みや設定ファイルの生成が行われているため、しばらく待ちましょう。PCの画面が赤くなったり(古いForgeの場合)、真っ白なまま応答なしになったりすることがありますが、辛抱強く待ってください。

  5. 無事に起動が完了すると、見慣れたMinecraftのタイトル画面が表示されます。しかし、よく見るといくつかの変化があるはずです。

    • 画面左下に「Forge xx.xx.xx」といったバージョン情報が表示されている。
    • 「シングルプレイ」などのボタンの下に「MOD」という新しいボタンが追加されている。

    【画像:Forge導入後のMinecraftタイトル画面。左下のForgeバージョンと、新しく追加された「MOD」ボタンを強調している図】

この画面が表示されたら、Minecraft Forge 1.20.1の導入は完璧に成功です!

6. 次のステップ:MODの導入方法(基本)

Forgeの導入が完了したら、次はいよいよ好きなMODを入れてみましょう。ここでは、基本的なMODの導入手順を簡単に解説します。

  1. MODを探してダウンロードする
    MODは、CurseForgeModrinthといった大手MOD配布サイトから探すのが安全で一般的です。
    ダウンロードする際は、必ずMinecraftのバージョン(1.20.1)と、MODローダー(Forge)に対応しているMODファイルを選んでください。バージョンが違うMODは絶対に動作しません。

  2. modsフォルダを開く
    ダウンロードしたMODファイル(.jar形式)は、「mods」という名前のフォルダに入れる必要があります。このフォルダへの最も簡単なアクセス方法は、Minecraftのゲーム内から開く方法です。

    1. Forgeを導入したMinecraftを起動します。
    2. タイトル画面の「MOD」ボタンをクリックします。
    3. MODリスト画面の左下にある「Open Mods Folder(Modフォルダーを開く)」ボタンをクリックします。

    【画像:MinecraftのMODリスト画面。「Open Mods Folder」ボタンを指している図】

    すると、エクスプローラー(またはFinder)で mods フォルダが直接開かれます。

  3. MODファイルを入れる
    先ほど開いた mods フォルダの中に、ダウンロードしてきたMODの.jarファイルを、そのままコピー&ペースト、またはドラッグ&ドロップで入れてください。

  4. Minecraftを再起動する
    MODを mods フォルダに入れたら、必ずMinecraftを一度終了し、再度ランチャーからForgeプロファイルで起動し直してください。 ゲームを起動したままMODを追加しても、反映されません。

再起動後、ゲーム内にMODの要素が追加されていれば成功です!

7. よくある質問とトラブルシューティング

最後に、Forgeの導入時によく発生する問題とその解決策をまとめました。

Q1. Forgeインストーラーをダブルクリックしても起動しません。
A1. 本文の「4. Forgeのインストール手順」内にあるトラブルシューティングを参照してください。.jarファイルとJavaの関連付けがうまくいっていないか、コマンドプロンプトからの実行を試すことで解決できる場合がほとんどです。

Q2. Forgeを起動しようとすると、すぐにクラッシュしてしまいます。「終了コード: 1」と表示されます。
A2. 「終了コード: 1」は非常に多くの原因を含むエラーですが、Forge導入直後の場合は以下の原因が考えられます。
* メモリ不足: 最も多い原因です。本文の「5. Forgeの起動設定とメモリ割り当て」を参考に、JVMの引数でメモリ割り当て量を増やしてみてください。
* Javaのバージョン: PCにインストールされているJavaのバージョンが古い、または不適切な可能性があります。本文で推奨しているJava 17が正しくインストールされているか再確認してください。
* MODの不適合(MOD導入後の場合): mods フォルダに入れたMODが、Minecraft 1.20.1や導入したForgeのバージョンに対応していない可能性があります。一度すべてのMODをmodsフォルダから別の場所に移し、一つずつ戻しながら起動テストをして原因のMODを特定してください。MOD同士が競合(相性が悪い)している場合もあります。

Q3. ランチャーに「forge」のプロファイルが自動で作成されません。
A3. まれに自動作成されないことがあります。その場合は手動で作成しましょう。
1. ランチャーの「起動構成」タブ → 「新規作成」をクリック。
2. 「名前」を「Forge 1.20.1」など分かりやすい名前にします。
3. 「バージョン」のドロップダウンリストをクリックし、スクロールしていくと release 1.20.1-forge-xx.xx.xx という項目があるはずなので、それを選択します。
4. 必要であればメモリ割り当て(JVMの引数)も設定し、「作成」ボタンを押します。

Q4. Adfocusの「SKIP」ボタンを押しても、変なファイルがダウンロードされたり、ポップアップが出たりします。
A4. 誤って「SKIP」ボタン以外の広告部分をクリックしてしまった可能性があります。ダウンロードされた不審なファイルはすぐに削除し、広告ブロッカーなどのブラウザ拡張機能が邪魔をしていないか確認した上で、再度Forge公式サイトからダウンロードをやり直してください。

8. まとめ

お疲れ様でした!この記事で解説した手順を一つ一つ丁寧に行えば、無事にMinecraft Forge 1.20.1の導入が完了し、広大なMODの世界への扉が開かれたはずです。

最後に、MODで遊ぶ上での心構えをいくつか。
* MODの導入は自己責任です。 ゲームのデータが破損したり、予期せぬ不具合が発生したりする可能性は常にあります。
* ワールドデータのバックアップはこまめに取りましょう。 大切なワールドで新しいMODを試す前には、必ず .minecraft/saves フォルダからワールドデータをコピーして、別の場所に保存しておくことを強くお勧めします。
* MOD制作者への感謝を忘れずに。 私たちが無料で楽しめている素晴らしいMODは、すべて制作者の方々の膨大な時間と努力によって作られています。

Forgeの導入は、MODライフの始まりに過ぎません。これからあなただけの、最高のMinecraftを作り上げてください。この記事が、その第一歩としてお役に立てたなら幸いです。

それでは、素晴らしいMODライフをお楽しみください!

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