はい、承知いたしました。初心者の方でもギガファイル便を使って簡単にファイルを送る方法を、約5000語の詳細な説明を含む記事として記述します。
初心者でも迷わない!ギガファイル便でファイルを送る方法 超詳細ガイド
「大きなファイルをメールで送れない…」「オンラインストレージって難しそう…」
そんな風に困った経験はありませんか? デジカメで撮った高画質の写真、仕事で使う容量の大きなデータ、友達と共有したい動画など、現代では当たり前のように大容量のファイルを扱う機会が増えています。しかし、一般的なメールには添付できるファイルの容量に制限があり、数十MBを超えるファイルはほとんどの場合送ることができません。
では、どうすればいいのでしょうか? そこで活躍するのが、「ファイル転送サービス」と呼ばれるオンラインサービスです。中でも「ギガファイル便」は、会員登録が不要で、無料で大容量ファイルを簡単に送れることから、日本で非常に多くの人に利用されています。
「でも、オンラインサービスなんて使ったことないから不安…」「難しそうで、どこから始めたらいいか分からない…」
ご安心ください! この記事では、全くの初心者の方でも、パソコンやスマートフォンの操作に自信がない方でも、ギガファイル便を使って迷うことなくファイルを送れるように、一つ一つのステップを写真を見るように具体的に、そして丁寧に解説していきます。 なぜギガファイル便が便利なのかという理由から、実際にファイルをアップロードして、相手にダウンロードしてもらうまでの全工程を網羅します。さらには、ファイルを安全に送るための設定や、よくある疑問、万が一困ったときの対処法まで、この記事を読めばギガファイル便を使いこなせるようになります。
さあ、一緒にギガファイル便の使い方を学んで、ファイル転送の悩みを解消しましょう!
目次
-
ギガファイル便とは? なぜ選ばれるの?
- ギガファイル便の基本的な仕組み
- メール添付や他の方法との比較
- ギガファイル便のメリット(無料、登録不要、大容量)
- ギガファイル便のデメリット(一時的、広告など)
- どんな時にギガファイル便を使うのがおすすめ?
-
準備編:ギガファイル便を使う前に知っておきたいこと
- 必要なもの(インターネット環境、送りたいファイル)
- 対応しているファイル形式
- 無料プランでのファイル容量制限とアップロード数
- ファイルの整理(まとめて送る前に確認!)
-
実践編①:ファイルをアップロードして「送る準備」をする
- ステップ1:ギガファイル便のサイトにアクセスしよう
- Webブラウザの起動と検索方法
- 公式サイトの見分け方
- サイトの第一印象と注目すべきエリア
- ステップ2:ファイルをアップロードする場所を探そう
- 画面上のアップロードエリアの説明(ドラッグ&ドロップ対応)
- 「ファイルを選択」ボタンの解説
- ステップ3:送りたいファイルを選んでみよう
- パソコンからのファイル選択方法(エクスプローラー/Finder)
- 複数のファイルをまとめて選択する方法
- フォルダごとアップロードできる?(Zip圧縮の推奨)
- ステップ4:アップロードを開始しよう
- ファイル選択後の自動アップロード
- アップロード中の画面表示(進捗バー、残り時間)
- アップロードにかかる時間について(回線速度との関係)
- アップロードが中断・失敗した場合の対処法
- ステップ1:ギガファイル便のサイトにアクセスしよう
-
実践編②:アップロード後の設定とダウンロード用リンクの取得
- アップロード完了後の画面の見方
- ファイル一覧が表示されるエリア
- 重要な情報(ダウンロードURL、削除KEY、容量、期限)の確認
- ダウンロード用パスワードを設定しよう(任意だが推奨!)
- パスワードを設定するメリット(セキュリティ向上)
- パスワードの設定方法(入力欄、設定ボタン)
- どんなパスワードが良い?(推測されにくいもの)
- ファイルのダウンロード期限を設定・確認しよう
- なぜ期限があるのか?(一時保管のため)
- 期限の変更方法(プルダウンメニュー)
- デフォルトの期限と延長について
- 期限切れになったらどうなる?
- 最も重要!「削除KEY」を必ず控えよう
- 削除KEYとは? なぜ必要なの?
- 削除KEYの確認方法と控え方(コピー&ペースト、メモ)
- 削除KEYを紛失した場合の注意点
- ダウンロードURLを取得しよう
- URLが表示されている場所
- URLのコピー方法(ボタンの活用)
- QRコードの活用方法
- アップロード完了後の画面の見方
-
実践編③:相手にファイルをダウンロードしてもらう方法
- 相手に伝えるべき情報
- ダウンロードURL
- ダウンロードパスワード(設定した場合)
- (必要に応じて)ファイルの内容や注意事項
- 情報の伝え方(メール、チャットツールなど)
- ダウンロードURLを貼り付ける方法
- パスワードを伝える際の注意点(URLとは別の方法で伝えるのが安全!)
- 相手側から見たダウンロード手順(簡単説明)
- URLをクリックしてアクセス
- パスワード入力画面(設定した場合)
- ダウンロードボタンの場所
- ダウンロード時の注意点(まとめてダウンロードなど)
- 相手に伝えるべき情報
-
活用編:さらにギガファイル便を便利に使うための知識
- アップロードしたファイルを削除したいとき
- なぜ自分で削除する必要があるの?
- 削除方法(削除KEYと削除ページの使い方)
- 削除時の注意点
- 複数のファイルを一度に送る場合(Zip圧縮の活用)
- Zip圧縮とは? なぜおすすめ?
- Zipファイルの作成方法(Windows/Mac)
- Zipファイルをアップロードする方法
- ダウンロードURLをまとめる機能
- 複数のアップロードリンクを一つにまとめる方法
- リンクまとめ機能のメリット
- スマートフォンから使う場合
- 基本的な流れはPCと同じ
- ファイル選択方法の違い
- アプリはあるの?(公式サイトの案内を確認)
- アップロードしたファイルを削除したいとき
-
応用編・セキュリティと注意点
- 個人情報や機密情報を送る際の注意
- パスワード設定は必須!
- 削除KEYを必ず管理する
- 不特定多数にURLを知らせない
- 本当にギガファイル便で送って良い情報か検討する
- フィッシング詐欺などに注意!
- 公式以外のサイトに注意
- 不審なメールに添付されたURLは開かない
- 違法なファイルや著作権侵害ファイルについて
- 絶対に行わない!
- 利用規約の確認
- 広告表示について
- 無料サービスのため広告が表示されることを理解する
- 個人情報や機密情報を送る際の注意
-
よくある質問(Q&A)
- Q: 会員登録は本当に不要ですか?
- Q: 無料でどれくらいの容量を送れますか?
- Q: アップロードしたファイルはいつまで保存されますか?
- Q: アップロードやダウンロードが遅いのですが?
- Q: 間違ってファイルをアップロードしてしまいました。どうすれば?
- Q: パスワードを忘れてしまいました。
- Q: 削除KEYをなくしてしまいました。
- Q: スマートフォンからでも使えますか?
- Q: 企業での利用は可能ですか?
-
まとめ:ギガファイル便を使いこなそう!
【免責事項】
この記事は2023年12月時点の情報に基づいて作成されています。ギガファイル便のサービス内容や画面デザインは、将来的に変更される可能性があります。最新の情報は必ずギガファイル便の公式サイトをご確認ください。
1. ギガファイル便とは? なぜ選ばれるの?
まず最初に、ギガファイル便がどんなサービスで、なぜたくさんの人に利用されているのかを知っておきましょう。
ギガファイル便の基本的な仕組み
ギガファイル便は、インターネット上でファイルを一時的に保管し、そのファイルを他の人がダウンロードできるようにするためのサービスです。簡単に言うと、「インターネット上の宅配ボックス」や「一時的な共有フォルダ」のようなものだと思ってください。
- ファイルを預ける(アップロード): あなたが送りたいファイル(写真、動画、書類など)をギガファイル便のサーバーにアップロードします。
- 受け取り用の鍵と住所を受け取る(ダウンロード用リンクと削除KEY): アップロードが完了すると、そのファイルをダウンロードするための「ダウンロードURL(インターネット上の住所)」と、あなたがそのファイルを後から削除するための「削除KEY(特別な鍵)」が発行されます。
- 鍵と住所を相手に教える(URLとパスワードを連絡): あなたは、このダウンロードURLをファイルを送りたい相手に伝えます。もしパスワードを設定した場合は、そのパスワードも忘れずに伝えます。
- 相手がファイルを取り出す(ダウンロード): ファイルを受け取る相手は、あなたが教えてくれたダウンロードURLにアクセスします。パスワードを求められたら入力し、保管されているファイルを自分のパソコンやスマートフォンにダウンロードします。
これでファイルの受け渡しが完了です。ギガファイル便のサーバーにはファイルが一定期間保管されますが、ダウンロードが完了したり、不要になったりしたら、あなたがもらった削除KEYを使って自分で消すこともできます。
メール添付や他の方法との比較
ファイルを送る方法は他にもいくつかあります。それぞれの方法と比べて、ギガファイル便がどんな点で優れているのか、あるいは違うのかを見てみましょう。
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メール添付:
- メリット: 手軽に送れる。多くの人が使い慣れている。
- デメリット: 最大の弱点は添付容量に厳しい制限があること。 多くのメールサービスでは数MBから数十MB程度までしか送れません。これ以上の容量だと送信エラーになったり、相手が受け取れなかったりします。また、複数のファイルを送る際に容量オーバーになりやすいです。
- ギガファイル便との比較: ギガファイル便はメールの容量制限を気にせず、数GBといった大容量ファイルを送れる点が決定的に違います。手軽さではメールも優れますが、容量という点ではギガファイル便が圧倒的に有利です。
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クラウドストレージ(Dropbox, Google Drive, OneDriveなど):
- メリット: ファイルをインターネット上に長期的に保管しておける。複数人で共有フォルダを作って共同作業ができる。ファイルの種類を問わず保管・共有が可能。
- デメリット: 多くの場合、利用するにはアカウント登録が必要。 無料容量には制限があり、それ以上使いたい場合は有料プランへの加入が必要。共有方法を理解する必要がある(リンク共有、フォルダ招待など)。
- ギガファイル便との比較: ギガファイル便は「一時的に大きなファイルを渡したい」という目的に特化しており、アカウント登録が不要です。クラウドストレージは「ファイルを保管・管理・継続的に共有したい」という目的に向いています。使い捨て感覚で手軽に送るならギガファイル便、長期的な利用やチームでの共同作業ならクラウドストレージ、という使い分けができます。ギガファイル便は「登録なしで今すぐ送りたい」というニーズに強いです。
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他のファイル転送サービス:
- メリット: ギガファイル便と同様に大容量ファイルを送れるサービスが多数存在します。それぞれに特徴があります(例: 会員登録で使える機能が増える、特定の容量に強いなど)。
- デメリット: サービスごとに使い方が異なる。会員登録が必要な場合が多い。無料だと容量や機能に制限があることも。
- ギガファイル便との比較: ギガファイル便は他の無料ファイル転送サービスと比較しても、「登録不要」で「大容量(最大200GB/ファイル ※無料の場合)」を送れる点が際立っています。シンプルな使い方も初心者向けです。
ギガファイル便のメリット(無料、登録不要、大容量)
ここまで見てきたように、ギガファイル便には特に初心者の方にとって魅力的なメリットがたくさんあります。
- 完全無料: 基本的な機能(大容量ファイルのアップロード、ダウンロード、パスワード設定、期限設定、削除)は全て無料で利用できます。特別な料金はかかりません。
- 会員登録不要: アカウントを作成したり、個人情報を登録したりする必要が一切ありません。サイトにアクセスすればすぐに使い始められます。これが手軽さの最大の理由です。
- 大容量ファイル対応: 無料ユーザーでも1ファイルあたり最大200GBまでアップロードできます(※2023年12月時点)。これはメール添付ではまず不可能な容量です。動画ファイルや高画質画像、大量のデータをまとめて送るのに非常に便利です。
- シンプルな操作: サイトのデザインがシンプルで、直感的に操作できます。「ファイルをアップロードする」「URLを取得する」「相手に伝える」という基本的な流れが分かりやすくなっています。
- ダウンロードパスワード設定: 送るファイルにパスワードを設定できるので、関係者以外に見られないようにセキュリティを高めることができます。
- 削除KEYによるファイル管理: アップロードしたファイルを、自分で好きなタイミングで削除できます。これはプライバシー保護や容量管理の観点から重要な機能です。
ギガファイル便のデメリット(一時的、広告など)
もちろん、どんなサービスにも完璧はありません。ギガファイル便にもいくつかデメリットや注意点があります。
- ファイルは一時保管: ギガファイル便はファイルを無期限に保管するサービスではありません。アップロード時に設定した期限(最短7日、最長60日など、時期やプランにより変動あり)を過ぎると、ファイルは自動的に削除されます。長期保管には向きません。
- 広告が表示される: 無料サービスのため、サイト内に広告が表示されます。操作の邪魔になるほどではありませんが、気になる人もいるかもしれません。
- セキュリティは利用者自身で管理: パスワード設定や削除KEYの管理は利用者自身が行う必要があります。これらを怠ると、意図しない人にファイルを見られたり、削除できなくなったりするリスクがあります。
- 公式なサポート体制: 基本的には個人利用や簡易的なビジネス利用を想定しており、クラウドストレージサービスのような手厚いサポート体制は期待できません。何か問題が起きても、FAQなどを自分で調べる必要があります。
どんな時にギガファイル便を使うのがおすすめ?
これらのメリット・デメリットを踏まえると、ギガファイル便は以下のような状況で利用するのが特におすすめです。
- メールでは送れない大容量のファイルを一時的に送りたいとき: これがギガファイル便の最も典型的な利用シーンです。
- 相手にアカウント登録などの手間をかけさせたくないとき: 相手はダウンロードURLをクリックするだけでファイルを受け取れるので、相手側の負担が非常に少ないです。
- すぐに、手軽にファイルを送りたいとき: 会員登録の必要がないため、思い立ったらすぐに利用できます。
- 仕事で、個人で、一度きりのファイル共有をしたいとき: プロジェクトの最終成果物を納品する、友達に旅行の写真を送る、家族に動画を送るなど、ファイルを受け渡したらもうそのリンクは使わない、という場合に最適です。
逆に、以下のような目的にはあまり向いていません。
- ファイルを長期的に保管したい
- 複数人で継続的に同じファイルを編集・共有したい
- 非常に機密性の高い情報をやり取りする
- 広告表示が一切ないサービスが良い
利用目的を理解していれば、ギガファイル便は非常に強力で便利なツールとなります。
2. 準備編:ギガファイル便を使う前に知っておきたいこと
ギガファイル便を使う前に、いくつか確認しておくとスムーズに進められます。
必要なもの(インターネット環境、送りたいファイル)
ギガファイル便を使うために最低限必要なものは以下の2つです。
- インターネットに接続されたパソコン、スマートフォン、またはタブレット: ギガファイル便はWebブラウザ(インターネットを見るためのソフト、例: Chrome, Safari, Edge, Firefoxなど)を使って利用するサービスです。インターネットに接続できる端末があればOKです。
- 送りたいファイル: 当然ですが、送りたいファイルが自分の端末内に保存されている必要があります。
これ以外に特別なソフトをインストールしたり、機器を用意したりする必要はありません。
対応しているファイル形式
ギガファイル便は基本的にあらゆるファイル形式に対応しています。 写真(JPEG, PNGなど)、動画(MP4, MOVなど)、音楽(MP3, WAVなど)、文書(PDF, Word, Excel, PowerPointなど)、圧縮ファイル(Zip, LZHなど)など、種類を気にせずアップロードできます。
ただし、アップロードできるのは「ファイル」単位です。フォルダごとアップロードしたい場合は、後述するZip圧縮などの方法で一つのファイルにまとめる必要があります。
無料プランでのファイル容量制限とアップロード数
無料プランでの主な制限は以下の通りです。(※2023年12月時点の情報であり、変更される可能性があります。)
- 1ファイルあたりの最大容量: 200GB
- 一度にアップロードできるファイル数: 無制限(ただし、ブラウザやPCの性能に依存します)
- 一度にアップロードできる合計容量: 無制限(ただし、ブラウザやPCの性能に依存します)
- アップロード後の保存期間: 最短7日〜最長60日(設定可能)
見ての通り、1ファイルあたり200GBというのは非常に大きく、個人の利用であれば容量制限を気にする機会は少ないでしょう。合計容量に制限がないのも嬉しい点です。ただし、一度にあまりに多くのファイルや巨大なファイルをアップロードしようとすると、お使いの端末やインターネット回線に負荷がかかり、動作が遅くなったり、アップロードが不安定になったりすることがあります。
ファイルの整理(まとめて送る前に確認!)
送りたいファイルが複数ある場合、そのまままとめてアップロードすることも可能ですが、相手がダウンロードする際に一つずつダウンロードするのは手間がかかります。また、フォルダ構造を維持したまま送ることはできません。
そこで、複数のファイルをまとめて送る場合は、Zip形式などの圧縮ファイルにすることをおすすめします。 Zipファイルにすれば、複数のファイルを一つにまとめることができ、相手は1回のダウンロードで全てのファイルを入手できます。さらに、元のファイルサイズより小さくなることもあります。
Zipファイルの作成方法は、WindowsやMacなど多くのOSに標準機能として搭載されています。
- Windows: 送りたいファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューから「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択します。
- Mac: 送りたいファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューまたはファイルメニューから「[項目数]個の項目を圧縮」を選択します。
Zipファイルについて詳しくは、後述の「Zip圧縮の活用」セクションでも解説します。ファイルを送る前に、まとめて送るか、個別に送るかを決め、必要であればZipファイルを作成しておきましょう。
これで、ギガファイル便を利用する準備は万端です。
3. 実践編①:ファイルをアップロードして「送る準備」をする
いよいよ、実際にギガファイル便を使ってファイルをアップロードする手順を、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
ステップ1:ギガファイル便のサイトにアクセスしよう
まずはギガファイル便の公式サイトを開きます。
- Webブラウザを起動する: パソコンならGoogle Chrome, Safari, Microsoft Edge, Firefoxなど、スマートフォンなら標準搭載されているブラウザアプリ(iPhoneならSafari、AndroidならChromeなど)を起動してください。
- ギガファイル便と検索する: ブラウザのアドレスバー(画面上部にあるWebサイトのアドレスが表示される場所)または検索窓に「ギガファイル便」と入力して検索します。
- 公式サイトを見つける: 検索結果に「ギガファイル便 GIGAFILE便」や「ギガファイル便 – 無料無制限の大容量ファイル送信サービス」といったタイトルで表示されるリンクを探します。公式サイトのURLは「gigafile.nu」です。 似たような名前の詐欺サイトなどがないとは限りませんので、URLが「gigafile.nu」であることをしっかり確認してください。
- サイトにアクセス: 公式サイトのリンクをクリックして、ギガファイル便のトップページに移動します。
公式サイトにアクセスすると、広告が表示されているかもしれませんが、気にせずにファイルアップロードの操作に進みましょう。
ステップ2:ファイルをアップロードする場所を探そう
サイトを開くと、画面の中央付近にファイルをアップロードするためのエリアが表示されています。
- 画面上のアップロードエリアの説明:
- トップページを開くと、一番目立つところに「ドラッグ&ドロップ」や「ファイルを選択」といった文字が書かれた大きなエリアがあるはずです。
- パソコンで利用している場合は、送りたいファイルをこのエリアにマウスを使って直接ドラッグ&ドロップ(ファイルを掴んで運び、エリアの上で離す操作)することでアップロードを開始できます。
- スマートフォンやタブレットで利用している場合、ドラッグ&ドロップは難しいので、「ファイルを選択」と書かれたボタンを使います。
- 「ファイルを選択」ボタンの解説:
- アップロードエリアの中、またはその近くに「ファイルを選択」というボタンがあります。このボタンをクリック(またはタップ)すると、お使いの端末に保存されているファイルを選べる画面が開きます。
- 今回はこの「ファイルを選択」ボタンを使った方法を中心に説明します。ドラッグ&ドロップの方が手軽な場合は、そちらを使っても構いません。
ステップ3:送りたいファイルを選んでみよう
「ファイルを選択」ボタンをクリック(またはタップ)すると、お使いの端末のファイルやフォルダが表示されるウィンドウ(パソコンの場合「エクスプローラー」や「Finder」、スマートフォンの場合「ファイル」アプリなど)が開きます。
- パソコンからのファイル選択方法:
- 開いたウィンドウで、送りたいファイルが保存されている場所(例: ドキュメント、ピクチャ、デスクトップ、外部ドライブなど)を開きます。
- 送りたいファイルをクリックして選択します。
- ウィンドウの下部にある「開く」や「選択」といったボタンをクリックします。
- 複数のファイルをまとめて選択する方法:
- 連続したファイルを選ぶ場合: 最初のファイルをクリックし、キーボードのShiftキーを押しながら最後のファイルをクリックすると、その間の全てのファイルが選択されます。
- 飛び飛びのファイルを選ぶ場合: キーボードのCtrlキー(Macの場合はCommandキー⌘)を押しながら、送りたいファイルを一つずつクリックしていくと、選択が追加されていきます。
- 全てを選ぶ場合: ファイルが表示されているウィンドウ内で、キーボードのCtrlキー(Macの場合はCommandキー⌘)とAキーを同時に押すと、表示されている全てのファイルが選択されます。
- 複数のファイルを選択できたら、「開く」や「選択」ボタンをクリックします。
- フォルダごとアップロードできる?(Zip圧縮の推奨):
- 「ファイルを選択」の操作では、基本的にファイルを選ぶことしかできません。フォルダを選択しても、そのフォルダの中身が自動的に全てアップロードされるわけではない場合が多いです。
- フォルダごと送りたい場合は、事前にそのフォルダをZipファイルに圧縮しておくのがおすすめです。 前述の「準備編」でも触れましたが、フォルダを右クリックして「圧縮」や「Zipファイルを作成」といったメニューを選んで、一つのZipファイルにしてからそのZipファイルをアップロードします。
ファイルを選択して「開く」または「選択」をクリックすると、ギガファイル便のサイトに戻ります。
ステップ4:アップロードを開始しよう
ファイルを選択してサイトに戻ると、自動的にファイルのアップロードが開始されます。特別な「アップロード開始」ボタンを押す必要はありません。
- ファイル選択後の自動アップロード:
- ファイルを選択し終えると、サイト上のアップロードエリアに、選択したファイル名が表示され、その横に「アップロード中」を示す進捗状況が表示され始めます。
- アップロード中の画面表示:
- 各ファイルごとに、アップロードの進捗を示すバー(残りどれくらいかを示す棒グラフのようなもの)が表示されます。
- アップロードの速度や、全体の残り時間が表示されることもあります。
- 複数のファイルを一度に選択した場合、それぞれのファイルが順番に、あるいは同時にアップロードされていきます。
- アップロードにかかる時間について:
- ファイルのアップロードにかかる時間は、主に以下の要素によって決まります。
- ファイル容量: 送るファイルが大きければ大きいほど時間がかかります。
- インターネット回線のアップロード速度: ご自宅や会社のインターネット環境の「上り」の速度が速いほど、早くアップロードできます。インターネット回線の速度は「下り(ダウンロード)」の方が速いことが一般的で、「上り(アップロード)」はそれほど速くないこともあります。
- ギガファイル便側のサーバー状況: サーバーが混雑している時間帯などは、アップロードに時間がかかることがあります。
- 特に大容量ファイルを送る場合は、アップロードに数分から数十分、場合によっては1時間以上かかることもあります。アップロードが完了するまで、ブラウザの画面を閉じたり、パソコンやスマートフォンの電源を切ったりしないように注意しましょう。
- ファイルのアップロードにかかる時間は、主に以下の要素によって決まります。
- アップロードが中断・失敗した場合の対処法:
- インターネット回線が途切れた、ブラウザを閉じてしまった、パソコンがスリープしてしまった、などの理由でアップロードが中断・失敗することがあります。
- その場合は、もう一度最初からアップロードをやり直してください。残念ながら、途中から再開する機能は(無料プランでは)ありません。
- アップロードが繰り返し失敗する場合は、インターネット回線の接続が安定しているか確認したり、一度にアップロードするファイルの数を減らしてみたり、時間を置いてから試してみたりしてください。あまりに大きなファイルの場合は、可能であれば少しファイルを分割することも検討できます。
アップロードが完了すると、画面が自動的に切り替わるか、アップロードエリアの下にアップロードされたファイルの情報が表示されます。これで、ファイルをギガファイル便のサーバーに預ける作業は完了です!
4. 実践編②:アップロード後の設定とダウンロード用リンクの取得
ファイルのアップロードが完了したら、次にダウンロード用リンクを取得し、必要に応じてセキュリティ設定などを行います。このステップが、相手にファイルを安全に受け取ってもらうために非常に重要です。
アップロード完了後の画面の見方
アップロードが完了すると、画面に以下の情報が表示されているはずです。
- ファイル一覧が表示されるエリア: アップロードに成功したファイルの名前が一覧で表示されます。複数のファイルをアップロードした場合は、全てここに並びます。
- 重要な情報(ダウンロードURL、削除KEY、容量、期限)の確認: 各ファイル名またはファイル一覧の近くに、そのファイルに関する重要な情報が表示されています。
- ダウンロードURL: このURLにアクセスすれば、相手がファイルをダウンロードできる、インターネット上の「住所」です。
- 削除KEY: アップロードしたファイルをあなた自身が後から削除するための「鍵」です。これは非常に重要なので、必ず控えてください。
- 容量: アップロードしたファイルのサイズです。
- 期限: このファイルがギガファイル便のサーバーから自動的に削除されるまでの残り時間または日付です。
これらの情報が表示されているエリアを見つけましょう。特にダウンロードURLと削除KEYは、この後の手順で使います。
ダウンロード用パスワードを設定しよう(任意だが推奨!)
ギガファイル便では、ファイルをダウンロードする際にパスワードを要求するように設定できます。これはセキュリティを高めるために非常に有効な手段です。
- パスワードを設定するメリット:
- セキュリティ向上: ダウンロードURLを知っている人でも、パスワードを知らなければファイルをダウンロードできません。万が一URLが第三者に漏れてしまっても、ファイルの中身を保護できます。
- 限定共有: 特定の相手にだけファイルを共有したい場合に、より確実にアクセスを制限できます。
- パスワードの設定方法:
- アップロード完了後の画面に、「ダウンロードパスワード」や「Download Password」といった入力欄があります。
- その入力欄に、自分で決めたパスワードを入力します。
- 入力欄の近くに「設定」や「パスワード設定」といったボタンがある場合、それをクリックしてパスワードを確定させます。ボタンがない場合は、入力した時点で自動的に設定されることもあります。画面の指示や表示を確認してください。
- どんなパスワードが良い?:
- 誕生日や簡単な単語など、推測されやすいパスワードは避けましょう。
- 英字(大文字・小文字)、数字、記号などを組み合わせた、8文字以上の複雑なパスワードがより安全です。
- パスワードはあなたが決めるものなので、忘れないように、かつ相手に正確に伝えられるように注意してください。
【重要!】 パスワードを設定した場合、ダウンロードURLを相手に伝える際に、パスワードも忘れずに伝える必要があります。 しかも、セキュリティの観点から、ダウンロードURLを伝えたのとは別の方法でパスワードを伝えることが推奨されます(例: URLはメールで、パスワードは電話や別のチャットアプリで伝えるなど)。こうすることで、もしメールアカウントが不正アクセスされても、ファイルの中身までは漏れにくくなります。
ファイルのダウンロード期限を設定・確認しよう
アップロードされたファイルは、設定された期限を過ぎると自動的にサーバーから削除されます。これはギガファイル便が「一時的なファイル転送サービス」であるためです。
- なぜ期限があるのか?: ギガファイル便は無料で多くの人にサービスを提供するため、サーバーの容量を効率的に使う必要があります。不要になったファイルを自動的に削除することで、これを実現しています。また、ファイルをいつまでも残しておかないことで、プライバシー保護やセキュリティリスクの軽減にもつながります。
- 期限の変更方法:
- アップロード完了後の画面に、各ファイルまたはアップロード全体に対して「ダウンロード期限」や「保存期間」といった項目が表示されています。
- この項目には、通常、日付や「〇日後」といった形で期限が表示されており、プルダウンメニュー(下向きの矢印をクリックすると選択肢が表示されるもの)になっていることが多いです。
- プルダウンメニューをクリックすると、設定できる期限の選択肢が表示されます(例: 7日、14日、30日、60日など)。
- 送る相手がすぐにダウンロードできるか分からない場合や、少し長めに置いておきたい場合は、ここで期限を延長できます。必要な期間を選択してください。
- デフォルトの期限と延長について:
- 特に設定を変更しない場合、デフォルトの期限が適用されます(例: 7日)。
- 期限を延長したい場合は、アップロード完了後、ダウンロードURLを取得する前に設定を変更してください。
- 一度設定した期限を、後から(アップロード完了画面を閉じてしまった後など)さらに延長することは、無料ユーザーの場合は基本的にできません。期限はアップロード完了時に慎重に設定しましょう。
- 期限切れになったらどうなる?:
- 設定した期限を過ぎると、ギガファイル便のサーバーからファイルが自動的に削除されます。
- ファイルが削除されると、そのダウンロードURLにアクセスしてもファイルはもうダウンロードできません。「ファイルが見つかりません」のようなエラーが表示されるようになります。
- 期限切れで削除されたファイルは、あなたを含め誰も復旧することはできません。
相手にファイルが必要な期間を考慮して、適切な期限を設定することが大切です。
最も重要!「削除KEY」を必ず控えよう
アップロード完了後の画面に表示される情報の中で、ダウンロードURLと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが削除KEYです。
- 削除KEYとは? なぜ必要なの?:
- 削除KEYは、あなたがアップロードしたファイルを、設定された期限が来る前に、あなたの意思でいつでも削除するための特別なコード(鍵)です。
- 「なぜ削除する必要があるの?」と思うかもしれませんが、例えば、間違ったファイルをアップロードしてしまった、ファイルを送る必要がなくなった、相手がダウンロードし終えたのでもう不要だ、といった場合に、サーバーからファイルをすぐに削除したいことがあります。このような場合に、削除KEYがあれば自分でファイルを消すことができます。
- 削除KEYがないと、ファイルの削除は設定した期限が来るまで待つしかありません。
- 削除KEYの確認方法と控え方:
- アップロード完了後の画面で、ダウンロードURLの近くに「削除KEY」または「削除KEY」といった項目が表示されています。そこに英数字の長い文字列が表示されています。
- この文字列を必ず控えてください。 控える方法としては、
- コピー&ペースト: 表示されている削除KEYの文字列を選択し、右クリックメニューやショートカットキー(Ctrl+C / Command+C)でコピーし、メモ帳やメールの下書きなどに貼り付けて保存するのが確実です。
- メモ: 手書きでメモすることもできますが、英数字の長い文字列なので間違えやすいです。できる限りコピー&ペーストをおすすめします。
- 削除KEYを控えたら、どこに保存したか(メモファイルの名前、保存場所など)も忘れないようにしておきましょう。
- 削除KEYを紛失した場合の注意点:
- 削除KEYを紛失すると、あなたは自分でファイルを削除することができなくなります。 そのファイルは設定したダウンロード期限が来るまでサーバーに残り続けます。
- ギガファイル便の運営に連絡して削除KEYを再発行してもらう、といった対応は(無料プランでは)基本的には行われません。
- そのため、削除KEYを控える作業は、ダウンロードURLを相手に伝えるよりも前に行うことを強く推奨します。
削除KEYは、あなたがアップロードしたファイルをコントロールするための唯一の手段です。必ず、アップロード完了画面が表示されているうちに、安全な場所に控えておいてください。
ダウンロードURLを取得しよう
さて、いよいよ相手にファイルをダウンロードしてもらうために必要な「ダウンロードURL」を取得します。
- URLが表示されている場所:
- アップロード完了後の画面で、アップロードしたファイル一覧の各ファイルごと、またはまとめて、ダウンロードURLが表示されています。
- 通常、「ダウンロードURL」や「Download URL」といったラベルの横に、
https://gigafile.nu/○○○○/
のような長い文字列が表示されています。
- URLのコピー方法:
- 表示されているURLの横に、コピーボタン(クリップボードのようなアイコンや、「COPY」という文字)があるはずです。このボタンをクリックするのが最も簡単で確実な方法です。ボタンをクリックすると、URLが自動的にコピーされます。
- コピーボタンがない場合や、一部だけコピーしたい場合は、URLの文字列をマウスで選択し、右クリックメニューやショートカットキー(Ctrl+C / Command+C)でコピーすることも可能です。
- QRコードの活用方法:
- ダウンロードURLと一緒にQRコードが表示されていることもあります。
- QRコードは、スマートフォンやタブレットのカメラで読み取ることで、手入力なしに簡単にダウンロードURLにアクセスできる便利な機能です。
- 相手がスマートフォンでファイルを受け取る場合、このQRコードを画面に表示したまま相手に見せるか、スクリーンショットを撮って画像として送ってあげると親切です。
ダウンロードURLをコピーできたら、これでファイルを相手に送るための「住所」が手に入りました。次に、このURLと、もし設定した場合はパスワードを相手に伝えます。
5. 実践編③:相手にファイルをダウンロードしてもらう方法
ギガファイル便にファイルをアップロードし、ダウンロードURLと削除KEY、そして必要ならパスワードを取得しました。最後のステップは、これらの情報を相手に伝えて、ファイルをダウンロードしてもらうことです。
相手に伝えるべき情報
ファイルを問題なくダウンロードしてもらうために、相手に伝える必要のある情報は主に以下の2つ(または3つ)です。
- ダウンロードURL: ギガファイル便のサイトでファイルをダウンロードできるページのインターネット上の「住所」です。これを伝えないと、相手はどこに行けば良いか分かりません。
- ダウンロードパスワード(設定した場合のみ): ダウンロードにパスワードを設定した場合は、そのパスワードも必ず相手に伝えてください。パスワードがないとダウンロードできません。
- (必要に応じて)ファイルの内容や注意事項: 相手に何のファイルを送ったのか、ファイル名などを伝えておくと、相手は何をダウンロードするのかが分かって親切です。「〇月〇日の会議資料です」「先日の旅行で撮った写真だよ」など、具体的に伝えると相手も安心します。また、パスワードをどこで使うのか、ダウンロードに時間がかかる可能性があることなどの注意事項を伝えても良いでしょう。
情報の伝え方(メール、チャットツールなど)
これらの情報を相手に伝える方法は自由ですが、一般的にはメールやLINE、Slackなどのチャットツールを使うことが多いでしょう。
- ダウンロードURLを貼り付ける方法:
- メールやチャットの本文に、コピーしておいたダウンロードURLを貼り付けます(右クリックメニューの「貼り付け」やショートカットキー Ctrl+V / Command+V)。
- 多くのメールソフトやチャットツールでは、貼り付けたURLが自動的にリンクとして認識され、クリックできるようになります。相手はそれをクリックするだけでダウンロードページに飛べます。
- パスワードを伝える際の注意点:
- 前述の通り、セキュリティの観点から、ダウンロードURLと同じメッセージ(メールやチャット)でパスワードを送るのは避けるのが望ましいです。
- 推奨される方法:
- ダウンロードURLはメールで送る。パスワードは後から別のメールで送るか、電話、別のチャットアプリ、または口頭で伝える。
- URLを先に送っておき、「パスワードは後ほど電話でお伝えします」などと書き添えておく。
- この一手間が、万が一情報が漏洩した場合のリスクを減らします。どうしても同じメッセージで送る場合は、その情報が漏れた場合のリスクを理解しておきましょう。
相手が迷わないように、「このURLからダウンロードできます」「ダウンロードにはパスワードが必要です(パスワード:〇〇〇〇)」のように、分かりやすいメッセージと一緒にURLとパスワードを伝えましょう。
相手側から見たダウンロード手順(簡単説明)
相手がファイルを受け取る際にどのような操作をするのか、簡単に説明しておきましょう。あなたが相手に説明する際の参考にしてください。
- URLをクリックしてアクセス: あなたから伝えられたダウンロードURLをクリック(またはタップ)します。
- パスワード入力画面(設定した場合): もしあなたがパスワードを設定していた場合、ギガファイル便のダウンロードページにアクセスすると、最初にパスワードの入力を求められます。あなたから伝えられたパスワードを正確に入力して「送信」や「解除」といったボタンを押します。
- ダウンロードボタンの場所: パスワード認証が成功すると、ファイル一覧が表示されます。各ファイル名や合計容量などが確認できるはずです。ファイルの横や、画面の下部などに「ダウンロード」ボタンや、まとめてダウンロードするためのリンク(例: 「まとめてダウンロード (zip)」)が表示されています。
- ダウンロード開始: 相手はダウンロードしたいファイルの横にあるダウンロードボタンをクリック(またはタップ)します。ファイルが複数ある場合は、「まとめてダウンロード」のボタンをクリックすると、全てのファイルがZipファイルとしてダウンロードされるので便利です(あなたがZip化してアップロードした場合も、Zipファイルのままダウンロードされます)。
- ダウンロード時の注意点: ファイル容量が大きい場合、ダウンロードにも時間がかかります。また、スマートフォンの場合はWi-Fi環境でダウンロードしないと通信量がかさむ可能性があることを伝えておくと親切です。
相手が無事にファイルをダウンロードできたか確認したい場合は、「ダウンロードできたか教えてね」などと一言添えておくと良いでしょう。
6. 活用編:さらにギガファイル便を便利に使うための知識
基本的なファイルのアップロードとダウンロードの方法はこれでマスターしました。ここからは、ギガファイル便をより安全に、より便利に使うための応用知識や便利な機能について解説します。
アップロードしたファイルを削除したいとき
ファイルをアップロードした後で、「やっぱり削除したい」と思うことがあるかもしれません。そんな時に必要になるのが、先ほども強調した削除KEYです。
- なぜ自分で削除する必要があるの?:
- ギガファイル便にアップロードされたファイルは、設定された期限が来れば自動的に削除されますが、それよりも早く削除したい場合があります。
- 例えば、間違って個人情報が含まれたファイルをアップロードしてしまった、ファイルを送る必要がなくなった、相手がもうダウンロードし終えたのでサーバーに残しておく必要がない、といった場合です。
- 特に個人情報や機密情報を含むファイルを送った場合は、相手がダウンロードを完了したら速やかに自分で削除することをおすすめします。これはセキュリティリスクを減らすために非常に重要です。
-
削除方法(削除KEYと削除ページの使い方):
- 削除KEYを用意する: アップロード時に控えておいた削除KEYを探してください。
- ギガファイル便のサイトにアクセス: もう一度ギガファイル便の公式サイトを開きます。
- 削除ページを探す: サイトのトップページやフッター(ページの一番下)などに「アップロードしたファイルの削除」や「削除ページ」といったリンクがあるはずです。そのリンクをクリックして削除ページに移動します。
- 削除KEYを入力: 削除ページには、削除KEYを入力するための入力欄があります。控えておいた削除KEYを正確に入力します。
- ファイルを特定・確認: 削除KEYを入力して進むと、そのKEYに関連付けられたアップロード済みのファイル一覧が表示されます。削除したいファイルが間違いなく表示されているか確認してください。
- 削除を実行: 削除したいファイルの横にある「削除」ボタンをクリックします。確認画面が表示される場合があるので、内容を読んで削除を実行します。
- 削除完了の確認: 削除が完了すると、「ファイルを削除しました」のようなメッセージが表示されます。これでサーバーからファイルが削除されました。
-
削除時の注意点:
- 削除KEYを紛失していると削除できません。 必ずKEYを控えておきましょう。
- 一度削除したファイルは元に戻せません。本当に削除して良いか、慎重に確認してから実行してください。
複数のファイルを一度に送る場合(Zip圧縮の活用)
前述の準備編でも少し触れましたが、複数のファイルをまとめて送る際にZip圧縮は非常に便利です。
- Zip圧縮とは? なぜおすすめ?:
- Zip圧縮とは、複数のファイルやフォルダを一つにまとめ、さらにファイルサイズを小さくする(圧縮する)技術です。
- おすすめする理由:
- ファイルが一つになる: 相手はダウンロードURLを一つ開くだけで済み、ダウンロードするファイルも一つ(Zipファイル)になります。ダウンロード後の管理も楽です。
- フォルダ構造を維持できる: 圧縮する際にフォルダごと含めれば、解凍したときに元のフォルダ構造が再現されます。
- ファイルサイズが小さくなる可能性がある: テキストファイルなど、種類によっては圧縮率が高く、ファイルサイズを大幅に小さくできることがあります(画像や動画はあまり小さくならないことも多いです)。
- Zipファイルの作成方法(Windows/Mac):
- Windows 10/11:
- 圧縮したいファイルやフォルダをマウスで選択します。
- 選択した項目の上で右クリックします。
- 表示されたメニューから「送る(N)」にカーソルを合わせます。
- さらに表示されたサブメニューから「圧縮 (zip形式) フォルダー」をクリックします。
- 選択した項目と同じ場所に新しいZipファイル(ファイル名の末尾に.zipが付く)が作成されます。ファイル名は後から変更できます。
- Mac:
- 圧縮したいファイルやフォルダをFinderで選択します。
- 選択した項目の上で右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)するか、Finderのメニューバーの「ファイル」をクリックします。
- 表示されたメニューから「[項目数]個の項目を圧縮」(例: 「2個の項目を圧縮」)を選択します。フォルダを選択した場合は「”[フォルダ名]”を圧縮」と表示されます。
- 選択した項目と同じ場所に新しいZipファイル(ファイル名の末尾に.zipが付く)が作成されます。ファイル名は後から変更できます。
- Windows 10/11:
- Zipファイルをアップロードする方法:
- 作成したZipファイルは、ギガファイル便から見ればただの「一つのファイル」です。
- 通常のファイルをアップロードするのと同じように、そのZipファイルをギガファイル便のアップロードエリアにドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」ボタンから選んでアップロードします。
- 相手にはこのZipファイルのダウンロードURLを伝えます。相手はダウンロード後にそのZipファイルを「解凍」(Windowsなら右クリック→「すべて展開」、Macならダブルクリックなどでできます)することで、元のファイルやフォルダを取り出せます。
Zip圧縮を活用することで、大量のファイルを送る場合でも、相手に手間をかけさせずに済むという大きなメリットがあります。
ダウンロードURLをまとめる機能
ギガファイル便では、複数のファイルを個別にアップロードした場合でも、それらのダウンロードURLを一つにまとめて相手に伝えることができる機能があります。これは、先ほど説明したZip圧縮とは異なり、アップロードされたファイル自体は個別のままですが、ダウンロードページを一つに集約できる機能です。
- 複数のアップロードリンクを一つにまとめる方法:
- ファイルを複数回に分けてアップロードした(つまり、複数のダウンロードURLが発行されている)場合に利用できます。
- ギガファイル便のサイトには「ダウンロードURLのまとめ」のような機能があります(場所や機能名は時期によって異なる可能性があります)。
- そこに、まとめたい複数のダウンロードURLを一つずつ入力または貼り付けていきます。
- 「まとめる」ボタンなどをクリックすると、それらのファイルが一覧表示される、新しい一つのダウンロードURLが発行されます。
- リンクまとめ機能のメリット:
- 相手に伝えるURLが一つで済むため、URLを間違えたり伝え忘れたりするリスクを減らせます。
- 相手も一度に複数のファイルを一覧で確認し、必要なものをまとめてダウンロードしたり、個別にダウンロードしたりできます。
- Zip化の手間をかけずに複数ファイルを送りたい場合に便利です。
スマートフォンから使う場合
ギガファイル便はパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも利用できます。基本的な流れはパソコンと全く同じです。
- 基本的な流れはPCと同じ:
- スマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)でギガファイル便の公式サイト(gigafile.nu)にアクセスします。
- トップページに表示されているアップロードエリアや「ファイルを選択」ボタンをタップします。
- ファイルのアップロード完了後に、ダウンロードURLや削除KEYが表示されるので、それを控えます。
- 必要に応じてパスワードや期限を設定します。
- 取得したURLを相手に伝えます。
- ファイル選択方法の違い:
- 「ファイルを選択」をタップすると、スマートフォンのストレージに保存されているファイルを選択する画面(iOSの「ファイル」アプリ、Androidのファイルマネージャーなど)が開きます。
- 写真や動画の場合は、「写真ライブラリ」などから選ぶこともできるでしょう。
- パソコンのようにドラッグ&ドロップで複数のファイルをまとめて選ぶのは難しい場合が多いので、「ファイルを選択」ボタンから一つずつ、あるいはまとめて選択できる方法でアップロードします。
- アプリはあるの?:
- ギガファイル便には公式の専用アプリはありません(※2023年12月時点)。Webブラウザからアクセスして利用するのが正規の方法です。公式を装った偽アプリには注意してください。
スマートフォンからでも手軽に利用できるため、外出先からファイルを送りたい場合などにも便利です。
7. 応用編・セキュリティと注意点
無料で手軽に使えるギガファイル便ですが、オンラインサービスを利用する上で知っておくべきセキュリティや注意点があります。特に初心者の方は、以下の点をしっかりと理解しておきましょう。
個人情報や機密情報を送る際の注意
ギガファイル便は一時的なファイル共有に便利な反面、保管期間が限定されており、サービス側の保証も限定的です。非常にデリケートな情報(マイナンバー、クレジットカード情報、会社の極秘情報など)を送る際には、以下の点を十分考慮し、場合によっては別のより安全な手段(契約しているクラウドストレージ、会社のセキュアなファイル共有システムなど)を検討してください。
- パスワード設定は必須!: 個人情報や会社の機密情報、その他第三者に見られたくない内容を含むファイルを送る際は、必ずダウンロードパスワードを設定してください。 URLを知っているだけで誰でもダウンロードできてしまう状態は非常に危険です。
- 削除KEYを必ず管理する: アップロード完了時に取得できる削除KEYは、ファイルをサーバーから削除するための唯一の手段です。これを紛失すると、ファイルが期限までサーバーに残り続け、コントロールできなくなります。個人情報などが含まれるファイルをアップロードした場合は、相手がダウンロードし終えたら速やかに自分で削除することをおすすめします。そのためにも削除KEYの保管は絶対に行ってください。
- 不特定多数にURLを知らせない: ダウンロードURLは、言わばファイルの「住所」です。この住所を知っている人は誰でもアクセスできます(パスワードがあればパスワードも必要ですが)。送る相手以外にURLが漏れないよう、SNSなどで公開したり、関係ない人に伝えたりしないように十分注意してください。
- 本当にギガファイル便で送って良い情報か検討する: 非常に高いレベルのセキュリティが求められる情報(例: 個人情報保護法で定められた要配慮個人情報、企業のトップシークレットなど)については、無料のファイル転送サービスではなく、情報セキュリティポリシーで認められた正式な手段を利用すべきです。ギガファイル便は「メールで送れない大きなファイルを、手軽に一時的に共有する」ためのツールであることを理解し、利用目的とリスクを比較検討しましょう。
フィッシング詐欺などに注意!
ギガファイル便を騙るフィッシング詐欺や、ギガファイル便のURLを悪用したウイルス感染などにも注意が必要です。
- 公式以外のサイトに注意: ギガファイル便の公式サイトURLは
gigafile.nu
です。これに似た、微妙に違うURLのサイトにはアクセスしないように注意してください。偽サイトにアクセスすると、個人情報が盗まれたり、ウイルスに感染したりする危険があります。 - 不審なメールに添付されたURLは開かない: 知らない相手から送られてきたメールに「ギガファイル便でファイルが届いています」といったURLが記載されていても、安易にクリックしないでください。差出人が本当にファイルを送ってきた本人か確認できない場合は、URLを開かずにメールを削除するのが安全です。
違法なファイルや著作権侵害ファイルについて
ギガファイル便の利用規約では、違法なファイルや著作権を侵害するファイルのアップロード・共有は固く禁止されています。
- 絶対に行わない!: 違法なファイル(ポルノ、犯罪予告など)や、許可なくコピー・共有することが禁じられているファイル(映画、音楽、ソフトウェア、他人が作成した画像や文章など)をギガファイル便を使って送ることは絶対にやめましょう。
- 利用規約の確認: どのようなファイルのアップロードが禁止されているか、利用規約を一度確認しておくことをお勧めします。
- 著作権侵害: 自分で作ったファイル(自分で撮影した写真、自分で書いた文章など)であれば問題ありませんが、インターネット上で見つけた画像や、購入した音楽・動画などを、権利者の許可なく第三者に共有することは著作権侵害にあたる可能性があります。十分に注意しましょう。
広告表示について
ギガファイル便は無料サービスのため、サイト内に広告が表示されます。
- 無料サービスのため広告が表示されることを理解する: サービスを無料で提供するための収益源として広告が表示されています。これは無料サービスの一般的な形態です。
- 誤クリックに注意: 広告の中には、実際の操作ボタンと見間違えやすいデザインのものがあるかもしれません。操作の際は、今からクリックしようとしている場所が広告ではなく、目的のボタンであることをよく確認しましょう。
これらの点に注意して利用することで、ギガファイル便を安全かつ適切に活用することができます。
8. よくある質問(Q&A)
ギガファイル便を初めて使う方がよく疑問に思う点について、Q&A形式でまとめました。
Q: 会員登録は本当に不要ですか?
A: はい、ギガファイル便の基本的な機能(無料でのアップロード、ダウンロード、パスワード設定、期限設定、削除KEY発行など)は、会員登録なしで誰でも利用できます。 有料プランやビジネスプランなど一部の機能を使う場合は登録が必要ですが、この記事で解説している一般的な使い方であれば登録は一切不要です。
Q: 無料でどれくらいの容量を送れますか?
A: 無料ユーザーの場合、1ファイルあたり最大200GBまでアップロードできます(※2023年12月時点)。また、一度にアップロードできるファイルの数や合計容量に制限はありません(ただし、お使いの端末や回線速度に依存します)。個人の利用であれば、ほとんどのケースで容量を気にすることなく使えるでしょう。
Q: アップロードしたファイルはいつまで保存されますか?
A: 無料プランの場合、アップロード時に設定したダウンロード期限が過ぎると自動的に削除されます。設定できる期限は最短7日〜最長60日です(時期やサービス変更により変動する可能性あり)。期限が切れたファイルは誰にも復旧できません。
Q: アップロードやダウンロードが遅いのですが?
A: ファイルの転送速度は、主に以下の要因に左右されます。
* あなたのインターネット回線のアップロード(上り)速度
* 相手のインターネット回線のダウンロード(下り)速度
* ギガファイル便のサーバーの混雑状況
* 時間帯(夜間など利用者が多い時間帯は遅くなる傾向があります)
* お使いの端末の性能や接続状況(Wi-Fiが不安定など)
まずはご自身のインターネット接続が安定しているか確認し、可能であれば有線LANで接続してみる、他のインターネット利用(動画視聴など)を控える、時間を置いてから試す、といった対処法があります。
Q: 間違ってファイルをアップロードしてしまいました。どうすれば?
A: アップロード完了時に発行される削除KEYを使って、すぐに自分でファイルを削除してください。削除KEYを控えていなかった場合は、設定したダウンロード期限が来るまで自動的に削除されるのを待つしかありません。
Q: パスワードを忘れてしまいました。
A: ダウンロードパスワードを忘れてしまった場合、復旧することはできません。 もしあなた自身がダウンロードしたい場合や、相手にダウンロードしてもらう必要がある場合は、ファイルをもう一度アップロードし直して、新しく発行されたダウンロードURLとパスワードを使う必要があります。 パスワードは設定したら必ず控えておきましょう。
Q: 削除KEYをなくしてしまいました。
A: 削除KEYをなくしてしまった場合、あなた自身でファイルを削除することはできなくなります。 ファイルは設定したダウンロード期限が来るまでサーバーに残り続け、期限切れで自動的に削除されるのを待つしかありません。削除KEYは非常に重要なので、アップロード完了時に必ず安全な場所に控えてください。
Q: スマートフォンからでも使えますか?
A: はい、スマートフォンやタブレットのWebブラウザからギガファイル便の公式サイトにアクセスすれば、パソコンと同様に利用できます。操作方法に若干違いはありますが、基本的な流れは同じです。公式アプリはありません。
Q: 企業での利用は可能ですか?
A: 無料での利用は個人向けが基本ですが、簡易的なビジネス利用として使っている企業も多いようです。ただし、法人向けの有料プランも用意されており、そちらではよりセキュリティ機能やサポートが充実しています。企業の規約やセキュリティポリシーによっては、無料のファイル転送サービスの利用が制限されている場合もありますので、所属する組織のルールを確認してください。機密性の高い情報のやり取りには、よりセキュアな法人向けサービスや社内システムを利用することをおすすめします。
9. まとめ:ギガファイル便を使いこなそう!
この記事では、初心者の方がギガファイル便を使って迷うことなくファイルを送れるように、基本的な使い方から応用、注意点までを詳細に解説しました。
振り返ってみましょう。ギガファイル便は:
- 会員登録不要で、誰でもすぐに使える
- 無料で、1ファイルあたり最大200GBという大容量ファイルを送れる
- ダウンロードパスワードや削除KEYなど、最低限必要なセキュリティ機能がある
- ただし、ファイルは一時保管であり、期限があることを理解しておく必要がある
使い方の基本的な流れは、たったの3ステップです。
- ギガファイル便のサイトで、送りたいファイルをアップロードする。
- アップロード後に表示されるダウンロードURL、削除KEYを控える。必要ならパスワードも設定する。
- ダウンロードURL(とパスワード)を相手に伝える。
これだけで、メールでは送れなかった大きなファイルも、簡単に相手に届けることができます。
初めての利用は少し戸惑うかもしれませんが、この記事の手順に沿って一度試してみれば、その手軽さに驚くはずです。特に、ダウンロードURL、パスワード(設定した場合)、そして何よりも削除KEYの3つをしっかりと確認・管理することが、安全に利用するための鍵となります。
デジタル化が進み、ファイル容量がどんどん大きくなる現代において、ギガファイル便のようなファイル転送サービスは非常に役立つツールです。この記事が、あなたがギガファイル便を活用し、ファイルのやり取りをもっとスムーズに行えるようになるための一助となれば幸いです。
さあ、ぜひこの機会にギガファイル便を使ってみて、その便利さを体験してください!