Synology Assistantダウンロード&インストール方法:最新版対応

Synology Assistant ダウンロード&インストール方法:最新版対応 徹底解説

Synology NAS (Network Attached Storage) を使い始める上で、Synology Assistant は非常に重要な役割を果たします。NAS の初期設定、ネットワーク設定の変更、ファームウェアのアップデート、そして NAS の状態監視など、Synology NAS を管理するための様々な機能を提供してくれるユーティリティです。この記事では、Synology Assistant のダウンロードからインストール、そして基本的な使い方までを最新版に対応して詳しく解説します。Synology NAS を初めて使う方から、より深く活用したい方まで、この記事を読めば Synology Assistant をマスターできるはずです。

目次

  1. Synology Assistant とは?
    • Synology Assistant の概要
    • Synology Assistant の主な機能
    • Synology Assistant が必要な理由
  2. Synology Assistant ダウンロード方法
    • Synology 公式ダウンロードセンターへのアクセス
    • NAS のモデルに合わせた Synology Assistant の選択
    • 対応OSの確認とダウンロード
    • 複数のSynology Assistant のバージョンがある場合の選択
  3. Synology Assistant インストール方法 (Windows版)
    • ダウンロードしたインストーラーの実行
    • 使用許諾契約への同意
    • インストール先の選択
    • プログラムグループの作成
    • インストールの完了
    • インストール時の注意点とトラブルシューティング
  4. Synology Assistant インストール方法 (macOS版)
    • ダウンロードしたインストーラーの実行
    • セキュリティ設定の確認と変更 (必要な場合)
    • アプリケーションフォルダへのドラッグ&ドロップ
    • インストールの完了
    • インストール時の注意点とトラブルシューティング
  5. Synology Assistant の基本的な使い方
    • Synology Assistant の起動
    • NAS の検索
    • NAS の状態確認 (IPアドレス、モデル名、ファームウェアバージョンなど)
    • NAS の初期設定 (QuickConnect ID の設定、管理者アカウントの作成など)
    • ネットワーク設定の変更 (IPアドレスの変更、DNS設定など)
    • Wake on LAN (WOL) の設定
    • ドライブのマウント
    • プリンターの追加
  6. Synology Assistant の応用的な使い方
    • ファームウェアの手動アップデート
    • NAS のシャットダウン/再起動
    • リソースモニターへのアクセス
    • ストレージマネージャーへのアクセス
    • 設定のエクスポート/インポート
  7. Synology Assistant のトラブルシューティング
    • NAS が見つからない場合
    • インストールがうまくいかない場合
    • 起動時にエラーが発生する場合
    • ネットワーク接続に関する問題
  8. Synology Assistant の代替ツール
    • Synology Web Assistant
    • Synology DSM (DiskStation Manager)
    • モバイルアプリ (DS finder, DS file など)
  9. まとめ
    • Synology Assistant の重要性と活用方法
    • 今後の展望

1. Synology Assistant とは?

Synology Assistant は、Synology NAS を管理するためのデスクトップアプリケーションです。ネットワークに接続された Synology NAS デバイスを検索、設定、監視し、様々なタスクを実行するためのユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。

1.1 Synology Assistant の概要

Synology Assistant は、NAS の初期設定から日々のメンテナンスまで、幅広いタスクをサポートするツールです。NAS がネットワークに正しく接続されているかを確認したり、IPアドレスやファームウェアバージョンなどの情報を確認したり、トラブルシューティングを行ったりする際に役立ちます。特に、NAS を初めて設定する際には、Synology Assistant が必須となります。

1.2 Synology Assistant の主な機能

Synology Assistant は、以下の様な主要な機能を備えています。

  • NAS の検索: ネットワーク上の Synology NAS デバイスを自動的に検索します。
  • 状態の確認: NAS のモデル名、IPアドレス、MACアドレス、ファームウェアバージョン、ディスクの状態など、様々な情報を表示します。
  • 初期設定: NAS の初期設定ウィザードを起動し、QuickConnect ID の設定や管理者アカウントの作成などをサポートします。
  • ネットワーク設定: NAS のネットワーク設定 (IPアドレス、DNSサーバーなど) を変更できます。
  • Wake on LAN (WOL): WOL 機能を使用して、ネットワーク経由で NAS を起動できます。
  • ファームウェアアップデート: NAS のファームウェアを手動でアップデートできます。
  • ドライブのマウント: NAS 上の共有フォルダをネットワークドライブとしてマウントできます。
  • プリンターの追加: NAS に接続されたプリンターをネットワークプリンターとして設定できます。
  • シャットダウン/再起動: NAS をリモートでシャットダウンまたは再起動できます。

1.3 Synology Assistant が必要な理由

Synology Assistant は、特に以下の理由から、Synology NAS ユーザーにとって不可欠なツールと言えます。

  • 初期設定の簡素化: NAS を初めて設定する際、Synology Assistant を使用することで、煩雑な設定作業を簡単に行うことができます。
  • NAS の状態監視: NAS の状態を常に監視し、問題が発生した場合に迅速に対応できます。
  • ネットワーク設定の変更: ネットワーク環境に合わせて、NAS のネットワーク設定を簡単に変更できます。
  • ファームウェアのアップデート: 最新のファームウェアを適用することで、NAS のセキュリティを維持し、新機能を利用できます。
  • トラブルシューティング: NAS に問題が発生した場合、Synology Assistant を使用して原因を特定し、解決策を見つけることができます。
  • Webブラウザ不要の操作: DSM にアクセスできない状況でも、基本的な操作 (シャットダウン、再起動など) を実行できます。

2. Synology Assistant ダウンロード方法

Synology Assistant は、Synology 公式ダウンロードセンターから無料でダウンロードできます。NAS のモデルと使用しているOSに合わせて適切なバージョンを選択する必要があります。

2.1 Synology 公式ダウンロードセンターへのアクセス

まず、Webブラウザを開き、Synology 公式ダウンロードセンターにアクセスします。URLは通常、https://www.synology.com/ja-jp/support/download です。

2.2 NAS のモデルに合わせた Synology Assistant の選択

ダウンロードセンターのページにアクセスしたら、製品カテゴリから「NAS」を選択します。次に、所有している NAS のモデル名を選択します。モデル名は、NAS 本体に記載されているラベルや、購入時の箱などに記載されています。

モデルを選択すると、ダウンロード可能なソフトウェアの一覧が表示されます。その中から「Synology Assistant」を探します。

2.3 対応OSの確認とダウンロード

Synology Assistant には、Windows版、macOS版、Linux版など、様々なOSに対応したバージョンがあります。使用しているOSに合わせて適切なバージョンを選択し、ダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードボタンをクリックすると、利用規約が表示される場合があります。内容を確認し、同意する場合はチェックボックスにチェックを入れ、「ダウンロード」ボタンをクリックします。

2.4 複数の Synology Assistant のバージョンがある場合の選択

Synology Assistant のバージョンが複数表示される場合があります。これは、新しいバージョンがリリースされると、古いバージョンもアーカイブとして残されているためです。

基本的には、最新のバージョンを選択することを推奨します。最新バージョンには、最新の機能やセキュリティアップデートが含まれています。ただし、NAS のファームウェアのバージョンによっては、最新の Synology Assistant が対応していない場合があります。その場合は、NAS のファームウェアに対応した Synology Assistant のバージョンを選択する必要があります。

3. Synology Assistant インストール方法 (Windows版)

Windows版の Synology Assistant のインストールは、一般的な Windows アプリケーションのインストールと同様に簡単に行うことができます。

3.1 ダウンロードしたインストーラーの実行

ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダに保存されたインストーラーファイル(通常は .exe 形式)をダブルクリックして実行します。

3.2 使用許諾契約への同意

インストーラーが起動すると、使用許諾契約が表示されます。内容をよく読み、同意する場合は「同意する」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

3.3 インストール先の選択

Synology Assistant のインストール先フォルダを選択します。特に変更する必要がない場合は、デフォルトのインストール先(通常は C:\Program Files\Synology\Synology Assistant)のまま「次へ」ボタンをクリックします。

3.4 プログラムグループの作成

スタートメニューに表示されるプログラムグループの名前を入力します。特に変更する必要がない場合は、デフォルトの「Synology」のまま「次へ」ボタンをクリックします。

3.5 インストールの完了

設定を確認し、「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。インストールが完了すると、「完了」ボタンが表示されます。「完了」ボタンをクリックして、インストーラーを閉じます。

3.6 インストール時の注意点とトラブルシューティング

  • 管理者権限: インストールには管理者権限が必要です。管理者権限を持つアカウントでログインしていることを確認してください。
  • セキュリティソフト: セキュリティソフトが Synology Assistant のインストールをブロックする場合があります。一時的にセキュリティソフトを無効にするか、Synology Assistant を例外として登録してください。
  • 古いバージョンのアンインストール: 以前のバージョンの Synology Assistant がインストールされている場合は、アンインストールしてから新しいバージョンをインストールしてください。
  • 互換性: Windows のバージョンが Synology Assistant に対応しているか確認してください。Synology の公式サイトで対応OSを確認できます。
  • インストールエラー: インストール中にエラーが発生する場合は、Synology の公式サイトでトラブルシューティング情報を確認するか、Synology のサポートセンターに問い合わせてください。

4. Synology Assistant インストール方法 (macOS版)

macOS版の Synology Assistant のインストールも、Windows版と同様に簡単に行うことができます。

4.1 ダウンロードしたインストーラーの実行

ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダに保存されたインストーラーファイル(通常は .dmg 形式)をダブルクリックして実行します。

4.2 セキュリティ設定の確認と変更 (必要な場合)

macOS のセキュリティ設定によっては、ダウンロードしたアプリケーションの実行がブロックされる場合があります。その場合は、以下の手順でセキュリティ設定を変更してください。

  1. 「システム環境設定」を開きます。
  2. 「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
  3. 「一般」タブをクリックします。
  4. 画面左下の鍵アイコンをクリックして、変更を許可します。
  5. 「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で「すべてのアプリケーションを許可」または「確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」を選択します。

4.3 アプリケーションフォルダへのドラッグ&ドロップ

インストーラーが起動すると、Synology Assistant のアイコンが表示されます。そのアイコンを「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップします。

4.4 インストールの完了

アプリケーションフォルダに Synology Assistant がコピーされたら、インストールは完了です。アプリケーションフォルダから Synology Assistant を起動できます。

4.5 インストール時の注意点とトラブルシューティング

  • Gatekeeper: macOS の Gatekeeper 機能が Synology Assistant の実行をブロックする場合があります。上記の手順でセキュリティ設定を変更するか、Synology Assistant を右クリックして「開く」を選択してください。
  • 権限: インストールには管理者権限が必要です。管理者権限を持つアカウントでログインしていることを確認してください。
  • 古いバージョンのアンインストール: 以前のバージョンの Synology Assistant がインストールされている場合は、アプリケーションフォルダから削除してから新しいバージョンをインストールしてください。
  • 互換性: macOS のバージョンが Synology Assistant に対応しているか確認してください。Synology の公式サイトで対応OSを確認できます。
  • インストールエラー: インストール中にエラーが発生する場合は、Synology の公式サイトでトラブルシューティング情報を確認するか、Synology のサポートセンターに問い合わせてください。

5. Synology Assistant の基本的な使い方

Synology Assistant をインストールしたら、実際に使用してみましょう。ここでは、Synology Assistant の基本的な使い方について解説します。

5.1 Synology Assistant の起動

Windows の場合は、スタートメニューから「Synology」フォルダを開き、「Synology Assistant」を選択して起動します。macOS の場合は、アプリケーションフォルダから「Synology Assistant」を選択して起動します。

5.2 NAS の検索

Synology Assistant を起動すると、ネットワーク上の Synology NAS デバイスが自動的に検索されます。検索が完了すると、NAS デバイスの一覧が表示されます。

5.3 NAS の状態確認 (IPアドレス、モデル名、ファームウェアバージョンなど)

NAS デバイスの一覧から、確認したい NAS デバイスを選択すると、その NAS の状態が表示されます。

  • サーバー名: NAS の名前が表示されます。
  • IPアドレス: NAS の IPアドレスが表示されます。
  • MACアドレス: NAS の MACアドレスが表示されます。
  • モデル名: NAS のモデル名が表示されます。
  • ファームウェアバージョン: NAS のファームウェアバージョンが表示されます。
  • 状態: NAS の状態 (準備完了、未初期化など) が表示されます。

5.4 NAS の初期設定 (QuickConnect ID の設定、管理者アカウントの作成など)

NAS が未初期化の場合、「セットアップ」ボタンをクリックすると、初期設定ウィザードが起動します。ウィザードに従って、QuickConnect ID の設定、管理者アカウントの作成、ディスクグループの作成などを行います。

QuickConnect ID: QuickConnect ID は、インターネット経由で NAS にアクセスするためのIDです。QuickConnect ID を設定することで、ポートフォワードなどの複雑な設定なしに、どこからでも NAS にアクセスできるようになります。

管理者アカウント: NAS を管理するための管理者アカウントを作成します。強力なパスワードを設定することを推奨します。

ディスクグループ: 複数のディスクをまとめて管理するためのディスクグループを作成します。RAID構成を選択することで、データの冗長性を確保できます。

5.5 ネットワーク設定の変更 (IPアドレスの変更、DNS設定など)

NAS の IPアドレスやDNS設定を変更するには、NAS デバイスを選択し、「設定」ボタンをクリックします。設定画面で、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバーなどの情報を変更できます。

注意点: IPアドレスを変更する際は、ネットワーク環境に合わせて適切なIPアドレスを設定してください。誤ったIPアドレスを設定すると、NAS にアクセスできなくなる可能性があります。

5.6 Wake on LAN (WOL) の設定

Wake on LAN (WOL) 機能を使用すると、ネットワーク経由で NAS を起動できます。WOL を有効にするには、NAS デバイスを選択し、「WOL」ボタンをクリックします。

注意点: WOL を有効にするには、NAS の BIOS および DSM の設定も行う必要があります。また、ルーターの設定によっては、WOL が機能しない場合があります。

5.7 ドライブのマウント

NAS 上の共有フォルダをネットワークドライブとしてマウントするには、NAS デバイスを選択し、「ネットワークドライブを割り当てる」ボタンをクリックします。ウィザードに従って、ドライブレター、共有フォルダ、ユーザー名、パスワードを入力します。

5.8 プリンターの追加

NAS に接続されたプリンターをネットワークプリンターとして設定するには、NAS デバイスを選択し、「プリンターの追加」ボタンをクリックします。ウィザードに従って、プリンターの情報を入力します。

6. Synology Assistant の応用的な使い方

Synology Assistant は、基本的な機能だけでなく、より高度な機能も備えています。ここでは、Synology Assistant の応用的な使い方について解説します。

6.1 ファームウェアの手動アップデート

通常、NAS のファームウェアは自動的にアップデートされますが、手動でアップデートすることもできます。Synology Assistant を使用してファームウェアを手動でアップデートするには、まず Synology 公式ダウンロードセンターからファームウェアファイルをダウンロードします。次に、NAS デバイスを選択し、「ファームウェアのアップデート」ボタンをクリックします。ダウンロードしたファームウェアファイルを選択し、「アップデート」ボタンをクリックします。

6.2 NAS のシャットダウン/再起動

NAS をリモートでシャットダウンまたは再起動するには、NAS デバイスを選択し、「シャットダウン」または「再起動」ボタンをクリックします。

6.3 リソースモニターへのアクセス

NAS のリソースモニターにアクセスするには、NAS デバイスを選択し、「リソースモニター」ボタンをクリックします。リソースモニターでは、CPU使用率、メモリ使用率、ディスクI/O、ネットワークトラフィックなどの情報を確認できます。

6.4 ストレージマネージャーへのアクセス

NAS のストレージマネージャーにアクセスするには、NAS デバイスを選択し、「ストレージマネージャー」ボタンをクリックします。ストレージマネージャーでは、ディスクグループの状態、ボリュームの状態、iSCSI LUN の状態などの情報を確認できます。

6.5 設定のエクスポート/インポート

NAS の設定をエクスポートするには、NAS デバイスを選択し、「設定のエクスポート」ボタンをクリックします。設定ファイルは、後で NAS にインポートして復元することができます。NAS の設定をインポートするには、NAS デバイスを選択し、「設定のインポート」ボタンをクリックします。

7. Synology Assistant のトラブルシューティング

Synology Assistant を使用中に問題が発生した場合、以下のトラブルシューティング情報を参考にしてください。

7.1 NAS が見つからない場合

  • NAS とコンピュータが同じネットワークに接続されているか確認してください。
  • NAS の電源が入っているか確認してください。
  • NAS のネットワーク設定が正しいか確認してください (IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイなど)。
  • Synology Assistant がファイアウォールによってブロックされていないか確認してください。
  • 別のコンピュータで Synology Assistant を試してみてください。

7.2 インストールがうまくいかない場合

  • 管理者権限を持つアカウントでログインしていることを確認してください。
  • セキュリティソフトが Synology Assistant のインストールをブロックしていないか確認してください。
  • 以前のバージョンの Synology Assistant がインストールされている場合は、アンインストールしてから新しいバージョンをインストールしてください。
  • Synology の公式サイトでトラブルシューティング情報を確認してください。

7.3 起動時にエラーが発生する場合

  • Synology Assistant を再インストールしてみてください。
  • Synology の公式サイトでトラブルシューティング情報を確認してください。
  • Synology のサポートセンターに問い合わせてください。

7.4 ネットワーク接続に関する問題

  • NAS の IPアドレスが競合していないか確認してください。
  • DNSサーバーの設定が正しいか確認してください。
  • ルーターの設定が正しいか確認してください。

8. Synology Assistant の代替ツール

Synology Assistant は非常に便利なツールですが、Synology NAS を管理するための代替ツールもいくつか存在します。

8.1 Synology Web Assistant

Synology Web Assistant は、Webブラウザ上で動作する NAS の初期設定ツールです。Synology Assistant と同様に、NAS を初めて設定する際に使用できます。

8.2 Synology DSM (DiskStation Manager)

Synology DSM は、NAS の Web 管理インターフェースです。DSM を使用して、ファイル管理、ユーザー管理、パッケージのインストール、システム設定の変更など、様々なタスクを実行できます。DSM は、Synology NAS の管理の中心となるツールです。

8.3 モバイルアプリ (DS finder, DS file など)

Synology は、iOS および Android デバイス用のモバイルアプリも提供しています。これらのアプリを使用すると、スマートフォンやタブレットから NAS にアクセスしたり、ファイルを管理したり、システムの状態を監視したりすることができます。

  • DS finder: NAS の初期設定、状態監視、WOL などの機能を提供します。
  • DS file: NAS 上のファイルにアクセスし、ダウンロード/アップロードできます。
  • DS video: NAS に保存されたビデオをストリーミング再生できます。
  • DS audio: NAS に保存された音楽をストリーミング再生できます。
  • DS photo: NAS に保存された写真を閲覧、共有できます。

9. まとめ

Synology Assistant は、Synology NAS を管理するための非常に強力なツールです。この記事では、Synology Assistant のダウンロードからインストール、基本的な使い方、そして応用的な使い方までを詳しく解説しました。

9.1 Synology Assistant の重要性と活用方法

Synology Assistant は、NAS の初期設定を簡単に行うだけでなく、NAS の状態を監視したり、ネットワーク設定を変更したり、ファームウェアをアップデートしたりするなど、様々なタスクを実行するために必要なツールです。Synology NAS を最大限に活用するためには、Synology Assistant をマスターすることが不可欠です。

9.2 今後の展望

Synology は、常に Synology Assistant の機能を改善し、使いやすさを向上させています。今後も、Synology Assistant は、Synology NAS ユーザーにとって、より強力で使いやすいツールとなっていくでしょう。ぜひ、この記事を参考に、Synology Assistant を使いこなして、Synology NAS をより快適に活用してください。

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