TikTok 曲 調べ 方:初心者でもわかる! あの曲何?を解決する徹底ガイド
はじめに:TikTokの音楽はなぜ心に残るのか?
TikTokを見ていると、「あ、この曲良いな!」「このBGM、何ていう曲だろう?」と思うことが frequent にありますよね。TikTokの短い動画は、視覚的な情報だけでなく、使われている「音」や「音楽」がその動画の雰囲気やメッセージを決定づける重要な要素です。キャッチーなサビ、心地よいBGM、ユーモラスな効果音、あるいは心を揺さぶるメロディー。TikTokのクリエイターたちは、これらの音を巧みに使いこなし、視聴者の感情に訴えかけ、動画をバイラルさせる力に変えています。
しかし、TikTokで流れる音楽は、必ずしも有名アーティストの最新ヒット曲とは限りません。インディーズアーティストの曲、数十年前の古い曲、誰かが作ったリミックス、動画のために作られたオリジナルサウンド、はたまたセリフの一部や効果音など、その種類は非常に多岐にわたります。そして、動画の尺に合わせて曲の一部だけが使われることが多いため、「サビしか知らない」「歌詞の一部しか聞き取れない」「曲名もアーティスト名も表示されていない」といった状況が頻繁に起こります。
「この曲、なんていう名前なんだろう?」
「この曲をフルで聴きたい!」
「自分の動画でも使ってみたい!」
そんな疑問や願いを持った時、どうやってその曲を見つければ良いのでしょうか?
このガイド記事は、まさにそのような「TikTokで流れた気になるあの曲」を見つけたいけれど、どうすれば良いか分からない、という初心者の方のために書かれました。TikTokのアプリ内でできることから、外部の便利なツールを使う方法、そしてちょっとした裏技まで、様々な探し方をステップバイステップで丁寧に解説します。この記事を読めば、あなたもきっと、TikTokで出会った素敵な音楽の名前を知り、その世界をさらに広げることができるようになるでしょう。
さあ、一緒にTikTokの音楽探しの冒険に出かけましょう!
なぜTikTokの曲探しは難しいことがあるのか?
探し方を学ぶ前に、なぜTikTokの曲探しが時に難しく感じるのか、その背景を少し理解しておきましょう。難しさの主な要因は以下の点にあります。
- 短い動画尺: TikTok動画は基本的に短いため、曲全体ではなく、最も印象的な部分(サビなど)だけが使われることが多いです。曲全体を知らないと、検索のヒントが少なくなります。
- 多様な音源:
- 公式音源: 有名アーティストの楽曲など、タイトルやアーティスト情報が正確に登録されているもの。これは見つけやすい部類です。
- オリジナルオーディオ: TikTokユーザー自身が録音した声、環境音、自作の曲など。特定の動画に紐づいており、正式な曲名やアーティスト名が存在しない場合があります。
- リミックス・マッシュアップ・スロー/スピードアップ版: 既存の曲を編集したもの。元の曲とは異なる印象になることがあり、元の曲名で検索しても見つかりにくいことがあります。
- ミームサウンド: 特定のセリフや効果音が繰り返し使われ、それ自体が音源として広まるもの。
- 音源名の表記: 音源名がクリエイターによって自由に変更されている場合や、「元の音源」としか表示されていない場合など、正確な情報が得られないことがあります。
- 動画編集: 動画編集アプリでBGMを付けてからTikTokにアップロードされる場合、TikTok上では「元の音源」としか表示されないか、または動画作成者のユーザー名が音源名になることがあります。
これらの要因があるため、一つの方法だけで解決しないこともあります。だからこそ、複数の方法を知っておくことが重要なのです。
TikTokの曲を探す方法:基本的なアプローチ
TikTokで気になる曲を見つけた時、まずは以下の基本的なアプローチから試してみましょう。これらの方法は、TikTokのアプリ内で完結することが多く、最も手軽で効果的な場合が多いです。
方法1:動画の画面下部に表示される音源情報を確認する(最も基本!)
TikTokアプリで動画を視聴しているとき、画面の下部、特に右下あたりに、動画で使われている音源の情報が表示されていることが多いです。ここを見るのが、曲探しの最初のステップであり、最も重要な手がかりです。
具体的な手順:
- TikTokアプリを開き、気になる曲が流れている動画を視聴します。
- 動画の画面、特に右下を見てください。多くの場合、回転するレコード盤のようなアイコンが表示されています。
- そのアイコンの横、またはアイコン自体に、音源の名前(曲名やアーティスト名、またはオリジナルオーディオのユーザー名など)が表示されています。
- この表示をタップしてみてください。
タップするとどうなる?
音源名をタップすると、その音源の専用ページに移動します。このページは「サウンドページ」と呼ばれます。サウンドページでは、以下の情報が得られることが多いです。
- 正確な音源名: 曲名とアーティスト名が表示されていることが多いです。公式音源であれば、ここに正確な情報があります。
- その音源が使われている他の動画: 同じ音源を使って他のユーザーが作成した動画の一覧が表示されます。他の動画を見ることで、その音源がTikTokでどのように使われているか、どのようなトレンドになっているかなどを知ることができます。
- 「このサウンドを使う」ボタン: あなた自身がその音源を使ってTikTok動画を作成する際に使用します。
注意点とヒント:
- 表示がすぐ消える場合: 音源情報は数秒で消えてしまうことがあります。もう一度動画を再生するか、動画を一時停止して表示されるのを待ってみましょう。
- 音源名が正確でない場合: 「元の音源」「Original audio」「[ユーザー名]’s sound」のように表示されている場合は、公式な曲名やアーティスト名ではありません。これは後述する「オリジナルオーディオ」である可能性が高いです。
- インターネット接続: 音源情報をタップしてサウンドページに移動するには、インターネットに接続されている必要があります。
- 動画によっては表示されない? ごく稀に、特殊な方法で編集された動画や古い動画などで、音源情報が正しく表示されない場合があります。しかし、ほとんどの場合はこの方法で基本的な情報を得ることができます。
この方法が最も直接的で手軽なため、まず最初に試すべきアプローチです。ここで曲名とアーティスト名が分かれば、SpotifyやApple Music、YouTubeなどでフルバージョンを探して聴くことができます。
方法2:動画のキャプション(説明文)や画面上のテキストを確認する
クリエイターによっては、動画のキャプション(説明文)や、動画自体にオーバーレイとして表示されるテキストで、使用している曲名を記載している場合があります。
具体的な手順:
- 動画を視聴し、画面下部に表示されるキャプション(動画の説明文)を読んでみます。ハッシュタグの中に曲名が含まれていたり、「BGMは〇〇です」と記載されていることがあります。
- 動画の画面上にテキストが表示されていないか確認します。特に、カバー動画やダンスチャレンジなどでは、曲名が画面に表示されていることがあります。
注意点とヒント:
- 全てのクリエイターが行うわけではない: 曲名を明記するかどうかはクリエイター次第です。特に人気の動画や、音楽に関連するコンテンツの場合は記載されている可能性が高いです。
- 略称や間違い: クリエイターが手入力しているため、曲名が略されていたり、誤字が含まれている可能性もあります。
この方法は補助的なものですが、思わぬ形で情報が得られることがありますので、念のため確認してみる価値はあります。
方法3:コメント欄を確認する・質問する
TikTokのコメント欄は、他の視聴者との交流の場であると同時に、情報交換の場でもあります。他の視聴者が「この曲は何ですか?」と質問していたり、すでに誰かが曲名を答えている場合があります。
具体的な手順:
- 動画のコメントアイコンをタップして、コメント欄を開きます。
- コメントをスクロールして、「曲名教えてください!」「BGMは何ですか?」といった質問がないか探します。
- そのような質問に対する返信として、誰かが曲名をコメントしているか確認します。
- もし誰も質問していなかったり、回答がない場合は、あなた自身がコメントで「この動画で使われている曲は何ですか?」と質問してみましょう。
注意点とヒント:
- コメント数が多いと探しにくい: 人気動画でコメント数が非常に多い場合、質問や回答を見つけるのが難しいことがあります。検索機能があれば便利ですが、TikTokのコメント欄には高度な検索機能はありません。
- 返信があるとは限らない: コメントしても、クリエイターや他のユーザーから必ず返信があるとは限りません。
- 不正確な情報: コメントでの情報なので、誤っている可能性もゼロではありません。
コメント欄は、他のユーザーの知恵を借りる有効な手段です。特に、音源名が不明瞭な「オリジナルオーディオ」の場合でも、詳しい人がいれば曲名を教えてくれることがあります。
方法4:クリエイターに直接メッセージを送る
どうしても曲名が分からない場合、動画のクリエイターに直接メッセージを送って質問してみるのも一つの方法です。
具体的な手順:
- 動画のクリエイターのプロフィールページに移動します。(動画再生中にクリエイターのユーザー名をタップするか、プロフィールアイコンをタップします。)
- プロフィールページにあるメッセージアイコン(または「メッセージ」ボタン)をタップします。
- 丁寧な言葉で、「この動画で使われている曲は何ですか?」と質問するメッセージを作成し、送信します。動画へのリンクや動画の説明を添えると、クリエイターもどの動画について聞いているのか分かりやすいでしょう。
注意点とヒント:
- 相互フォローが必要な場合も: プライバシー設定によっては、相互にフォローしていないとメッセージを送れない場合があります。
- 返信があるとは限らない: クリエイターは多くのメッセージを受け取っている可能性があるため、返信がないこともあります。
- 失礼な聞き方はしない: 丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
この方法は少し手間がかかりますが、コメント欄よりも確実にクリエイターに情報を届けられる可能性があります。
TikTokの曲を探す方法:外部ツールを活用する
TikTokアプリ内での方法で見つからなかった場合や、もっと効率的に調べたい場合は、外部の音楽認識ツールや検索エンジンを活用するのが非常に効果的です。
方法5:音楽認識アプリを使う(Shazam, SoundHoundなど)
これはTikTokに限らず、日常生活で流れている音楽を調べたいときに非常に便利な方法です。スマートフォンの音楽認識アプリを使って、TikTok動画から流れている音を認識させます。
代表的な音楽認識アプリ:
- Shazam (シャザム): Apple Musicに統合され、iOSデバイスではコントロールセンターから簡単にアクセスできるなど、非常に使いやすいです。Android版もあります。
- SoundHound (サウンドハウンド): Shazamと並んで有名なアプリです。鼻歌やハミングでも認識できるのが特徴です。
- Google アシスタント / Siri: スマートフォンの音声アシスタント機能にも、音楽認識機能が搭載されています。「OK Google, この曲何?」「Hey Siri, かかっている曲は何?」と聞くだけで、再生中の音を認識してくれます。特にSiriは、Shazamの技術を利用しています。
具体的な手順(Shazamを例に):
- お使いのスマートフォンにShazamアプリをインストールします。(iOSの場合は標準搭載されているか、App Storeから入手。Androidの場合はGoogle Playストアから入手。)
- TikTokアプリで、調べたい曲が流れている動画を再生します。この時、スマートフォンの音量をいつもより少し大きめにするのがポイントです。
- 重要: 音楽認識アプリを起動します。
- Shazam: アプリを起動し、中央の大きなボタンをタップしてリスニングを開始させます。または、iOSならコントロールセンターにShazamを追加しておくと、TikTokアプリを開いたままコントロールセンターからShazamを起動できます。Androidなら、通知領域にShazamの常駐ボタンを表示させる設定も可能です。
- Google アシスタント: 「OK Google」と呼びかけ、「この曲何?」と聞きます。
- Siri: 「Hey Siri」と呼びかけ、「かかっている曲は何?」と聞きます。
- 音楽認識アプリが周囲の音を聴き取り、曲を特定しようとします。
- 曲が特定されると、曲名とアーティスト名が表示されます。多くの場合、SpotifyやApple Music、YouTubeなどの音楽配信サービスへのリンクも提示されます。
音楽認識アプリを使う上での注意点とヒント:
- 周囲の騒音: 周囲が騒がしいと、音楽が正確に認識されないことがあります。できるだけ静かな場所で試しましょう。
- 音源のクリアさ: TikTok動画の音源自体の音質が悪い場合や、話し声などが重なっている場合は認識しにくいことがあります。
- 曲の長さ: 極端に短いスニペット(断片)や、曲のごく一部しか使われていない場合は認識できないことがあります。ある程度の長さ(数秒〜十数秒)その曲だけが流れている部分が必要です。
- オリジナルオーディオや特殊なリミックス: 公式にリリースされていないオリジナルオーディオや、大幅に編集されたリミックスなどは、音楽認識アプリでも特定できないことがあります。
- バックグラウンド認識: 一部のアプリ(Shazamなど)には、バックグラウンドで常に周囲の音を認識し続け、自動的に曲を特定してくれる機能があります。この機能をオンにしておくと、TikTok視聴中に気になった曲を自動で検出し、後から一覧で確認できて非常に便利です。(ただし、バッテリー消費が増える可能性があります。)
音楽認識アプリは非常に強力なツールであり、TikTokの音源情報が不正確な場合や、動画編集で後からBGMが追加された場合などに威力を発揮します。TikTokを別のデバイス(PCなど)で再生し、スマートフォンで認識させるといった方法も有効です。
方法6:歌詞の一部を検索する
TikTokで流れている曲に歌詞がある場合、聞き取れた歌詞の一部をそのまま検索エンジン(Googleなど)に入力して検索してみましょう。
具体的な手順:
- TikTok動画で流れている曲の歌詞を注意深く聞き取ります。特に、その動画で使われている特徴的な部分(サビなど)の歌詞を聞き取るのが効果的です。数単語、あるいは一文だけでも構いません。
- 聞き取った歌詞を、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索窓に入力します。
- より正確な検索結果を得るために、聞き取った歌詞全体を引用符(
"
)で囲んで検索するのがおすすめです。(例:「”光る街のどこかで”」) - もしアーティスト名や曲調(例:「女性ボーカル」「ラップ」「エレクトロ」など)が分かれば、歌詞と組み合わせて検索すると精度が高まります。(例:「”光る街のどこかで” 女性ボーカル」「”Cause I’m a wanderer” rap」)
- より正確な検索結果を得るために、聞き取った歌詞全体を引用符(
- 検索結果に、歌詞サイトや音楽情報サイト、YouTube動画などが表示されます。そこから曲名やアーティスト名を特定します。
歌詞検索の注意点とヒント:
- 聞き間違い: 歌詞を聞き間違えていると、正しい結果にたどり着けません。何度か聞き直してみましょう。
- インスト曲: 歌詞がないインストゥルメンタル曲には使えません。
- オリジナルオーディオ: ユーザーが自分で歌っている場合など、正式な歌詞が存在しない場合はこの方法は使えません。
- 多言語: 外国語の曲の場合、正確に聞き取るのが難しいかもしれません。その場合は、音楽認識アプリの方が有効かもしれません。
- 歌詞検索専門サイト: Genius, Utaten, J-Lyric.netなど、歌詞に特化した検索サイトを利用するのも有効です。これらのサイトは、部分的な歌詞でもヒットしやすいことがあります。
歌詞検索は、特にTikTokでよく使われる「歌ってみた」動画や、サビの部分に歌詞がある動画で非常に有効な手段です。
方法7:曲調やキーワードで検索する(TikTok内または外部)
聞こえてくる音楽の特徴(曲調、雰囲気、使われている楽器など)や、その動画の内容と関連付けられるキーワードを使って検索する方法です。これは少し難易度が上がりますが、他の方法で特定できなかった場合に試す価値があります。
具体的な手順:
- 調べたい曲の雰囲気や特徴を言葉にしてみます。(例:「おしゃれなカフェでかかってそうな曲」「感動するピアノ曲」「ノリノリのダンスチューン」「80年代っぽい」「なんかゲーム音楽みたい」など)
- その曲が使われているTikTok動画の内容に関連するキーワードも考えます。(例:「猫 動画 BGM」「料理動画 音楽」「エモい 音楽」など)
- これらのキーワードを組み合わせて、TikTokアプリ内の検索機能や、Googleなどの外部検索エンジンで検索してみます。
- TikTokアプリ内検索: TikTokアプリの検索窓にキーワードを入力します。「サウンド」タブや「動画」タブの結果を見て、同じ曲を使っている動画が見つからないか探します。サウンドタブで似た雰囲気の人気の音源を探すのも手です。
- 外部検索エンジン: Googleなどで「TikTok [曲調や動画内容] BGM」「TikTok 使われてる曲 [特徴]」といった形で検索します。TikTokで流行っている曲を紹介しているサイトや、類似の質問をしているQ&Aサイトなどが見つかる可能性があります。
キーワード検索の注意点とヒント:
- 検索キーワードの選び方: 抽象的な言葉だと多くの unrelated な結果が出てしまいがちです。できるだけ具体的な言葉を選ぶか、複数のキーワードを組み合わせてみましょう。
- 検索結果の絞り込み: TikTokアプリ内検索では「トップ」「動画」「ユーザー」「サウンド」「ハッシュタグ」などで結果を絞り込めます。「サウンド」タブは特に重要です。
- 時間がかかる可能性: この方法は他の方法に比べて効率が悪く、目的の曲にたどり着くまで時間がかかる可能性があります。根気が必要です。
- 流行の曲: TikTokで大流行している曲であれば、「TikTok 流行りの曲」「TikTok チャレンジ 〇〇(チャレンジ名)」といったキーワードで情報が見つかりやすいです。
この方法は、他の直接的な方法が全て失敗した場合の最後の手段として試すのに適しています。
さらに掘り下げる:オリジナルオーディオや特殊な音源の場合
前述の基本的な方法を試しても曲名が分からない場合、それは「オリジナルオーディオ」であったり、特殊な編集が施された音源である可能性が高いです。このような場合の探し方や考え方を見ていきましょう。
オリジナルオーディオとは?
TikTokにおける「オリジナルオーディオ」とは、公式にリリースされた楽曲ではなく、TikTokユーザーが自分で録音・アップロードした音源全般を指します。これには以下のようなものが含まれます。
- ユーザー自身の声: セリフ、ナレーション、歌など。
- 環境音: 特定の場所の音、効果音など。
- ユーザーが作った音楽: 自作曲、即興演奏など。
- 既存の音源を録音し直したもの: テレビの音声、他のアプリの音など。
- 複数の音源を組み合わせたもの: マッシュアップ、リミックスなど。
オリジナルオーディオの場合、音源名がその音源を最初にアップロードしたユーザーのユーザー名になることが多いです。
オリジナルオーディオの探し方・対処法
- 音源名がユーザー名の場合:
- サウンドページに移動すると、音源名がユーザー名になっているはずです。そのユーザー名のクリエイターがその音源の作成者(またはアップロード者)です。
- そのユーザーのプロフィールページに行ってみましょう。そのユーザーがどのような動画を投稿しているか、自己紹介に何か書かれていないかなどを確認します。もし自作の曲であれば、他の動画で曲について説明していたり、SNSアカウント(YouTubeやSoundCloudなど)へのリンクを貼っているかもしれません。
- そのユーザーに直接メッセージを送って、音源について質問してみるのも手です(方法4と同じ)。
- 「元の音源」や generic な名前の場合:
- サウンドページに移動しても、「元の音源」とだけ表示されている場合や、意味不明な文字列になっている場合があります。これは、外部の動画編集アプリでBGMを付けた動画をアップロードした場合などに起こりやすいです。
- この場合は、その音源を使っている他の動画をたくさん見てみましょう。 サウンドページにはその音源を使っている他の動画の一覧が表示されます。他のユーザーがその音源についてコメントしていたり、説明文にヒントを書いている可能性があります。また、同じ音源を使って別のユーザーがさらに編集(例:歌詞テロップを追加)している中で、曲名が判明している可能性もあります。
- どうしても分からない場合は、音楽認識アプリ(方法5)や歌詞検索(方法6)を試すしかありませんが、オリジナルオーディオの場合は認識されない可能性が高いです。
- リミックスやマッシュアップの場合:
- 元の曲がある程度有名であれば、音楽認識アプリ(方法5)がリミックス版でも元の曲を認識してくれることがあります。
- サウンドページに移動して音源名が分かったとしても、「〇〇 Remix」のように表示されているだけで、誰がリミックスしたのか、どこでフルバージョンが聴けるのか分からない場合があります。
- このような場合は、分かった曲名やアーティスト名に「remix」「sped up」「slowed down」「TikTok version」といったキーワードを加えて、YouTubeやSoundCloudなどの音楽共有プラットフォームで検索してみましょう。TikTokで流行したリミックスは、これらのプラットフォームにアップロードされていることが多いです。
- コメント欄や他の動画の説明文に、リミックスの製作者やフルバージョンの情報が書かれていないか探すのも有効です。
- 効果音や短いセリフ:
- これは多くの場合「オリジナルオーディオ」になります。特定のセリフであれば、そのセリフをそのままキーワードとしてTikTok内や外部検索で検索すると、そのセリフの出典(元ネタの動画や映画など)が見つかることがあります。
- 効果音であれば、音楽認識アプリではまず認識できません。TikTokのサウンドページで他の使用例を見たり、コメント欄で情報収集するしかありません。
オリジナルオーディオや特殊な音源は、公式な情報源がないため、探すのが少し難しくなります。しかし、TikTokコミュニティ内での情報交換や、その音源がどのように使われているかを詳しく調べることで、糸口が見つかることがあります。根気強く、様々な動画やコメントを見て回るのが鍵となります。
さらなるヒントと応用テクニック
ここまでで、基本的な探し方からオリジナルオーディオへの対処法までを網羅しました。ここからは、さらに曲探しの成功率を上げるための追加のヒントや応用テクニックをご紹介します。
複数の方法を組み合わせる
一つの方法でダメだったとしても諦めないでください。TikTokの曲探しは、複数の方法を組み合わせて行うことで成功率が格段に上がります。
組み合わせの例:
- まず画面下の音源情報を確認する(方法1)。→ オリジナルオーディオだった!
- サウンドページに移動し、他の動画やコメントを確認する(方法1の補足、方法3)。→ 他のユーザーも曲名を知りたがっているが、情報はなし。
- 音楽認識アプリ(Shazamなど)で聴かせてみる(方法5)。→ 残念、認識されず。
- 動画に戻り、聞こえる歌詞の一部を注意深く聞き取り、歌詞検索(方法6)を試す。→ もしかしたら、元の曲のリミックス版だったかもしれない!元の曲名が見つかった!
- 見つかった元の曲名を基に、「remix TikTok」「sped up TikTok」といったキーワードでYouTubeやSoundCloudを検索。→ 探していたリミックス版が見つかった!
このように、一つの方法で行き詰まっても、別の方法を試すことで次の手がかりが見つかることがあります。
TikTokのトレンドやハッシュタグを活用する
TikTokで特定の曲が流行している場合、その曲に関連するハッシュタグやトレンドが存在することが多いです。
- 調べたい曲が、特定のダンスチャレンジやミームの一部として使われている場合、そのチャレンジ名やミーム名がハッシュタグになっている可能性があります。
- TikTokアプリの「トレンド」タブや「発見」タブをチェックすると、今流行している音源やハッシュタグが分かります。探している曲がそこで紹介されているかもしれません。
- Googleなどで「TikTok 流行りの曲」「TikTok チャレンジ [チャレンジ名] BGM」といったキーワードで検索すると、TikTokで人気の曲を紹介している記事や動画が見つかります。
動画を保存して後から調べる
気になった動画をその場ですぐに調べられない場合、動画を保存しておくと後からゆっくり調べることができます。
- 動画の共有ボタンをタップし、「動画を保存」を選択すると、スマートフォンのカメラロールに動画が保存されます。(クリエイターが保存を許可している場合のみ)
- 保存した動画を別のデバイスで再生し、手元のスマートフォンで音楽認識アプリにかける、といった方法も可能です。
- ただし、保存した動画には通常、元の音源情報などのTikTokのインターフェース情報は含まれません。あくまで動画の内容と音だけが保存されます。
PCでTikTokを見る(TikTok Web)
TikTokはPCのブラウザでも視聴できます(tiktok.com)。PCで見る場合、スマートフォンのアプリとは少しレイアウトが異なりますが、基本的に動画の下部に音源情報が表示されます。
- PCで動画を再生し、スマートフォンで音楽認識アプリ(Shazamなど)を起動して聴かせる、という方法が手軽に行えます。
コミュニティサイトや掲示板で質問する
TikTokとは直接関係のない、音楽関連のコミュニティサイトやQ&Aサイト(例:Yahoo!知恵袋、教えて!gooなど)で質問してみるのも一つの手です。
- 「TikTokで流れてた曲を探しています」と具体的に状況を説明し、動画へのリンク(可能であれば)、聞こえた歌詞、曲調、動画の内容などを詳しく記載して質問を投稿します。
- 同じように曲を探している人や、詳しい人が情報をくれる可能性があります。
時間を置いてから再度調べる
TikTokのトレンドは常に変化しています。ある時点では情報が少なかった曲でも、時間が経つにつれて他のユーザーによって使われたり、情報が共有されたりして、見つけやすくなることがあります。すぐに情報が見つからなかったとしても、しばらくしてからもう一度調べてみると、新しい情報が見つかるかもしれません。
根気と楽しむ心を持つ
TikTokの曲探しは、時に探偵のようで根気が必要ですが、同時に新しい音楽との出会いのプロセスでもあります。見つけた時の喜びはひとしおです。探し方のプロセス自体も楽しむくらいの気持ちで臨むと良いでしょう。
なぜTikTokの曲を探すことが楽しいのか?
単に曲名を知るだけでなく、TikTokの音楽探しには様々な楽しさやメリットがあります。
- 新しい音楽との出会い: TikTokで使われる曲は、メジャーなヒット曲だけでなく、インディーズ、古い曲、特定のジャンルの隠れた名曲など、多様です。普段自分で聴いている音楽だけでは出会えなかった曲を知るきっかけになります。
- 曲の新しい側面を知る: TikTokでは曲の一部が文脈の中で使われるため、曲全体を聴いただけでは気づかなかった魅力を発見することがあります。動画の映像やテーマと結びついて、曲の印象がより強く心に残ることもあります。
- トレンドの理解: TikTokでどの曲が流行っているかを知ることは、今の若者文化やインターネットミームを理解する上で役立ちます。
- 自分のクリエイティビティに活かす: 見つけた曲を自分のTikTok動画のBGMとして使ってみることで、より expressive で魅力的な動画を作ることができます。
- アーティストの応援: 気になった曲をフルで聴いたり、そのアーティストをフォローしたりすることは、アーティストの活動を支援することにつながります。TikTokをきっかけにブレイクするアーティストも多くいます。
- 知識の蓄積: 曲探しを繰り返すうちに、様々なジャンルの音楽に詳しくなったり、効果的な検索方法が身についたりします。
TikTokの音楽は、単なるBGMではなく、文化であり、コミュニケーションのツールです。その音楽のルーツを探る旅は、きっとあなたの音楽の世界を豊かにしてくれるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 画面下の音源情報をタップしても何も起こりません。どうすれば良いですか?
A: まず、インターネットに接続されているか確認してください。また、ごく稀にシステム側の問題で一時的に機能しない場合があります。アプリを再起動したり、スマートフォンのOSやTikTokアプリのバージョンが最新か確認してみてください。それでもダメな場合は、その動画の音源情報自体に何らかの問題があるか、または非常に特殊な音源かもしれません。他の探し方(音楽認識アプリなど)を試してみてください。
Q: Shazamで認識できませんでした。他に方法はありますか?
A: はい、Shazam以外にもSoundHoundやGoogleアシスタント/Siriの音楽認識機能がありますので、そちらも試してみてください(方法5)。また、歌詞の一部を聞き取れた場合は歌詞検索(方法6)、曲調が分かればキーワード検索(方法7)も有効です。オリジナルオーディオや特殊なリミックスの場合は認識が難しいことが多いので、その場合は他のユーザーの情報(方法3)やクリエイターへの問い合わせ(方法4)を試してみてください。
Q: 「元の音源」としか表示されていません。どういう意味ですか?
A: その音源が、TikTokアプリの「サウンドライブラリ」に公式に登録されている楽曲ではなく、ユーザーが独自にアップロードした「オリジナルオーディオ」であることを示しています。その動画のクリエイターが自分で録音した音や、外部アプリで編集した音源などが該当します。音源名をタップすると、そのオリジナルオーディオをアップロードしたユーザーのユーザー名が表示されることが多いです。
Q: 鼻歌やハミングで曲を探す方法はありますか?
A: はい、SoundHoundアプリには鼻歌やハミングで曲を認識する機能があります(方法5)。また、Googleアプリ(またはGoogle検索ウィジェット)のマイク検索機能にも鼻歌検索機能が搭載されています。これらの機能を使って、聞こえたメロディーを鼻歌で再現して試してみてください。
Q: 古い動画の曲を探したいのですが、可能ですか?
A: 可能です。ただし、古い動画の場合、その音源が現在あまり使われていない可能性があり、情報が見つけにくい場合があります。基本的な探し方(音源情報確認、コメント確認)を試した後、音楽認識アプリや歌詞検索などを活用してください。動画を保存して後から調べるのも良い方法です。
Q: 曲名やアーティスト名が英語で分かりません。どうすれば良いですか?
A: 表示された英語の曲名やアーティスト名を、そのまま音楽配信サービス(Spotify, Apple Music, YouTube Musicなど)やYouTubeの検索窓に入力して検索してみてください。ジャケット写真などから、それが探していた曲かどうか判断できるはずです。検索エンジン(Googleなど)で検索する際に、曲名とアーティスト名を引用符("
)で囲んで検索すると、より正確な情報が見つかりやすいです。
Q: 有料のアプリを使わないと曲は探せませんか?
A: いいえ、この記事で紹介した基本的な方法のほとんどは、TikTokアプリや無料の音楽認識アプリ(Shazam, SoundHound, Googleアシスタント/Siriなど)を使って行うことができます。特別な有料サービスは必須ではありません。
まとめ:あなたの音楽探しを応援します!
この記事では、TikTokで流れる気になる曲を見つけるための様々な方法を、初心者の方にも分かりやすいように詳しく解説してきました。
-
まずはTikTokアプリ内で確認!
- 画面下の音源情報をタップ(サウンドページへ)
- キャプションやテキストを確認
- コメント欄を確認したり質問したり
- クリエイターにメッセージを送る
-
外部ツールも活用!
- Shazamなどの音楽認識アプリを使う
- 聞き取れた歌詞の一部を検索する
- 曲調やキーワードで検索する
-
オリジナルオーディオや特殊な音源は深掘り!
- サウンドページからアップロードしたユーザーをたどる
- 同じ音源を使っている他の動画を確認する
- YouTubeやSoundCloudでリミックス版を探す
-
成功率アップのヒント!
- 複数の方法を組み合わせる
- トレンドやハッシュタグを活用する
- 動画を保存して後から調べる
- PCでTikTokを見る
- コミュニティサイトで質問する
- 時間を置いてから再度調べる
- 根気強く楽しむ!
TikTokで流れる音楽は、あなたの日常に新しい色を加えてくれる素晴らしい要素です。この記事が、あなたがTikTokで出会ったお気に入りの一曲を見つけ出すための一助となれば幸いです。
さあ、このガイドを片手に、TikTokの奥深い音楽の世界を探求してみてください! きっと、あなたの「あの曲何?」は「この曲最高!」という喜びに変わるはずです。あなたの音楽探しの旅が成功することを願っています!