週末に行きたい和光市のおすすめお出かけスポット7選【穴場も紹介】

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週末に行きたい和光市のおすすめお出かけスポット7選【穴場も紹介】

東京都心から電車でわずか20分。利便性の高いベッドタウンとして知られる埼玉県和光市。しかし、その魅力は「住みやすさ」だけではありません。一歩足を踏み入れれば、広大な公園の緑、歴史を感じさせる古民家、そして日本の科学をリードする最先端の研究施設まで、多彩な顔があなたを迎えてくれます。

「週末、どこかへ行きたいけど遠出は少し面倒…」
「子供を連れて一日中楽しめる場所はないかな？」
「いつもの街とは違う、新しい発見がしたい」

そんなあなたの想いに、和光市はきっと応えてくれるはずです。この記事では、和光市在住者も唸る、定番から知る人ぞ知る穴場まで、選りすぐりのお出かけスポットを7つ、詳細にご紹介します。次の週末、あなたは和光市のどの魅力に触れますか？さあ、一緒に和光市を巡る小さな旅に出かけましょう。

1. 和光市のセントラルパーク！家族みんなの笑顔が集う場所「和光樹林公園」

和光市のお出かけスポットと聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがこの「和光樹林公園」でしょう。約20ヘクタール（東京ドーム約4.3個分）という広大な敷地を誇るこの公園は、まさに和光市のセントラルパーク。週末ともなれば、多くの家族連れやカップル、スポーツ愛好家で賑わいます。

広大な芝生広場で思いっきり解放感を味わう

公園の心臓部ともいえるのが、どこまでも続くかのような広大な芝生広場です。レジャーシートを広げてピクニックを楽しむ家族、フリスビーやバドミントンに興じる若者たち、よちよち歩きの赤ちゃんが初めて芝生の感触を楽しむ姿など、そこには平和で幸せな光景が広がっています。

ここの魅力は、なんといってもその開放感。周囲に高い建物が少ないため空が広く感じられ、深呼吸するだけで日頃のストレスがすっと消えていくようです。天気の良い日には、お弁当と飲み物を持ってきて、一日中のんびりと過ごすのが最高の贅沢。子供たちは裸足で駆け回り、大人たちは木陰で読書を楽しむ。それぞれのスタイルで、思い思いの時間を過ごせる懐の深さがこの公園にはあります。

多彩なアクティビティで一日中遊び尽くす

和光樹林公園は、ただ広いだけではありません。園内には様々な施設が点在し、訪れる人を飽きさせません。

遊具エリア: 小さな子供向けの滑り台やブランコから、小学生が夢中になるようなアスレチック要素のある複合遊具まで、年齢に合わせて楽しめる遊具が揃っています。特に、長いローラー滑り台は子供たちに大人気。何度も何度も列を作って滑る姿が見られます。
スポーツ施設（有料）: テニスコートや野球場、陸上競技場などが整備されており、本格的にスポーツを楽しみたい人にも対応。事前に予約すれば、仲間と集まって汗を流すことができます。
バーベキュー広場（要予約・有料）: 手ぶらでBBQが楽しめるプランもあり、気軽にアウトドア気分を味わえます。食材の準備や後片付けの心配がないので、幹事さんも楽々。青空の下で仲間と囲むお肉や野菜の味は格別です。人気シーズンは予約が埋まりやすいので、早めの計画がおすすめです。
ジョギング・サイクリングコース: 園内を周回するコースは、木々に囲まれており気持ちよく運動ができます。木漏れ日の中を走り抜ける爽快感は、ジムのランニングマシンでは味わえません。

季節ごとに変わる表情を楽しむ

和光樹林公園は、訪れる季節によって全く異なる顔を見せてくれます。

春: 公園全体が桜色に染まります。特に芝生広場の周りに咲き誇るソメイヨシノは見事で、絶好のお花見スポットとなります。満開の桜の下でのピクニックは、春の最高の思い出になるでしょう。
夏: 緑が深くなり、木陰が心地よい季節。水遊びができる「噴水広場」は子供たちで大賑わい。水着持参で訪れる家族も多く、夏の風物詩となっています。
秋: イチョウやモミジが色づき、園内は美しい紅葉に包まれます。落ち葉の絨毯の上を歩きながらの散策は、ロマンチックな雰囲気。カメラ片手に、秋の色を探しに出かけるのも楽しいでしょう。
冬: 空気が澄み渡り、凛とした美しさがあります。落葉した木々の間から差し込む冬の日差しは暖かく、静かな散策にぴったりです。運が良ければ、雪化粧した幻想的な公園の姿を見られるかもしれません。

【基本情報】和光樹林公園

住所: 埼玉県和光市広沢3
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」南口から徒歩約20分
- 東武バス「樹林公園」下車すぐ
駐車場: あり（有料）
開園時間: 常時開園（サービスセンター・各施設は時間が異なります）
料金: 入園無料（一部有料施設あり）
公式サイト: 埼玉県営和光樹林公園

2. 自然観察の楽園！子供の好奇心を育む「大泉中央公園」

和光樹林公園のすぐ隣、道路を一本隔てた場所にあるのが「大泉中央公園」です。所在地は東京都練馬区になりますが、和光市民にとっては樹林公園と一体の遊び場として親しまれています。樹林公園が「広々とした開放感」が魅力なら、こちらは「変化に富んだ自然とのふれあい」が魅力。ぜひセットで訪れてほしいスポットです。

冒険心がくすぐられるアスレチックフィールド

大泉中央公園で子供たちに絶大な人気を誇るのが、「冒険の森」と名付けられたアスレチック広場です。木製の砦や吊り橋、ターザンロープなど、まるで秘密基地のような遊具が点在しており、子供たちの「やってみたい！」という気持ちを掻き立てます。

難易度も様々で、幼児から小学生までが夢中になれるように工夫されています。全身を使って遊ぶことで、子供たちの体力やバランス感覚を養うのにも最適。親はすぐそばのベンチで見守ることができるので安心です。子供たちが知恵と勇気を振り絞ってアスレチックをクリアしていく姿は、見ているだけでも楽しく、成長を感じられる瞬間です。

蝶の舞うサンクチュアリ「蝶の庭」

この公園のユニークな特徴の一つが、「蝶の庭」です。ここは、アゲハチョウやモンシロチョウなど、様々な蝶が好む食草や蜜源植物が植えられた特別なエリア。季節になると、たくさんの蝶がひらひらと舞う幻想的な光景を見ることができます。

都会ではなかなか見られなくなった蝶の生態を間近で観察できる貴重な場所です。蜜を吸う様子や産卵する瞬間など、図鑑でしか見たことのないシーンに出会えるかもしれません。子供たちの自然科学への興味を引き出す、素晴らしい生きた教材となるでしょう。静かに蝶の姿を追いかけていると、大人も時間を忘れて癒されます。

四季折々の花が咲き誇る「花の広場」

園内には「花の広場」があり、一年を通して色とりどりの花々が訪れる人々の目を楽しませてくれます。春にはネモフィラやチューリップ、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスと、季節ごとに主役が変わる花壇は、絶好の写真撮影スポット。ベンチに座って美しい花々を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。

また、園内には48種約320本もの桜が植えられており、早咲きの河津桜から遅咲きの八重桜まで、長期間にわたってお花見が楽しめます。和光樹林公園の桜とはまた違った趣があり、桜のハシゴをするのも一興です。

【基本情報】大泉中央公園

住所: 東京都練馬区大泉学園町9-4-3
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」南口から徒歩約25分（和光樹林公園経由）
- 西武池袋線「大泉学園駅」北口から西武バス「大泉中央公園」下車すぐ
駐車場: あり（有料）
開園時間: 常時開園（サービスセンター・各施設は時間が異なります）
料金: 入園無料（一部有料施設あり）
公式サイト: 都立大泉中央公園

3. 【特別公開】日本の頭脳に潜入！未来を体験する「理化学研究所（RIKEN）一般公開」

和光市を語る上で欠かせない存在、それが「理化学研究所（通称：理研）」です。ノーベル賞受賞者を輩出するなど、日本の、いや世界の科学技術をリードする最先端の研究機関。普段は関係者以外立ち入ることができないこの場所が、年に一度だけ、その門戸を広く開く日があります。それが「理研和光地区一般公開」です。

知的好奇心が爆発する一日

一般公開の日は、普段は謎に包まれた研究所が、巨大な科学のテーマパークへと変貌します。各研究室が工夫を凝らした展示や体験コーナーを用意し、子供から大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんです。

研究者による解説: 最先端の研究を行っている科学者たちが、自らの研究内容を分かりやすく解説してくれます。「iPS細胞って何？」「超伝導ってどういうこと？」といった素朴な疑問に、本物のプロフェッショナルが直接答えてくれる贅沢な体験は、何物にも代えがたい刺激となるでしょう。
体験コーナー: 液体窒素を使った実験、顕微鏡での細胞観察、簡単なプログラミング体験など、五感で科学を感じられるコーナーが多数用意されます。教科書の中の世界が、目の前で現実になる瞬間に、子供たちの目はキラキラと輝きます。
巨大な研究施設の公開: 加速器やスーパーコンピュータなど、普段は映画でしか見られないような巨大で複雑な研究設備を間近で見学できるチャンスも。そのスケールと精密さに、ただただ圧倒されるはずです。

この一般公開は、子供たちにとっては将来の夢を見つけるきっかけに、大人にとっては科学の面白さや社会への貢献を再発見する機会になります。一日中いても飽きることがなく、知的好奇心が満たされること間違いなしです。

穴場としての楽しみ方と注意点

一般公開は非常に人気が高く、多くの人で賑わいます。効率よく回るためには、事前の情報収集が鍵。公式サイトで公開されるプログラムをチェックし、「絶対に見たいもの」「時間があれば行きたいもの」をリストアップしておくのがおすすめです。

また、理研の敷地は非常に広大です。歩きやすい靴は必須。小さなお子さん連れの場合は、ベビーカーがあると便利でしょう。

【重要】
理研の一般公開は、例年4月の科学技術週間に合わせて開催されますが、開催日や内容は年によって異なります。また、社会情勢によっては中止やオンライン開催になる場合もあります。必ず事前に公式サイトで最新情報を確認してください。

一般公開以外でも理研に触れる

「一般公開の日には行けない…」という方もがっかりしないでください。理研の敷地外にある「理研和光サイエンス・コミュニケーションスペース」では、理研の研究成果の一部がパネルなどで紹介されており、誰でも無料で見学することができます（※要事前確認）。また、和光市駅前の「わぴあ」内にある和光市図書館には、理研の研究者が選書した「科学道100冊」コーナーがあり、科学への扉を開くきっかけを提供してくれます。

【基本情報】理化学研究所和光事業所

住所: 埼玉県和光市広沢2-1
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」南口から徒歩約15分
一般公開: 年に1回（例年4月頃）。詳細は公式サイトで要確認。
料金: 無料
公式サイト: 理化学研究所

4. 【穴場】都会の喧騒を忘れる緑の秘境「越後山（えちごやま）憩いの森」

「和光市に山なんてあったの？」と思われるかもしれません。この「越後山憩いの森」は、市街地の中心近くにありながら、一歩足を踏み入れるとまるで別世界のような深い緑と静寂に包まれる、知る人ぞ知る穴場スポットです。派手な遊具や施設は何もありません。あるのは、木々のざわめき、鳥のさえずり、そして土の匂いだけ。それこそが、この森の最大の魅力です。

短時間で森林浴！心と体をリフレッシュ

越後山は標高約35メートルほどの小さな丘ですが、クヌギやコナラといった武蔵野の雑木林が良好な状態で保存されています。遊歩道が整備されており、一周しても15〜20分程度。この手軽さが、忙しい日常の合間に自然と触れ合いたいと願う人々の心を掴んでいます。

木漏れ日が優しく降り注ぐ小道を歩けば、風が木の葉を揺らす音や、様々な野鳥の声が耳に届きます。深呼吸をすれば、フィトンチッドをたっぷり含んだ森の空気が体中を満たし、心身ともにリフレッシュできるでしょう。考え事をしたい時、少し気分転換したい時、一人で静かに過ごしたい時に、ふらりと立ち寄れる最高の場所です。

小さな生き物たちの楽園

この森は、多くの生き物たちにとって貴重な住処となっています。春には可憐な山野草が顔を出し、夏にはカブトムシやクワガタを求めて子供たちが集まります。秋にはドングリ拾いが楽しめ、冬には冬鳥たちが姿を見せます。

特に、昆虫採集は子供たちにとって最高の冒険。ただし、森の生態系を守るため、採集は節度を持って行い、観察した後は元の場所へ返してあげる優しさを忘れないようにしましょう。自然との共生を学ぶ、絶好の機会にもなります。

穴場ならではの静寂と歴史

越後山という名前は、かつてこの地を治めていたとされる新倉氏の家臣、越後隼人の屋敷があったことに由来すると言われています。そんな歴史に思いを馳せながら散策するのも一興です。

ここは観光地化されていないため、週末でも訪れる人はまばら。ベンチに座って読書をしたり、ただぼーっと物思いにふけったりと、誰にも邪魔されずに自分だけの時間を過ごすことができます。都会の喧騒から完全に切り離されたこの空間は、現代人にとって何よりの贅沢かもしれません。和光樹林公園の賑やかさとは対照的な、静かな時間を求める方には絶対におすすめのスポットです。

【基本情報】越後山憩いの森

住所: 埼玉県和光市新倉2-26
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」北口から徒歩約15分
駐車場: なし（近隣のコインパーキングを利用）
開園時間: 常時開園
料金: 無料

5. 【穴場】古民家で過ごす穏やかな時間「新倉ふるさと民家園」

和光市の歴史と文化に触れる旅へ。次にご紹介するのは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえる「新倉ふるさと民家園」です。ここは、江戸時代後期に建てられた旧富澤家住宅を移築・復元した施設。茅葺屋根の立派な主屋と、長屋門が、かつての農村の暮らしを今に伝えています。

日本の原風景に癒される

民家園の門をくぐると、そこはもう別世界。どっしりとした茅葺屋根の母屋、手入れの行き届いた庭、そして周囲の静けさが相まって、懐かしくも穏やかな空気が流れています。縁側に腰を下ろして庭を眺めていると、時間がゆっくりと流れていくのを感じます。

建物の中は自由に見学可能。太い梁や柱がめぐらされた土間、囲炉裏のある居間、畳の香りがする座敷など、昔ながらの日本の家屋の造りをじっくりと見ることができます。ボランティアガイドの方が常駐していることも多く、建物の歴史や昔の暮らしについて興味深い話を聞かせてくれることも。子供たちにとっては、昔の道具や生活様式を学ぶ貴重な体験の場となります。

季節の行事で文化を体験

新倉ふるさと民家園では、年間を通じて日本の伝統文化に親しむ様々なイベントが開催されます。

七夕飾り: 夏には色とりどりの短冊が笹の葉を彩ります。
お月見の飾り付け: 秋にはススキやお団子を飾り、十五夜の風情を楽しみます。
お正月飾り: 年末年始には門松やしめ縄が飾られ、厳かな雰囲気の中で新年を迎えます。

これらの行事に合わせて訪れると、より一層、日本の四季と伝統の美しさを感じることができるでしょう。

併設の古民家カフェで至福のひとときを

この民家園の大きな魅力の一つが、敷地内に併設された「お休み処よってこ」です。ここは、ボランティアの方々が運営する小さなカフェスペース。手打ちうどんや手作りのお菓子、コーヒーなどをリーズナブルな価格で提供しています。

特におすすめなのが、地元の野菜をたっぷり使った「よってこ汁うどん」。素朴ながらも出汁の効いた優しい味わいが、心と体に染み渡ります。古民家の落ち着いた雰囲気の中でいただく温かいうどんは、まさに至福の味。散策で少し疲れた体に、最高の癒しを与えてくれます。営業日が限られている場合があるので、訪れる前には和光市のサイトなどで確認するのがベターです。

【基本情報】新倉ふるさと民家園

住所: 埼玉県和光市新倉2-25-1
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」北口から徒歩約20分
駐車場: あり（無料、台数に限りあり）
開園時間: 9:00～16:00
休園日: 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
料金: 入園無料

6. 和光市のルーツを探る！知的好奇心を満たす「和光市/白子コミュニティセンター・郷土資料館」

「自分の住む街の歴史って、意外と知らないものだな」。そんな気づきを与えてくれるのが、この「和光市郷土資料館」です。白子コミュニティセンターの2階に併設されたコンパクトな資料館ですが、その展示内容は非常に濃く、和光市の成り立ちから現代に至るまでの歩みを深く知ることができます。

旧石器時代から現代まで、和光の歴史を旅する

常設展示室では、和光市の歴史が時代順に分かりやすく紹介されています。

原始・古代: 市内で発見された土器や石器の展示から、この地に人々が住み始めた頃の様子を想像します。特に、国の史跡に指定されている「午王山（ごぼうやま）遺跡」からの出土品は必見です。
中世・近世: この地を治めた武士たちの歴史や、江戸時代の宿場町「白子宿」の賑わいを伝える資料が展示されています。川越街道の重要な中継地点として栄えた当時の様子が目に浮かぶようです。
近代・現代: 養蚕業や製糸業で栄えた時代から、軍の施設が置かれ、そして戦後の高度経済成長期を経て現在のベッドタウンへと変貌を遂げていく過程を、写真や生活道具を通して学ぶことができます。本田技研工業や理化学研究所の誘致が、市の発展にどう影響したのかを知るのも興味深いです。

展示は決して大きくはありませんが、一つ一つをじっくりと見ていくと、数十分から1時間ほど楽しめます。派手さはありませんが、知的好奇心を満たしてくれる、まさに「大人のための社会科見学」スポットです。

企画展で新たな発見を

常設展に加えて、定期的にテーマを変えて企画展が開催されます。特定の時代や文化、人物に焦点を当てた展示は、常設展とはまた違った角度から和光市の魅力を掘り下げてくれます。市の広報誌やウェブサイトで企画展の情報をチェックして訪れると、新たな発見があるかもしれません。

なぜここが「穴場」なのか

郷土資料館は、どうしても地味なイメージがあり、観光客が真っ先に目指す場所ではありません。しかし、だからこそ静かな環境でじっくりと展示に向き合うことができます。和光樹林公園でアクティブに過ごした後や、雨で屋外での活動が難しい日のプランとして組み込むのがおすすめです。

和光市の歴史を知ることで、普段何気なく歩いている道や地名に、新たな意味や物語が見えてきます。街への愛着が深まる、そんな知的な体験ができる場所なのです。

【基本情報】和光市郷土資料館

住所: 埼玉県和光市白子2-7-1（白子コミュニティセンター2階）
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」南口から東武バス「白子中学校」下車徒歩約1分
- 都営三田線「西高島平駅」から徒歩約20分
駐車場: あり（無料）
開館時間: 9:30～17:00
休館日: 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
料金: 無料

7. 採れたての新鮮野菜と笑顔に出会う「ニイクラファーム」

お出かけの楽しみといえば、やっぱり「食」。和光市には、都市農業の魅力を存分に味わえる素敵な場所があります。それが「ニイクラファーム」です。ここは単なる農家の直売所ではありません。新鮮な野菜はもちろん、農業体験や美味しいジェラートまで楽しめる、食と農のエンターテイメントスポットなのです。

畑から食卓へ！旬の恵みをいただく

ニイクラファームのメインは、なんといっても朝採れの新鮮な野菜が並ぶ直売所です。スーパーでは見かけないような珍しいヨーロッパ野菜から、定番のトマトやキュウリまで、季節ごとに様々な野菜がずらりと並びます。土の香りがする色鮮やかな野菜たちは、見ているだけでも元気をもらえます。

ここで買った野菜は、味も香りも格別。シンプルな調理法でも、野菜本来の美味しさを存分に味わうことができます。週末の食卓が、いつもより少し豊かになること間違いなしです。

大人気！農家の手作りジェラート

直売所の隣には、いつも行列ができているジェラートショップ「GELATERIA niikura」があります。ここのジェラートは、ニイクラファームで採れた旬の野菜や果物をふんだんに使っているのが特徴。「枝豆」や「とうもろこし」「かぼちゃ」など、他では味わえないユニークなフレーバーが人気です。

野菜の自然な甘みと風味が活かされたジェラートは、驚くほどクリーミーで美味しい。定番のミルクやチョコレートも絶品です。畑を眺めながら食べる採れたてジェラートの味は、忘れられない思い出になるでしょう。

農業体験で土と触れ合う

ニイクラファームでは、不定期で収穫体験などの農業イベントも開催しています。子供たちが自分の手で野菜を収穫する体験は、食育の観点からも非常に価値があります。土に触れ、作物が育つ過程を知ることで、食べ物への感謝の気持ちが自然と芽生えます。

イベントの開催情報は、公式のInstagramなどで告知されることが多いので、興味のある方はぜひフォローしてチェックしてみてください。

【基本情報】ニイクラファーム

住所: 埼玉県和光市新倉7-12-32
アクセス:
- 東武東上線・東京メトロ「和光市駅」北口から徒歩約25分（散歩がてら歩くのも楽しい）
- 車でのアクセスが便利
駐車場: あり（無料）
営業時間: 直売所、ジェラート店ともに営業時間が異なるため、公式サイトやSNSで要確認
定休日: 不定休（公式サイトやSNSで要確認）
公式サイト: ニイクラファーム Instagram

和光市を満喫するモデルコース提案

ご紹介したスポットを組み合わせて、目的別のモデルコースを考えてみました。週末のプランニングの参考にしてみてください。

【ファミリー向け】アクティブ＆満腹コース

10:00 和光樹林公園 & 大泉中央公園
午前中は広大な公園で思いっきり体を動かす！アスレチックで遊んだり、芝生で走り回ったりして、子供たちのエネルギーを発散させましょう。
13:00 ニイクラファームでランチ＆デザート
車で少し移動してニイクラファームへ。新鮮野菜の直売所を覗き、お目当ての絶品ジェラートをいただきます。軽食が販売されていることもあるので、小腹を満たすのにもぴったり。
15:00 帰宅
たくさん遊んで、美味しいものを食べて大満足。ニイクラファームで買った新鮮野菜で、夜ご飯を作るのも楽しみの一つです。

【カップル・一人向け】のんびり歴史散策コース

11:00 新倉ふるさと民家園
まずは古民家で穏やかな時間を。縁側でのんびりしたり、併設の「よってこ」で早めのランチに手打ちうどんをいただいたり。
13:00 越後山憩いの森
食後の散歩に、近くの越後山憩いの森へ。木漏れ日の中を静かに歩き、心と体をリフレッシュ。ベンチで読書するのもおすすめです。
14:30 和光市郷土資料館
バスまたは徒歩で白子方面へ移動。郷土資料館で和光市の歴史に触れ、知的好奇心を満たします。街の成り立ちを知ると、散策がさらに面白くなります。
16:00 駅周辺のカフェで一休み
和光市駅に戻り、お気に入りのカフェで今日の旅を振り返る。充実した一日の締めくくりに。

まとめ

週末に行きたい和光市のおすすめお出かけスポット7選、いかがでしたでしょうか。

和光樹林公園: 誰もが楽しめる広大なオアシス
大泉中央公園: 子供の冒険心をくすぐる自然の遊び場
理化学研究所一般公開: 未来に触れる特別な一日
越後山憩いの森: 都会の喧騒を忘れる緑の秘境【穴場】
新倉ふるさと民家園: 昔ながらの日本の原風景に癒される【穴場】
和光市郷土資料館: 街のルーツを探る知的な時間
ニイクラファーム: 採れたての恵みと笑顔に出会う場所

都心からのアクセスの良さという利便性だけでなく、豊かな自然、奥深い歴史、そして世界に誇る科学技術まで、和光市には実に多様な魅力が詰まっています。

定番の公園で思いっきり遊ぶもよし。
知る人ぞ知る穴場で静かな時間を過ごすもよし。
普段は入れない特別な場所で、知的好奇心を満たすもよし。

あなたの気分に合わせて、自由にプランを組み立てられるのが和光市の良いところです。この記事が、あなたの次の週末を、いつもより少しだけ特別にするきっかけになれば幸いです。

さあ、地図を片手に、新しい和光市の魅力を探しに出かけてみませんか？きっと、あなただけのお気に入りの場所が見つかるはずです。