一番わかりやすい!マイクラJava版の無料サーバー開設マニュアル

はい、承知いたしました。
以下に「一番わかりやすい!マイクラJava版の無料サーバー開設マニュアル」の詳細な記事を記述します。


一番わかりやすい!マイクラJava版の無料サーバー開設マニュアル

「マインクラフト(マイクラ)で、友達とだけ遊べる自分たちのワールドが欲しい!」
「配布ワールドをみんなで冒険したい!」
「MODやプラグインを入れて、いつもと違うマイクラを体験したい!」

そんな風に思ったことはありませんか?マイクラのマルチプレイは、一人で遊ぶのとはまた違った無限の楽しさが広がっています。そのマルチプレイを実現するのが「サーバー」です。

しかし、「サーバー」と聞くと、なんだか難しそう…お金がかかるんじゃないの?と不安に思う方も多いでしょう。

ご安心ください!この記事では、パソコンの専門知識が全くなくても、完全無料で、誰でも簡単に自分だけのマイクラサーバーを立てられる方法を、世界一わかりやすく解説します。

今回ご紹介するのは「Aternos(アテルノス)」という無料サーバーホスティングサービスです。これを使えば、面倒な設定やコマンド入力は一切不要。ブラウザ上のクリック操作だけで、あなただけのサーバーが数分で完成します。

この記事を最後まで読めば、あなたはサーバーマスターの第一歩を踏み出し、友達を招待して最高のマイクラライフを始めることができるでしょう。さあ、一緒に自分たちだけの世界を作りに出かけましょう!


第1章:準備編 – サーバー開設に必要なもの

サーバーを立てるといっても、特別な機材やソフトウェアは必要ありません。必要なものは、たったこれだけです。

  1. Minecraft Java版のアカウントとゲーム本体

    • 当然ですが、マイクラで遊ぶためのゲームソフトが必要です。まだ持っていない方は公式サイトから購入しましょう。この記事はJava版を対象としています。(Windows、Mac、Linuxでプレイできるバージョンです)
  2. インターネットに接続されたパソコン

    • サーバーの設定はすべてウェブブラウザ(Google ChromeやFirefoxなど)で行います。ゲームが普通にプレイできるパソコンであれば全く問題ありません。
  3. 一緒に遊ぶ友達のMinecraft ID(ユーザー名)

    • 後で設定しますが、特定の友達だけをサーバーに入れるために、正確なMinecraft IDを事前に聞いておくとスムーズです。

準備はこれだけです。簡単でしょう?それでは早速、サーバー作りの世界へ飛び込んでいきましょう。


第2章:実践編① – Aternosでアカウントを作ろう

まずは、サーバーを管理するための拠点となる「Aternos」のアカウントを作成します。

ステップ1:Aternos公式サイトにアクセス

お使いのウェブブラウザで、下記のURLにアクセスしてください。

Aternos公式サイト: https://aternos.org/go/

アクセスすると、英語のページが表示されるかもしれませんが、大丈夫です。画面右下にある「プレイ」という青いボタンをクリックしましょう。

ステップ2:アカウント登録

「プレイ」ボタンを押すと、ログインまたはアカウント作成画面に移動します。初めて利用するので、画面下部にある「アカウントを登録」をクリックします。

アカウントの作成方法は3つあります。

  • Googleアカウントで登録
  • Facebookアカウントで登録
  • ユーザー名を決めて登録

一番簡単でオススメなのは「Googleでサインイン」です。Googleアカウントを持っている方はこれをクリックし、画面の指示に従って連携を許可してください。

もしGoogleアカウントを使いたくない場合は、自分で「ユーザー名」を決めて登録します。

  1. ユーザー名を選ぶ: 好きな半角英数字のユーザー名を決めます。これはAternosにログインするための名前で、他の人が使っているものは登録できません。
  2. 利用規約とプライバシーポリシーに同意: 2つのチェックボックスにチェックを入れます。
  3. 「次へ」をクリック: 次の画面でパスワードを設定します。忘れないように、かつ安全なパスワードを設定しましょう。メールアドレスの登録は任意ですが、パスワードを忘れた時のために登録しておくことをお勧めします。
  4. 「登録」をクリック: これでアカウント作成は完了です!

ステップ3:ダッシュボードへようこそ!

アカウント作成が完了すると、自動的にAternosの管理画面(ダッシュボード)に移動します。画面中央に「サーバーを作成」という大きなボタンが表示されているはずです。

ここが、あなたのマイクラサーバーの司令室になります。これからすべての設定をこの画面で行っていきます。


第3章:実践編② – サーバーを作成して基本設定をしよう

いよいよ、あなたのサーバー本体を作成します。ここもクリック操作だけで完了します。

ステップ1:サーバーを作成する

ダッシュボードの中央にある「サーバーを作成」ボタンをクリックしてください。

ステップ2:サーバーアドレスと説明文を決める

ボタンをクリックすると、サーバーの基本情報を設定する画面が表示されます。

  • サーバーアドレス(IPアドレス):

    • これが、マイクラからサーバーに接続するための「住所」になります。
    • 〇〇〇.aternos.me という形式になっています。〇〇〇の部分は、初期状態ではあなたのAternosユーザー名が入っていますが、鉛筆マークをクリックすれば好きな文字列に変更できます。友達が覚えやすい名前にすると良いでしょう。
    • 右側の aternos.me の部分も、いくつか種類から選べます。基本的にはそのままでOKです。
  • MOTD(サーバーの説明文):

    • マイクラのサーバーリストに表示される説明文です。
    • 「〇〇と△△の冒険ワールド!」のように、どんなサーバーか分かるような名前にしておくと、ワクワクしますね。こちらも鉛筆マークから編集できます。
  • サーバーアイコン:

    • サーバーアドレスの左側にあるアイコン画像も変更できます。自分の好きな画像をアップロードして、サーバーリストで目立たせましょう!

設定が決まったら、画面下部の「作成」ボタンをクリックします。

ステップ3:サーバーの「ソフトウェア」と「バージョン」を選ぶ

「作成」ボタンを押すと、サーバーの詳細な管理画面に移動します。左側に「サーバー」「オプション」「プレイヤー」などのメニューが並んでいます。

まず最初にやるべき最も重要な設定が、「ソフトウェア」と「バージョン」の選択です。

メニューから「ソフトウェア」をクリックしてください。

様々なソフトウェアのアイコンが並んでいますが、初心者が最初に選ぶべきは主に以下の3つです。それぞれの特徴を理解して、自分の遊び方に合ったものを選びましょう。

  1. Vanilla(バニラ)

    • 特徴: MODやプラグインを一切入れない、マイクラ公式のありのままの状態です。
    • こんな人におすすめ:
      • 純粋なサバイバル生活を友達と楽しみたい。
      • とにかくシンプルに、すぐに始めたい。
      • 配布ワールドをそのままの環境で遊びたい。
  2. Paper / Spigot(ペーパー / スピゴット)

    • 特徴: 「プラグイン」という拡張機能を追加できる、軽量化されたサーバーです。Aternosで一番人気があり、初心者には最もおすすめです。
    • こんな人におすすめ:
      • テレポート機能や、荒らし対策など、便利な機能を追加したい。
      • サーバーの動作を少しでも軽くしたい。
      • (※プラグインについては後の章で詳しく解説します)
  3. Forge / Fabric(フォージ / ファブリック)

    • 特徴: 「MOD」を追加して、ゲームの内容そのものを大きく変えて遊びたい上級者向けのサーバーです。
    • こんな人におすすめ:
      • 工業MODや魔術MOD、新しいMOBを追加するMODなどで遊びたい。
      • (※MODサーバーは設定が少し複雑になるため、まずはVanillaかPaperで慣れてから挑戦するのがおすすめです)

【おすすめの選び方】
よくわからない、という方は、まず「Paper」を選んでおけば間違いありません。後から機能を追加したくなった時にスムーズに対応できます。

ソフトウェアを選んだら、次に「バージョン」を選択します。
マイクラのゲームバージョン(1.19.4や1.20.1など)を選びます。ここで選んだバージョンと、あなたのパソコンに入っているマイクラのバージョンが一致していないとサーバーに入れないので、注意してください。

  • 基本的には、一番上の最新バージョンを選びましょう。
  • 友達と遊ぶ場合は、必ず全員のバージョンを統一してください。

バージョンを選択すると、インストールボタン(矢印のアイコン)が表示されるので、クリックします。確認画面が出るので「はい、再インストールします」をクリックすれば、ソフトウェアの導入は完了です。

これで、あなたのサーバーの骨格が完成しました!


第4章:実践編③ – サーバーを起動してマイクラから接続しよう

さあ、いよいよサーバーを起動して、マイクラの世界に接続します。

ステップ1:サーバーを起動する

Aternosの管理メニューから「サーバー」をクリックして、サーバーのトップページに戻ります。
画面中央に、緑色の大きな「起動」ボタンがあるはずです。これをクリックしましょう!

【待機キューについて】
Aternosは無料サービスのため、世界中のユーザーが同時に利用しています。そのため、サーバーを起動しようとすると「待機キュー」に入り、順番待ちになることがあります。特に、夕方や週末など混雑する時間帯は待ち時間が長くなることも。気長に待ちましょう。自分の順番が来ると、自動的にサーバーの起動が始まります。

ステップ2:起動完了とタイマーの確認

サーバーの起動が始まると、「準備中…」「読み込み中…」といったステータスが表示されます。少し待つと、「オンライン」という表示に変わり、起動音が鳴ります。これでサーバーが起動しました!

ここで重要なことを覚えておいてください。

  • サーバーアドレスとポート番号: サーバーがオンラインになると、「接続」という項目に 〇〇〇.aternos.me:12345 のような形でアドレスとポート番号が表示されます。この情報がマイクラから接続するために必要です。
  • タイマー: Aternosのサーバーは、誰もログインしていない状態が約5分続くと、自動的に停止します。これは、リソースを有効活用するための無料サービスならではの仕組みです。画面に残り時間が表示されているので確認しましょう。誰か一人がログインすれば、このタイマーは停止します。

ステップ3:Minecraftを起動してサーバーを追加

パソコンでMinecraftランチャーを起動し、サーバーと同じバージョンを選択してゲームを開始します。

  1. タイトル画面で「マルチプレイ」をクリックします。
  2. マルチプレイの画面で、右下にある「サーバーを追加」ボタンをクリックします。

ステップ4:サーバー情報を入力

「サーバー情報の編集」という画面が表示されます。ここに、先ほどAternosで確認した情報を入力します。

  • サーバー名: 自由につけてOKです。「みんなのワールド」など、自分が分かりやすい名前にしましょう。
  • サーバーアドレス: Aternosの画面に表示されていた 〇〇〇.aternos.me:12345正確にコピー&ペーストします。手入力すると間違えやすいので、Aternosの画面にあるコピーボタンを使うのが確実です。

入力したら「完了」ボタンをクリックします。

ステップ5:サーバーに接続!

サーバーリストの画面に戻ると、今追加したサーバーが表示されているはずです。
サーバー名の右側に緑のアンテナマークが表示され、プレイヤー数が表示されていれば、正常に接続できています。

あとは、サーバーを選択して「サーバーに接続」ボタンを押すか、サーバー名をダブルクリックするだけ!

ロード画面が表示され…見慣れたマイクラの世界が表示されれば、接続成功です!おめでとうございます!あなたは今、自分だけのサーバーに降り立ちました。


第5章:応用編① – サーバーを快適に!オプション詳細設定

サーバーに接続できたら、次はもっと自分たちの遊びやすいように、細かいルールを設定していきましょう。Aternosの管理メニューから「オプション」をクリックしてください。
たくさんの設定項目が並んでいますが、特に重要なものを解説します。

  • スロット数 (Slots)

    • 同時にサーバーに接続できる最大人数です。無料サーバーなので、あまり多くしすぎると重くなる原因になります。一緒に遊ぶ友達の人数に合わせて設定しましょう(例:5人)。
  • ゲームモード (Gamemode)

    • サーバーに参加したプレイヤーの初期ゲームモードです。
    • サバイバル: 体力や満腹度があり、素材を集めて生活する基本モード。
    • クリエイティブ: 空を飛べて、アイテムが無限に使える建築・検証向けモード。
    • アドベンチャー: ブロックの破壊・設置が制限される、配布マップ向けのモード。
  • 難易度 (Difficulty)

    • ゲームの難易度です。
    • ピースフル: 敵MOBが一切出現せず、満腹度も減りません。
    • イージー / ノーマル / ハード: 敵の強さや空腹の速さなどが変わります。友達と相談して決めましょう。
  • ホワイトリスト (White-list)

    • 【超重要!】 これを有効にすると、許可したプレイヤーしかサーバーに入れなくなります。見知らぬ人が入ってきてワールドを荒らされるのを防ぐために、必ず有効(オン)にすることをおすすめします。設定方法は次の章で詳しく解説します。
  • オンラインモード (Online-mode / Cracked)

    • 【超重要!】 これは、正規のMinecraftアカウントを持っている人だけがサーバーに入れるようにする設定です。必ず有効(チェックを入れた状態)にしてください。無効にすると、セキュリティが非常に脆弱になり、誰でもあなたになりすましてログインできてしまいます。絶対にオフにしてはいけません
  • PVP (Player vs Player)

    • プレイヤー同士で攻撃ができるかどうかを設定します。友達と戦いたいなら有効に、仲良く建築したいなら無効にしましょう。
  • コマンドブロック (Command blocks)

    • 特殊なコマンドを実行できるコマンドブロックを有効にするかどうか。配布ワールドなどで必要になることがあります。
  • 動物 / モンスター / 村人 (Animals / Monsters / Villagers)

    • それぞれのMOBをワールドに出現させるかどうかを設定できます。

【注意】
これらのオプション設定を変更した後は、サーバーを「再起動」しないと反映されません。設定を変更したら、一度サーバーを停止し、再度起動しましょう。


第6章:応用編② – ホワイトリストで友達を招待しよう!

オプション設定で「ホワイトリスト」を有効にしたら、次はそのリストに友達を追加して、サーバーに入れるようにしてあげましょう。

ステップ1:「プレイヤー」メニューを開く

Aternosの管理メニューから「プレイヤー」をクリックします。
すると、「ホワイトリスト」と「OP」という2つのサブメニューが表示されます。

ステップ2:ホワイトリストに友達を追加

ホワイトリスト」をクリックします。
入力欄が表示されるので、そこにサーバーに招待したい友達のMinecraft ID(ユーザー名)を正確に入力し、右側の「+追加」ボタンを押します。大文字・小文字も区別されるので、一文字も間違えないように注意してください。

追加されると、下にリストが表示されます。これで、その友達はあなたのサーバーに入れるようになりました。自分自身のIDも忘れずに追加しておきましょう。
このリストに載っていない人は、たとえサーバーアドレスを知っていても「You are not whitelisted on this server!」と表示され、中に入ることはできません。これで安心ですね!

ステップ3:OP(管理者権限)を設定する

OP(オペレーター)」は、サーバーの管理者権限を持つプレイヤーのことです。OPになると、ゲーム内で特別なコマンドが使えるようになります。

  • ゲームモードの変更 (/gamemode creative)
  • 天候の変更 (/weather clear)
  • プレイヤーのテレポート (/tp)
  • アイテムの付与 (/give)

など、サーバー運営に便利なコマンドが利用可能です。

設定方法はホワイトリストと全く同じです。「OP」メニューを開き、管理者権限を与えたいプレイヤー(自分や、信頼できる友達)のMinecraft IDを入力して「+追加」ボタンを押すだけです。

むやみに全員をOPにするのはトラブルの元なので、サーバーの管理を手伝ってくれる信頼できる人だけに設定しましょう。


第7章:応用編③ – ワールドを自由に管理しよう

今遊んでいるワールドをバックアップしたり、インターネットでダウンロードした配布ワールドで遊んだりすることも、Aternosなら簡単にできます。

Aternosの管理メニューから「ワールド」をクリックしてください。

ワールドの生成(新しいワールドを作る)

生成」ボタンを押すと、新しいワールドを作成するためのオプションが表示されます。

  • シード値 (Seed): ワールドの地形を決める文字列です。特定のバイオーム(メサやキノコ島など)がすぐ近くにある「神シード」などを入力してワールドを生成できます。
  • ワールドタイプ (World-Type): 「デフォルト」「フラット」「大きなバイオーム」など、ワールドの生成方式を選べます。
  • ハードコア (Hardcore): 一度死んだらリスポーンできなくなる、超高難易度モードです。

設定して「生成」を押せば、次回のサーバー起動時から新しいワールドで始まります。(注意:今までのワールドは上書きされて消えてしまうので、必要な場合は必ずバックアップを取ってください!

ワールドのアップロード(配布ワールドなどで遊ぶ)

遊びたい配布ワールドや、今までシングルプレイで育てたワールドをサーバーに持っていくことも可能です。

  1. ワールドデータを準備する:
    • 配布ワールドなら、ダウンロードしたzipファイルを解凍しておきます。
    • シングルプレイのワールドは、PCの C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft\saves フォルダの中にあります。
  2. zipファイルに圧縮する: アップロードしたいワールドのフォルダを、中身ごとzipファイルに圧縮します。
  3. Aternosにアップロード:
    • Aternosの「ワールド」メニューで「アップロード」→「ZIPアーカイブ」を選択します。
    • 先ほど作成したzipファイルを選択してアップロードします。
    • アップロードが完了したら、サーバーを起動すればそのワールドで遊べます。

ワールドのダウンロード(バックアップを取る)

万が一に備えて、サーバーのワールドデータを自分のPCに保存(バックアップ)しておくことは非常に重要です。

「ワールド」メニューの「ダウンロード」ボタンをクリックするだけです。ワールドデータがzipファイルとしてダウンロードされます。定期的にバックアップを取る癖をつけておくと安心です。


第8章:応用編④ – プラグインでサーバーをパワーアップ! (Paper/Spigot限定)

サーバーのソフトウェアとして「Paper」または「Spigot」を選んだあなたは、「プラグイン」という魔法のツールを使うことができます。

プラグインとは?
サーバー側にだけ導入する拡張機能のことです。MODと違い、サーバーに参加するプレイヤー側は何も導入する必要がないのが最大の特徴です。手軽にサーバーを便利にできます。

Aternosの管理メニューから「プラグイン」をクリックしましょう。

人気のプラグインを検索して、バージョンを選び、インストールボタンを押すだけで簡単に導入できます。導入後はサーバーの再起動が必要です。

【初心者におすすめの定番プラグイン】

  • EssentialsX: /spawn(初期地点に戻る)、/home(自分の家を登録してワープ)、/tpa(他のプレイヤーにテレポート申請)など、マルチプレイに必須の便利コマンドを大量に追加します。まず最初に入れるべきプラグインです。
  • WorldEdit: 整地や建築を劇的に効率化する「神」プラグイン。/wand で木の斧を出し、範囲選択して /set stone と打てば一瞬で石に置き換わる…など、クリエイティブモードでの建築が捗ります。
  • LuckPerms: 権限を細かく設定できるプラグイン。「一般プレイヤーはここまでのコマンド」「管理者はここまでのコマンド」といった設定が可能です。少し上級者向けですが、大規模なサーバー運営には必須です。
  • Multiverse-Core: サーバー内に複数のワールド(サバイバルワールド、クリエイティブワールド、資源ワールドなど)を作成し、自由に行き来できるようにするプラグインです。

これらのプラグインを導入するだけで、バニラとは比べ物にならないほど快適で高機能なサーバーになります。ぜひ挑戦してみてください。


第9章:応用編⑤ – MODで全く新しいマイクラを! (Forge/Fabric限定)

もしあなたが、マイクラの世界に新しいアイテム、新しいMOB、新しいダンジョンを追加して、ゲームシステムそのものを変えて遊びたいなら、「MOD」サーバーに挑戦しましょう。

【MODとプラグインの決定的な違い】
MODは、サーバーと、そこに参加するプレイヤー全員のパソコンの両方に、全く同じMODを導入する必要があります。一人でも導入を忘れたり、バージョンが違ったりするとサーバーに入れません。ここがプラグインとの大きな違いで、少しだけハードルが上がります。

MODサーバーの立て方

  1. ソフトウェアの変更: Aternosの「ソフトウェア」メニューから、「Forge」または「Fabric」を選び、遊びたいMODに対応したバージョンをインストールします。
  2. MODのインストール(サーバー側):
    • Aternosの管理メニューに「MOD」という項目が現れるので、それをクリックします。
    • 遊びたいMODを検索し、正しいバージョンを選んでインストールします。
  3. MODのインストール(プレイヤー側):
    • まず、自分のPCにForgeまたはFabricのインストーラーを導入します。
    • Minecraftランチャーを起動し、Forge/Fabric用のプロファイルが追加されていることを確認します。
    • .minecraft フォルダの中に作られた mods フォルダに、サーバーに入れたものと全く同じバージョンのMODファイル(.jarファイル)を入れます。
    • この作業を、サーバーに参加する友達全員が行う必要があります。
  4. 起動と接続:
    • 全員の準備ができたら、Aternosでサーバーを起動します。
    • プレイヤーは、MinecraftランチャーでForge/Fabric用のプロファイルを選択してゲームを起動し、サーバーに接続します。

手順は少し複雑になりますが、「黄昏の森」のような巨大なダンジョンを追加するMODや、工業化を進めるMODなど、MODでしか味わえない冒険が待っています。友達と協力して、導入にチャレンジしてみてください。


第10章:トラブルシューティング & FAQ

最後に、サーバー運営でよくある質問とその解決策をまとめました。

Q1. サーバーに接続できません!
A. 慌てずに以下の点を確認してください。
* サーバーは起動していますか?: Aternosの画面でステータスが「オンライン」になっていますか?
* サーバーアドレスは正しいですか?: ポート番号まで含めて、一字一句間違えずに入力しましたか?
* ゲームのバージョンは合っていますか?: Aternosで設定したバージョンと、Minecraftランチャーで起動したバージョンは同じですか?
* ホワイトリストに登録されていますか?: あなたのMinecraft IDはホワイトリストに追加されていますか?
* (MODサーバーの場合)MODは全員同じですか?: サーバーとプレイヤー全員のMOD構成・バージョンは完全に一致していますか?

Q2. サーバーが重い・ラグがひどいです。
A. Aternosは無料サービスなので、高性能な有料サーバーに比べるとスペックは高くありません。
* 同時接続人数を減らしてみましょう。
* 動物やモンスターの数をオプションで減らしてみましょう。
* 多数のMODやプラグインを導入している場合は、不要なものを削除してみましょう。
* TNTの爆破や大量のMOBなど、サーバーに負荷がかかる行為は避けましょう。

Q3. サーバーが勝手に止まってしまいます。
A. Aternosの仕様です。サーバーに誰も接続していない状態が約5分続くと、自動的に停止します。遊び終わったら手動で「停止」ボタンを押すのが良いですが、忘れても自動で止まるので安心です。

Q4. ワールドデータが消えてしまいました!
A. ソフトウェアを再インストールしたり、ワールドを再生成したりすると、今までのワールドは消えてしまいます。重要なワールドで遊ぶ前には、必ず「ワールド」メニューからワールドをダウンロードしてバックアップを取る習慣をつけましょう。


おわりに

ここまで本当にお疲れ様でした!
この記事で解説した手順を一つ一つ実行すれば、誰でも簡単に自分だけのマイクラサーバーを立てることができます。

最初はバニラのサバイバルワールドで友達と家を建てるだけでも、最高に楽しい時間になるはずです。慣れてきたら、便利なプラグインを追加したり、配布ワールドで遊んだり、さらにはMODを導入して全く新しい世界に挑戦したりと、あなたのマイクラライフの可能性は無限に広がっていきます。

サーバーは、あなたと友達だけの特別な遊び場です。ルールを守って、お互いを尊重し合いながら、最高の思い出を作ってください。

さあ、友達を招待して、冒険に出かけましょう!
Enjoy your Minecraft life

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